2010年05月07日
ばあちゃんの勲章
男の勲章とか職人の勲章などなど、ときどき意味を違えた用法で使われる言葉ですが、ばあちゃんの勲章。
お陰さまで、私の母親は二人とも天童と酒田で元気に暮らしています。
その義理の母、つまり家内側のばあちゃんと言うことになりますが、この通称「天童ばあちゃん」が、本物の勲章を頂ける事になりました。
長年の交通安全運動普及の功績が認められたのでしょう。
なんと男衆と並んで、旭日双光章です。
12日に陛下より拝受との事です。
77歳と高齢?でもあり、添乗員方々、娘(家内)を伴っての式典参加の上京だそうです。
勲章などというと、とんと人事のように思われがちですが、私はこの旭日双光章と聞いた瞬間に、そのデザインをすぐにイメージできました。
小学校6年生のときの社会科自由研究で、日本の勲章というテーマで、賞を頂いたことがあったからなんです。
しかも、このたび頂戴する勲章とよく似た勲章の実物を、子供の頃実際に手に取ったり、胸に下げて遊んだ記憶があるのです。
天童で中橋医院を開業した中橋幸三は、元陸軍軍医大尉で私の祖父です。
この祖父が頂いたのが、勲六等単光旭日章という勲章でした。
黒光りする漆の箱に入ったその勲章は、白色で警察のマークのような形をしており、真ん中に円形で真っ赤なルビーのような装飾が施され、白地に両側が赤縁取りのリボンがついたものでした。リボンと勲章の繋ぎ目には緑色の桐の装飾が、自在に動くピンで接続されていました。
今回、天童ばあちゃんが頂けるのは、このワンランク上の旭日双光章です。
今は廃止になり名前も変わってしまいましたが、昔風に言えば勲五等双光旭日章です。
なんか、身近だった義母が神々しく見えてきますね。家に居ると普通のばあちゃんなんですが。
長年の功績ということですから、今回叙勲の栄誉にあずかった方々は、ごくごく一部を除いては、ご年配の方が多かったようですが、どんだけ功績が大きくとも20代や30代の方々は頂けないようです。
まだまだ人生が長く、叙勲の栄誉に輝いた人が、その先どんな事になるか分からないし、人生の転がり方を誤って、司法のお世話になるようなことがあっては、それこそ大変です。
とは言え、寿命が延びた今日、勲章を頂いてからの人生も20~30年は十分あります。
叙勲の誉れを受けた本人のみならず、その義理の息子や孫が、人様を騒がせるようなことのなきよう、精進せねばならないんでしょうね。
小奇麗な女の子の居るような飲み屋には、今後、決して近づきますまい・・・。 二次会は。
これが祖父のと同じ勲六等単光旭日章
こちらが義母が拝受する旭日双光章。
単光ではなく双光なので、ぎざぎざ部分が
交互に金と銀に輝いています。
(両写真ともWikipediaよりお借りしました)
お陰さまで、私の母親は二人とも天童と酒田で元気に暮らしています。
その義理の母、つまり家内側のばあちゃんと言うことになりますが、この通称「天童ばあちゃん」が、本物の勲章を頂ける事になりました。
長年の交通安全運動普及の功績が認められたのでしょう。
なんと男衆と並んで、旭日双光章です。
12日に陛下より拝受との事です。
77歳と高齢?でもあり、添乗員方々、娘(家内)を伴っての式典参加の上京だそうです。
勲章などというと、とんと人事のように思われがちですが、私はこの旭日双光章と聞いた瞬間に、そのデザインをすぐにイメージできました。
小学校6年生のときの社会科自由研究で、日本の勲章というテーマで、賞を頂いたことがあったからなんです。
しかも、このたび頂戴する勲章とよく似た勲章の実物を、子供の頃実際に手に取ったり、胸に下げて遊んだ記憶があるのです。
天童で中橋医院を開業した中橋幸三は、元陸軍軍医大尉で私の祖父です。
この祖父が頂いたのが、勲六等単光旭日章という勲章でした。
黒光りする漆の箱に入ったその勲章は、白色で警察のマークのような形をしており、真ん中に円形で真っ赤なルビーのような装飾が施され、白地に両側が赤縁取りのリボンがついたものでした。リボンと勲章の繋ぎ目には緑色の桐の装飾が、自在に動くピンで接続されていました。
今回、天童ばあちゃんが頂けるのは、このワンランク上の旭日双光章です。
今は廃止になり名前も変わってしまいましたが、昔風に言えば勲五等双光旭日章です。
なんか、身近だった義母が神々しく見えてきますね。家に居ると普通のばあちゃんなんですが。
長年の功績ということですから、今回叙勲の栄誉にあずかった方々は、ごくごく一部を除いては、ご年配の方が多かったようですが、どんだけ功績が大きくとも20代や30代の方々は頂けないようです。
まだまだ人生が長く、叙勲の栄誉に輝いた人が、その先どんな事になるか分からないし、人生の転がり方を誤って、司法のお世話になるようなことがあっては、それこそ大変です。
とは言え、寿命が延びた今日、勲章を頂いてからの人生も20~30年は十分あります。
叙勲の誉れを受けた本人のみならず、その義理の息子や孫が、人様を騒がせるようなことのなきよう、精進せねばならないんでしょうね。
小奇麗な女の子の居るような飲み屋には、今後、決して近づきますまい・・・。 二次会は。
これが祖父のと同じ勲六等単光旭日章
こちらが義母が拝受する旭日双光章。
単光ではなく双光なので、ぎざぎざ部分が
交互に金と銀に輝いています。
(両写真ともWikipediaよりお借りしました)
Posted by バリューの親方 at
00:20