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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年04月11日

そんな事件あったの?

 名張毒ぶどう酒事件。昭和36年と言いますから、私とてまだ3歳かそこいらです。全く覚えていません。

でも事件の内容を読むと、なんか昭和の臭いがプンプンしますね。
三角関係の清算だとか、近隣の未亡人と竹薮で密会とか、折り詰めで宴会とか・・・。それよりも何よりもワインじゃなくて「ぶどう酒」というのが何とも趣がありますね。もちろん毒入りはいただけませんが。

 そう言えば、中国ではちゃんと今も「葡萄酒」と記されて国産ワインが店頭を飾っています。でも、はっきり言って飲めた代物ではありません。ワインを完全に勘違いしてます。あれは明らかにワインではなく「葡萄酒」という別物の果実酒です。もっとも、日本と同じ、あるいはそれ以上の金額で買える「葡萄酒」はそれなりの味はします。中国の名誉のためにも付け加えておきます・・・。

 さてさて、「ぶどう酒」と言うと、どうも赤ワインのイメージが強いのですが、事件に使われたのは白ワインだそうです。それも一升瓶に入っており、王冠で打栓されていたそうですから、コルク式でオシャレな今のワインとは随分様子が違ったようです。まさに「ぶどう酒」と言った方が、ピッタリだったのかもしれません。
いつの頃から日本は小洒落たワインなどと言う様になったんでしょうね。

田舎の公民館に集まった宴席で、折り詰めを囲み、「ぶどう酒」を注ぎ合うなんて、ちょっとイメージできないですね。

 知らぬ事件とはいえ、被告はもういい年でしょう。いくらなんでも裁判に時間が掛かり過ぎの感は否めません。
これではもしも冤罪でご赦免になっても、文字通り「俺の一生を返してくれ」と言われてしまいます。へたすりゃ、死刑になる前にこのまま老衰ってことだってありえる状況です。

中国のスピード処刑も考え物ですが、あまりにも長すぎる日本の裁判も考え物ですね。それで、冤罪だったということになって「誠に申し訳なく思います」なんて裁判官が頭下げて終わってしまうような茶番では、今に「鼻タレ」世界の笑いものになります。

  


Posted by バリューの親方 at 09:11