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バリューの親方
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私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年03月01日

「泣き」の一回

「え~っ、頼むよ頼む!もう一回だけ!お願い!!」
泣きの一回と言って大概は「しょうがねぇな~、絶対一回だけだよ・・・」となるのが世の情けというものです。

ぶち切れオヤジ亀井静香郵政・金融担当大臣の爆弾発言に端を発した中小企業金融円滑化法ですが、正にこれが「泣きの一回」法で守ってあげるという何とも心強い「泣きの一回」です。

 同法は昨年12月4日から施行され、2011年3月までの時限措置です。
施行後まもなく三ヶ月が過ぎようとしています。現状はどうなっているか、特に住宅ローン関連には、商売柄、随分と気にかかるるところです。

 公式のデータでは大手銀行の12月末締めの約1か月分しかでていませんが、約3900件の申し込みで、110件と2.8%程度の条件変更だそうですが、この時点では審査中のものが多かったことも予測されます。
銀行側のコメントでは、申し込みの半分以上には返済条件を見直すとしていますから「泣きの一回」は、今後もある程度の効果は期待できそうです。

 ただ、勘違いすると困るのですが、返済の条件はあくまでも変更であって、抹消や棒引き、免責、割引きというものではありません。
借りたお金は、返さねばならない義務がありますし、銀行も慈善事業ではありません。

 条件の変更とは、賞与から返済する割合を減らしたり、返済期間を延ばしたり、毎月の支払額を抑えたりするということです。
要は今は厳しいのでこの苦しみを先延ばしするということで、いつかはそのしわ寄せが、必ずやって来ることを忘れちゃダメです。しかもそのしわ寄せを解消するのは、年老いた自分であることも覚悟しなければなりません。

 銀行は損をしません。
住宅ローンは、ほとんどの場合、借り主が破綻したとしても、保証協会が代りに借り入れ残金を精算してくれますし、返済条件を変更して、先延ばしにすればするほど、銀行には金利が多く入ってきます。
 
 さらに、借り主が死亡したりしても、ちゃんと保険金で残金は精算されます。
ある意味、銀行にとって住宅ローンは、最も安全率の高い(事故率の低い)貸し出しということでもあります。

 とは言え、本当に破綻してしまうとその建物の行き先は、代りに借金を精算してくれた保証協会に移り、中古住宅として競売にかけられるか、任意売買と言って専門の不動産会社に仲介してもらって、自宅を換金処分することになります。

こういう案件が多くなってくると、不動産業界で最も欠落している「中古物件市場」がしっかりと構築されていないと、右から左へと流れなくなり、大量の中古物件がだぶつくことにもなりかねません。

残念なことに、同じ中古を売買している中古車業界の足元にも及ばない査定方法や流通形態なのです。
こんな業界でも先を見越している業態もあります。
中古住宅を現金で買取り、リフォーム後販売する「再生住宅販売業」です。
今後は「再生住宅のカリスマ」なんていうリフォームデザイナーも出現するでしょうね。
これは私も今、最も注目しているビジネスモデルでもあります。





              < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
http://www.value-c.jp

  


Posted by バリューの親方 at 18:20