QRコード
QRCODE
庄内・村山・新庄・置賜の情報はコチラ!

山形情報ガイド・んだ!ブログ

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 35人
プロフィール
バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2011年08月19日

被災者とペット

 私も地震保険鑑定業務で石巻市郊外の相川という町に赴いた折、津波で流された住居跡に犬がつながれており、腹ペコを訴えてキャンキャン行っ鳴いていたので、手持ちの食料と水を全部あげてきたことがあります。

たぶん、避難所には連れて行けなかったのだと思います。
ペットを飼っている人は、ペットではなく家族の一員です。拙宅にもまもなく8歳になるオスのチワワがいます。もちろん家族の一員です。

公共を優先する役所などでは、犬を嫌いな人が居る、衛生上よろしくないなどと定規で引いたようなことを言って、例外を認めたがらないのは、おおよそ想像がつきます。

私どもも、万が一被災したとしても、避難所には行かず、なんとかして自活できるようペットの分も緊急装備を備蓄しています。

被災地で、避難所に入れないペットを一時預かってくれるボランティア団体などもあったようですが、これとて、いよいよ仮設住宅に入るとなると、またまた大変です。
どうするのだろうと、愛犬家の一人として気をもんでいました。

 そしたらどうでしょう。捨てる神あれば拾う神ありです。いやいや融通の利かない役所もあれば、フレキシブルな役所もありと言ったところです。
南相馬市では80世帯分のペット共生仮設住宅を作ったというから驚きです。
その理由が、またいい。

ペット愛好家にとっては家族同様のペットと暮らせることが心の支えにもなるとの見解でした。天晴れ!!
もちろん狂犬病予防接種を受けているなどの条件はつくものの画期的なことだと思います。
それも行き当たりばったりの住民の声に応えたのではなく、ちゃんと中越地震や中越沖地震当時のペットの対応ノウハウが盛り込まれていると言いますから、ホンモノです。

役所の住民対応はかくありたい。フレキシブルに・・・。


津波で集落が全て押し流された地区のワンコ。怖かったろうな~。
  


Posted by バリューの親方 at 05:56