2011年11月01日
住宅産業の地元貢献度
今年も残すところあと2ヶ月。ホントに月日が流れるのは早いものです。
10月の後半から中国へ出張に出かけてました。ブログも更新しないうちに10月が終わってしまいました。
さてさて、山形県内はまだまだ建築バブルが続いています。相変わらず足場も大工も足りません。
私どももやっとこさ確保して、なんとか工事を進めています。でもまさに薄氷を踏む思いです。
これは、年が明けて復興建設が本格化すれば、もっと大変なことになるのでしょう。
先が思いやれれます。ただ、受注済みで、着工待ちの状態ですから、仕事がなくて心配しているよりまだ気が楽ではあります。
こんだけ盛んに行われている建築ですが、建築は元来労働集約型の職人仕事の集大成などと言われてはいますが、いったいどんだけ地元に経済効果があるのかと、かねがね考えておりましたら、面白いデータを見つけました。
地元工務店系で、県産材の木材を使用しない場合のデータですが、地元に落ちるお金は建築費の45%と出ていました。
大手ハウスメーカーに至っては約30%程度です。その中の3割程度が大工への支払いです。
ではそれぞれ残った地物工務店系の55%、大手ハウスメーカーの70%はどこにお金が落ちるのかというと、地域外というわけです。地域外とはほぼ県外を意味すると思われます。
ただ、これは通常の場合の貢献度データであって、被災地では当てはまらないのではないかと思います。
なぜなら、現在は全国から被災地には職人が集まって、稼いでいます。その方々の見入り、つまり地元にいるころは家庭の収入になり、地域貢献されていたお金は現在、仙台の一番町界隈で大量に消費されています。一番町を初めとする歓楽街は、復興バブルに湧いています。
これも被災地貢献と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、普通の地域でも地元貢献度合が45%程度しかないと言うのは、意外に低い数字で驚きました。
ちなみに、金山杉などの県産材を使った工務店などでは、やっと60%が地元にお金が落ちることになるそうです。
10月の後半から中国へ出張に出かけてました。ブログも更新しないうちに10月が終わってしまいました。
さてさて、山形県内はまだまだ建築バブルが続いています。相変わらず足場も大工も足りません。
私どももやっとこさ確保して、なんとか工事を進めています。でもまさに薄氷を踏む思いです。
これは、年が明けて復興建設が本格化すれば、もっと大変なことになるのでしょう。
先が思いやれれます。ただ、受注済みで、着工待ちの状態ですから、仕事がなくて心配しているよりまだ気が楽ではあります。
こんだけ盛んに行われている建築ですが、建築は元来労働集約型の職人仕事の集大成などと言われてはいますが、いったいどんだけ地元に経済効果があるのかと、かねがね考えておりましたら、面白いデータを見つけました。
地元工務店系で、県産材の木材を使用しない場合のデータですが、地元に落ちるお金は建築費の45%と出ていました。
大手ハウスメーカーに至っては約30%程度です。その中の3割程度が大工への支払いです。
ではそれぞれ残った地物工務店系の55%、大手ハウスメーカーの70%はどこにお金が落ちるのかというと、地域外というわけです。地域外とはほぼ県外を意味すると思われます。
ただ、これは通常の場合の貢献度データであって、被災地では当てはまらないのではないかと思います。
なぜなら、現在は全国から被災地には職人が集まって、稼いでいます。その方々の見入り、つまり地元にいるころは家庭の収入になり、地域貢献されていたお金は現在、仙台の一番町界隈で大量に消費されています。一番町を初めとする歓楽街は、復興バブルに湧いています。
これも被災地貢献と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、普通の地域でも地元貢献度合が45%程度しかないと言うのは、意外に低い数字で驚きました。
ちなみに、金山杉などの県産材を使った工務店などでは、やっと60%が地元にお金が落ちることになるそうです。
Posted by バリューの親方 at
05:23