2010年12月09日
寒河江の英断
寒河江と天童、最上川をはさんで対峙しています。お互いに寒河江衆、天童衆と呼び合い、相互に向こうよりはこちらが上と譲りません。時として、民度の差などとも陰口を叩き合います。
ただ、互いに住む気はしないが、通学や通勤ならと行き来があります。このところ、天童市内からの寒河江高校への通学生も飛躍的に多くなってきています。
そのライバル寒河江市が、いち早くやってくれました。
言ってみれば、ああでもない、こうでもないと何でも躊躇し、問題の本質を見極められない天童市が、寒河江に先を越されたというわけです。
寒河江は、市の発展は若いファミリーの定住からと言うことと、裾野の広い建築業振興をからめて、新築住宅や増改築に補助金を出したのです。
このところ、大ヒットとなったエコポイントですが、そのエコポイント人気を大きく上回る結果が出たのです。
寒河江市では、住宅の新築、増築、リフォームを行うのに、市内の業者と請負契約を結んだら、費用の一部を寒河江市が負担すると言う制度です。
当初の事業予算は900万円だったが、申請が予想を上回り、2800万円を予算追加して対応したとのこと。申請は256件、対象工事費は、8億3000万円に登ったと言います。
当然、若いファミリー層mはいうに及ばず、当の建築業界から拍手喝采を浴びたと言いますから、この不景気に建築業への救世主とも言える事業です。
そして、寒河江商工会は、来年度も継続事業とするよう要望した言います。
役に立たない市会議員に陳情するより、地元の商工会が要望書を提出すると言うのが、当事者意識があって大変よろしい!!と感心しました。
天童市はつい最近まで、県内で唯一人口の増え続ける市として、プライドを有し、そんなことしなくても人はどんどん流入してくるとたかを括っていました。さらに驕りすらありました。その結果が、人口増加を止まり、大型店は全て東根市に持っていかれてしまいました。
そして、今度は寒河江にしてやられました。
このままでいくと、天童は老人ばかりの温泉町になってしまいます。
ショッピングゾーンでは絶対に勝てないポジションまで落ち気見ました。
ここは一つ、人間という資源で、県内一位を取る位の息込みじゃないと、何もかも中途半端などうでもいい市になってしまいかねません。
森谷仙一郎県議が言うように「天童の実力はこんなもんじゃない」とは分かっちゃいますが、行政でももう少し頭のいい行政マンがいて、先々を見越した将来像を中期計画の中に盛り込んで欲しいものです。
追伸:
明日から長期の出張に出ます。行き先は中国の上海、広州、東莞です。戻ったら中国の見たままをブログに書くつもりです。それまで、しばらくブログをお休みにします。
ただ、互いに住む気はしないが、通学や通勤ならと行き来があります。このところ、天童市内からの寒河江高校への通学生も飛躍的に多くなってきています。
そのライバル寒河江市が、いち早くやってくれました。
言ってみれば、ああでもない、こうでもないと何でも躊躇し、問題の本質を見極められない天童市が、寒河江に先を越されたというわけです。
寒河江は、市の発展は若いファミリーの定住からと言うことと、裾野の広い建築業振興をからめて、新築住宅や増改築に補助金を出したのです。
このところ、大ヒットとなったエコポイントですが、そのエコポイント人気を大きく上回る結果が出たのです。
寒河江市では、住宅の新築、増築、リフォームを行うのに、市内の業者と請負契約を結んだら、費用の一部を寒河江市が負担すると言う制度です。
当初の事業予算は900万円だったが、申請が予想を上回り、2800万円を予算追加して対応したとのこと。申請は256件、対象工事費は、8億3000万円に登ったと言います。
当然、若いファミリー層mはいうに及ばず、当の建築業界から拍手喝采を浴びたと言いますから、この不景気に建築業への救世主とも言える事業です。
そして、寒河江商工会は、来年度も継続事業とするよう要望した言います。
役に立たない市会議員に陳情するより、地元の商工会が要望書を提出すると言うのが、当事者意識があって大変よろしい!!と感心しました。
天童市はつい最近まで、県内で唯一人口の増え続ける市として、プライドを有し、そんなことしなくても人はどんどん流入してくるとたかを括っていました。さらに驕りすらありました。その結果が、人口増加を止まり、大型店は全て東根市に持っていかれてしまいました。
そして、今度は寒河江にしてやられました。
このままでいくと、天童は老人ばかりの温泉町になってしまいます。
ショッピングゾーンでは絶対に勝てないポジションまで落ち気見ました。
ここは一つ、人間という資源で、県内一位を取る位の息込みじゃないと、何もかも中途半端などうでもいい市になってしまいかねません。
森谷仙一郎県議が言うように「天童の実力はこんなもんじゃない」とは分かっちゃいますが、行政でももう少し頭のいい行政マンがいて、先々を見越した将来像を中期計画の中に盛り込んで欲しいものです。
追伸:
明日から長期の出張に出ます。行き先は中国の上海、広州、東莞です。戻ったら中国の見たままをブログに書くつもりです。それまで、しばらくブログをお休みにします。
Posted by バリューの親方 at
08:00