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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2011年03月13日

未曾有

 めったに使う言葉ではありませんが、この言葉をもってしても表せない事態が隣県で起こっています。
まだまだ救助を待っておられる方々が大勢います。

11日午後から電気が止まり、頼りの携帯電話はずっと圏外で、暗闇の中、余震の度に生きた心地がしませんでした。乾電池式ラジオボースカウト訓練のありがたさを知りました。

また、信号が止まってしまっても、譲り合い、きちっと交通ルールを守り、慌てずに店でもちゃんと列を形成して順番を待ち、他人を自分の事のことのように心配し声をかけ、誠に持って誇り高き日本人の民族性を再認識した気がします。普通であれば、我先にとパニックになり、大混乱になってもおかしくない状況です。

 私どももオール電化住宅や省エネ電化製品推奨していましたが、こうなってしまうと、にっちもさっちもいきません。便利の裏返しは、命にかかわるということがよく分かりました。
ある意味で、便利に慣れた私たちは、ひ弱になってしまいましたね。

現在私どもでお建てしている住宅は、新耐震基準をクリアし、2×4工法やパネル工法をはじめ、在来工法でもかなりの耐震性能を有した家にしています。

 とはいえ、躯体へのダメージなどが心配だったので、お建ていただいたお客様へは、今朝よりご連絡し、状況把握を進行中です。電話もなかなか繋がらず、やきもきしています。
お陰さまで、みなご家族も元気で、お家も目立ったダメージはなかったとご回答いただいています。躯体より、停電復活後の設備再設定方法の方が多くありました。

まだまだ余震が続き、気を抜くことはできそうにありません。
もし、このブログをお読みの方で、お家が昭和56年6月以前に建った家にお住まいであれば、耐震構造が現在の基準より低い可能性があります。

これまでの事例を見ると倒壊家屋は、一階が倒壊し、ニ階はその上に乗るような形で残る事が多くあります。
阪神淡路大震災でも二階建ての一階での圧死が多く報告されていました。
就寝されるときには、なるべく二階の方が安全度が高いですし、タンスや書棚の倒れる方向を計算して寝る場所を決めるといいと思います。

56年6月より後に建築開始された家にお住まいなのであれば、今回程度の地震では倒壊しない耐震構造が備わっていると思われます。特に総二階の家ならなおさらです。
津波の心配はないのであれば、下手に外へ避難するより、机の下などに避難して家屋内の落下物に気をつけたほうが得策だと思います。

私どもでお建て頂いたお客様であろうとなかろうと、私どもでできることであれば、全面的にご支援、ご協力いたします。こういう時です、遠慮はいりませんから、電話でもメールでもどんどんください

末筆ながら、被災された皆様には心よりのお見舞いと、亡くなられた皆様には心よりご冥福をお祈りいたします。

さあ、気を取り直して今できることに全力を尽くしましょうよ。  


Posted by バリューの親方 at 14:32