2011年09月20日
流れが変わった?
震災から半年が過ぎ、建材、特に不足していた合板や断熱材不足もひと段落してきました。
私どもも、建物を建てたくともこれらの資材、建材が不足し、完成が一月遅れなんてことがままありました。
ところが、またまた問題が出てきました。
今度は足場が足りないのです。さらに外壁張り職人、もひとつオマケにクロス張り職人、大工も足りません。やっとこさ依頼しても直前でドタキャンの状態です。
被災地優先ということであれば、しょうがない、我慢のしどころとじっと耐えていましが、どうも被災地へ流れているからばかりではないようです。
県内の建築、リフォームラッシュが発生し、そこへ人手も足場も向かっていることも原因の一つということが分かりました。
あれだけ震災で購買意欲は激減と思われていたのに、どうしたことでしょうか。
平時ですらこのようなことはありませんでした。
まるで、建築業界バブルです。みんな、いつかは消えてなくなるだろうと思いながらも「すいませ~ん、注文一杯で受けられませ~ん」と言っています。1年前は想像できなかった、いやいや半年前でも想像できなかった信じがたい状況です。
それが証拠に、7月度の持ち家の全国着工棟数は対前年比19%アップです。
東北でマイナスに転じたのは福島だけで、復興バブルの宮城と岩手も対前年よりアップしていますし、青森、秋田、山形も同様です。山形に至っては、在来工法が45%アップ、2×4工法は82%アップです。
はっきり言って、山形は建築バブル状態です。
私どもでもここのところ4週連続で内覧会を開催していますが、不安定な将来なんてどこ吹く風で、お客様もこれまで以上においでになります。
ただ、ご契約いただいても着工は順番待ちと言った状態です。
外壁工事は内部の大工工事とリンクしませんので内部の仕事は進められますし、内装クロス工事は最後の最後です。
でも、両工事とも、それが終わらないと引渡しはいつまでもできませんし、第一、足場がなければ、屋根も葺けなければ外壁すら張れません。
中国のように竹で足場を組もうかという議論まで真剣に行われています。
震災の影響を受けていない関東、関西、九州ならいざしらず、「がんばれ東北!!」と応援されるようなこの東北で建築バブルです。
何かの流れが、どこかで変わったようです。
業界全体で「ありえねぇだろ・・・・」と連発してますが、下請け業者さんは、笑いを堪えながらの弁でしょう。でもお客様と直接的に対応している元請業者は、苦虫をつぶしたような表情です。
以前も書きましたが、新築やりフォームは伝染します。工事現場を見ると、伝染病のようにその町内で連続的に工事が受注されるというジンクスがあります。
そうなると、またまた負のスパイラルが助長されます。
こんなこといつまで続くのか、ため息さえ出てしまいます。
去年は仕事がなくて、青息吐息だった建築業者がゴロゴロあったのに・・・。
私どもも、建物を建てたくともこれらの資材、建材が不足し、完成が一月遅れなんてことがままありました。
ところが、またまた問題が出てきました。
今度は足場が足りないのです。さらに外壁張り職人、もひとつオマケにクロス張り職人、大工も足りません。やっとこさ依頼しても直前でドタキャンの状態です。
被災地優先ということであれば、しょうがない、我慢のしどころとじっと耐えていましが、どうも被災地へ流れているからばかりではないようです。
県内の建築、リフォームラッシュが発生し、そこへ人手も足場も向かっていることも原因の一つということが分かりました。
あれだけ震災で購買意欲は激減と思われていたのに、どうしたことでしょうか。
平時ですらこのようなことはありませんでした。
まるで、建築業界バブルです。みんな、いつかは消えてなくなるだろうと思いながらも「すいませ~ん、注文一杯で受けられませ~ん」と言っています。1年前は想像できなかった、いやいや半年前でも想像できなかった信じがたい状況です。
それが証拠に、7月度の持ち家の全国着工棟数は対前年比19%アップです。
東北でマイナスに転じたのは福島だけで、復興バブルの宮城と岩手も対前年よりアップしていますし、青森、秋田、山形も同様です。山形に至っては、在来工法が45%アップ、2×4工法は82%アップです。
はっきり言って、山形は建築バブル状態です。
私どもでもここのところ4週連続で内覧会を開催していますが、不安定な将来なんてどこ吹く風で、お客様もこれまで以上においでになります。
ただ、ご契約いただいても着工は順番待ちと言った状態です。
外壁工事は内部の大工工事とリンクしませんので内部の仕事は進められますし、内装クロス工事は最後の最後です。
でも、両工事とも、それが終わらないと引渡しはいつまでもできませんし、第一、足場がなければ、屋根も葺けなければ外壁すら張れません。
中国のように竹で足場を組もうかという議論まで真剣に行われています。
震災の影響を受けていない関東、関西、九州ならいざしらず、「がんばれ東北!!」と応援されるようなこの東北で建築バブルです。
何かの流れが、どこかで変わったようです。
業界全体で「ありえねぇだろ・・・・」と連発してますが、下請け業者さんは、笑いを堪えながらの弁でしょう。でもお客様と直接的に対応している元請業者は、苦虫をつぶしたような表情です。
以前も書きましたが、新築やりフォームは伝染します。工事現場を見ると、伝染病のようにその町内で連続的に工事が受注されるというジンクスがあります。
そうなると、またまた負のスパイラルが助長されます。
こんなこといつまで続くのか、ため息さえ出てしまいます。
去年は仕事がなくて、青息吐息だった建築業者がゴロゴロあったのに・・・。
Posted by バリューの親方 at
18:37