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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2009年11月03日

信じがたい光景

 弊社の設計を担当してくださる一級建築士が、ニコニコしながら「おもしろい映像があるんだけど、見たい?」
 「また~、先生、ヤバイ映像じゃないの?」
 「コレ、そうとうヤバイと思うよ。あんまり公表できないと思うよ」
と映像を見せていただいて度肝を抜かれました。

それは10月某日、某所で行われた地震倒壊実験の模様でした。
建物は在来工法で建てられたもので、同型の2棟が実験棟内に建築され、一方は現行の建築基準法をクリアしているレベル。そしてもう一つは建築基準法の1.25倍の耐震強度を必要とする今流行りの「長期優良住宅基準」をクリアした建物でした。

いかに「長期優良住宅」の方が耐震性があるかを実証するための実験のようでした。
耐震基準値の1.8倍の地震力を与えての実験ですから、仮説では、基準法をクリアしている方は、即座に倒壊、「長期優良住宅」クリア基準の方は、何とか倒壊を免れて、人命に危害を及ぼすようなことはない。というものだったようです。

 場内では秒読みが開始され、その後もの凄い揺れが2棟を襲います。
1棟のほうは、全体が平行移動のように揺れた瞬間、一撃で壁内部の筋交いが破壊され、一階がくの字に曲がり、上から押しつぶされるのも時間の問題のようです。

もう一棟は柳のように、揺れに揺れて何とか力を逃がしています。がこちらもいつ倒壊してもおかしくない状態。とその時、くの字に曲がっていた方の建物は、1階が押しつぶされて倒壊。もう一方は、からくも倒壊を免れました

さすが「長期優良住宅」と思いきや、建築士の言葉に耳を疑いました。
「倒壊したほうが、長期優良住宅です。金物でガチガチに固めて強度を出したのでしょうが、逆に地震のゆれを吸収することが出来ず、筋交いが破壊されたのでしょう。一方の現行法基準レベルの方は、接続金物などが少ない分、チカラを逃がし得て耐えられたのだろう」と言っていました。

建築基準法上の耐震強度要求項目的には「数百年に一度発生する震度6強~7程度の大地震で、人命に危害を及ぼすような倒壊等の被害を生じないこと」とされています。

つまり、家は修復不可能な状態にあったとしても、潰れて人が下敷きにならないような強度を必要とするということです。
このレベルをクリアしている建物を耐震等級1(建築基準法クリア基準)、そしてその1.25倍の強度を有しているものを耐震等級2(長期優良住宅クリア基準)、さらに最高等級は1.5倍の強度を有する耐震等級3とランク分けされています。

この基準から言うと、いくら計算値の耐震強度があっても、件の実験のように耐震強度2でも潰れてしまっては何ともならないですし、からくも倒壊せずに残った耐震強度1の建物のほうが、まだ人命への危害が少ないことになります。

どうもこのような実験は、全国各地で行われているようなのですが、その度に実験データが異なるとのことで、いったい、どれが実態に即したのデータなのかがわからないのが、本当のところのようです。

確かに、地震による力は、その立地条件によっても異なるし、実験室のような環境の整った場所で普遍の安全データを取るのは難しいのかもしれません。

私は学者ではないので断定的なことは言えませんが、ともあれ木造住宅の場合、数百年に一度発生するような大きな地震では、倒壊するか否かは運、不運がどうしても付きまとうような気がしてなりません。

いずれにしても、安全な住宅を提供するのが私どもの使命でもありますから、現段階でよりベターな方法を取り入れていくのが、唯一の方法であることだけは間違いないようです。






              < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
http://www.value-c.jp
  


Posted by バリューの親方 at 09:00