QRコード
QRCODE
庄内・村山・新庄・置賜の情報はコチラ!

山形情報ガイド・んだ!ブログ

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2010年08月24日

隠れた秀逸

 仕事柄、面白い建築物があると聞くと、どこまででも見に行きます。
また、そういう建物が載った雑誌や特集本はよく買いあさります。

日本の伝統と西洋の融合建築と言うのが中でも好きな分野です。
「なんつちゃって西洋建物」というカテゴリーです。
東北では、弘前や盛岡あたりに面白いのが結構あります。

 山形も七日町の裏通りや一本通りを入ってみると、タイムスリップしたようなこ洒落た建物がひっそりとたたずんでいます。昔の町医者などの医療系の建物や旦那衆の居宅、商家が多いようです。

 そして隠れた秀逸、山形の「なんちゃって西洋建物」の代表格と言えば、復元された「済生館」でしょう。ド派手な色でペイントされた三楼の洋館です。あれが、旧県立病院だと言うから驚きです。オリジナルの建造は明治12年だそうです。

しかも、中庭を配したドーナッツ状で、八家の住宅かラブホのUFO見たいな構造です。
聞けば、受付から診察、手術とドーナッツ状に配された部屋を回ると一通り医療が終了する、言ってみればベルトコンベア式の診察回廊になっているのだそうです。

 医療システムはさておき、診察回廊のある1楼はドーナッツ状とは言え、完全な円形ではありません。当時の在来工法、寺院建築では真円を形成するのは無理があったのでしょう。それで16角形で円曲を形成しています。

そして2楼目、正面の棟になっている部分ですが、こちらは四角形で何の変哲もありませんが3楼目は、またまた円形に成り、こちらは八角形です。

 建造を前にして、あちらこちらの洋館を見に行き、デザインを練って地元の大工たちが、日本の伝統建築技術を駆使して洋館を真似たのでしょう。
この建築に関わった大工たちの資料は残されているようですが、ここでミステリーが一つ。

 当時、山形を代表する建物だったにもかかわらず、設計者名が出てこないのです。
まさか、ガウディの聖家族教会のように、デザイン画だけであとは現場の棟梁が何とかしたと言うならいざ知らず、それ相応の構造計算をしなければ、塔型に一部3楼となった木造建物は、もちません。

では誰が・・・・

 一説には、土木・建築マニアだった時の県令、三島通庸が自らデザイン、設計したのではと言われています。それであれば、わざわざ建築家の欄に氏名を記すこともないと頷けます。
事実、他の建物ではありますが、三島県令が自らデザインとラフ設計をした建物図面の巻物もちゃんと現存すると聞きました。

病は気からと言います。
清潔さだけをイメージして、白が多い病院建築ですが、香港のタイガーバームガーデンのようにド派手な旧・済生館のような病院なら、ムラムラと生きる気力も湧いてくると言うものですね。





                < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
  


Posted by バリューの親方 at 14:22