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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年04月26日

借主が強い賃貸の世界

 本来「貸し借り」は、いかなる条件をつけて貸し借りしようが「契約の自由」が民法で保障されています。

でも、貸家(賃貸)の契約は別物なのです。
大正十年に施行された借家法があり、これが平成4年に借地借家法という法律に改められましたが、根底は変わっていません。ここには契約の自由の前に、貸主より借主が保護されるよう規定されています。

 さらに、平成12年にできた消費者契約法などにより、借主は「鋼の鎧」を手に入れました。
一度貸したら最後、よほどの事由がない限り、借主に立ち退きを求めるのは至難の業です。要するに居座ったモン勝ちのような法律になっています。

 前々から、何故契約は相対のものであり、平等のはずなのにこんなにも借主が保護されているのか、不思議に思っていました。そんなに大家は悪どい人種なの????

 よくよく調べると、そうじゃなかったんです。
これには「はは~ん、なるほどね」と頷く歴史的背景がありました。
昔、日本は列強の仲間入りをすべく、富国強兵で軍事力を強化していました。そこには大量の兵士が必要になります。もちろん徴兵で集めます。そして、列強相手に戦争です。

 戦死者も数多く発生します。でも、彼らは英霊です。
その英霊の戦争未亡人や家族が、大黒柱を失い、あげくに家賃を払えずに借家をおん出されたなどと言うことになっては、それこそ安心してお国のために出征する事なんかできなかったというわけです。

 民法で定めた契約の自由にも優先して、大家より借主が優先されるのは、こういう国の温情が脈々と生きているからなのだそうです。

 そんなこととはつゆ知らず、消費者だからとか、借主だからと何でもかんでも権利を主張する借主が多いのも事実です。
自分の権利ばかりを主張する前に、その法律の礎となった英霊に手を合わせるのが先だと思うんですけどね。






              < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
http://www.value-c.jp  


Posted by バリューの親方 at 23:11