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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年11月19日

機内アナウス

 キャビンアテンダントの機内アナウスは日本語も英語もマニュアル通りですが、機長アナウスはその感性が問われます。もちろん、安全注意事項、現在の高度、現地の天候と気温、この先の空の状況など基本的な部分は同じです。でも感性はその後です。

 ヨーロッパからの帰国便では「皆様、お帰りなさいませ。左手には、日本の象徴、霊峰富士が皆様の無事帰国を晴れ晴れしく出迎えております。」とやって拍手喝さいでした。

韓国への往路便では、一緒に乗り合わせた修学旅行生に「本日は○○高校の皆さんが就学旅行でご搭乗いただいております。三年間のよき思い出のお手伝いができますこと、乗務員一同、大変うれしく思っております。どうぞ広い視野で世界をご覧になり、沢山の貴重な体験をなさってください。」とやって、機内には「ワー」と「キャー」という歓声を沸き起しました。

 さて、先日のJAL四国便での機長アナウスです。
「ご存知の通り、私ども日本航空は現在、会社更生法の手続き中で、ご搭乗の皆様にも大変ご心配をお掛けしております。私も従業員の一人としてお詫び申し上げます。大変申し訳ございません。皆様のご期待に添えますよう従業員一丸となって努力を続けてて参りますとともに、より安全な空の旅を目指して参りますので、今後とも変わらぬご支援をお願いいたします」

 搭乗客はみな天井を見上げて神妙に聞いていました。そしてこの難しい言葉を英語でもアナウスをしていました。おお、やるじゃん!!
となりに座ったオヤジは独り言のように「よし!また乗ってやるぞ・・・がんばれい」とポツリ。

 折りしもこの日の朝刊で、京セラなどの資本投資や金融団の融資がほぼ本決まりになるというニュースと、希望退社では予定数に足りず、客室乗務員を整理解雇しなければならないと言うニュースが発表された直後でした。

私はてっきり客室乗務員は組合活動が盛んで、整理解雇に断固反対し、再建に向かう会社の方針なんてどこ吹く風という感じなのかなと思っていました。
でも機長と言えば実務現場の管理職です。さすがだな~と思いました。

国際時代の草分けより、尾翼には鶴丸のマークを描き、ナショナルフラッグとして機体に国旗を頂く会社だけのことはあると思いましたし、まだまだ、こういう機長がいるぐらいだから、JALも捨てたもんじゃないとも思いました。

他社の事ながら、一日も早い復活立て直しが成功することを願わずにはおられませんでした。





                < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き新築一戸建てマイホーム。
山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。
アパート脱出応援団のバリューハウスです。
もちろん土地から中古住宅、賃貸まで不動産全般の業務に対応できます。
  


Posted by バリューの親方 at 11:06