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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2011年11月23日

因果応報 悪因悪果

昨日は、随分とオウム事件のニュースが流れていました。
13人目の遠藤被告の死刑が確定し、裁判は終結したとの報道でした。

あれから16年も経ったんですね。被害に合われたご本人やご家族、ご遺族にとっては、忘れられない、昨日のことのような出来事でしょう。あるいは思い出したくもない傷かもしれません。

 13人の死刑囚のうち、最初の死刑確定は2005年でしたが、死刑は執行されていません。
死刑執行は、法相の命令で確定から6ヶ月以内に執行しなければならないと刑事訴訟法で決められています。

でも、共同被告人の判決が確定するまでの期間は算入されないともされています。
これで、共同被告全員の死刑が確定しましたので、ここから6ヶ月以内ということなのでしょう。

 ただ、このオウム真理教事件には、逃走中の指名手配容疑者が3人います。この逮捕、そして裁判まで待っていたら・・・・・。でも法務省は「執行停止の理由には当たらない」としているそうです。

とは言え、死刑が確定されても、執行されるか否かは、時の法相次第ということになってしまいます。
歴代の首相は、自らの信じるポリシーを盾に、死刑執行を躊躇し、すでに死刑執行待ちが100名を超えています。

いつ執行されるか分からないその待機中の死刑囚の生活費や医療費は善良な国民の負担と言うことになります。なんだか妙な話です。

 死刑執行を6ヶ月以内に行う命令を出す義務があるのを知っていて、一国の法相になったのであれば、法を司る長としては当然のことながら、法を守る手本を見せてしかるべきだと思います。それができないと分かっているのなら、最初から大任をうけなければいいと思うのですが・・・・。

 国際的なステージで死刑廃止論があるのは知っていますが、学術的、宗教的な廃止論だけでは、被害者の心の義憤は晴れることもないように思います。
極端な話「ゴメンで済んだら、警察はいらない」というのがほんとになってしまう。

 被害者に被告の命を奪う権利はないというのは分かります、でも廃止論者が言うように、最後に審判を仰ぐ国家の定めた法でも人の命を奪う権利はないとなれば、被害者の義憤は、いったいどこに持ち込めばいいのかということになります。

世界が賞賛する日本人の生き方は、昔からいたってシンプル。因果応報、悪因悪果
「悪いことをすれば監獄に入れられる。人を殺めれば、自分の命を差し出さねあければならない。 だから、まじめにこつこつ生きなさい。お天道様は見ていて下さるから、いつかきっといい事がありますよ」  


Posted by バリューの親方 at 06:03

2011年11月22日

がんじがらめ

 私どもは、山形県知事免許の宅地建物業も併業しています。
これは建設業の山形県知事許可や設計事務所の山形県知事登録とは許認可のレベルが異なります。
それだけ、新規申請や更新申請が非常に厳しく細やかに行われると言うことです。いわゆる役所仕事と言われる、定規で引いたようなきちーっとした方法で行われます。

 私どもも先日、5年に一度の免許更新を申請し、監督官庁である山形県の立ち入り調査を受けました。
いやはや細かい。分厚い宅建業法の法令書をでんと机の上に置き、申請書類や裏づけとなる帳票を一枚ずつ指差し確認を行いながら、実施されます。

 不備な帳票の指摘事項もいくつかあり、是正措置を講じるよう指導がありました。
あくまでも、免許を与えているというスタンスです。それも、よからぬことを企む不動産屋に・・・という感じが見え隠れします。ほんと、日本の不動産業の地位は低いのです。決してずる賢い商売をしているわけではないのにです。それに比べて米国の不動産業者のステータスの高さよ・・・。

 日本の不動産業者は伝家の宝刀「宅建業法」「宅建業法執行規則によって、がんじがらめにされています。昨今、これに輪を掛けて厳しく改正されました。宅建業者の違反行為に対する監督処分基準の追加です。
驚くべきことが記されています。

1、勧誘に先立って、業者名、担当者名、勧誘目的を告げずに勧誘を行った場合には7日間の業務停止
2、契約を望まない意思表示をしたにもかかわらず、再勧誘した場合には15日間の業務停止、さらに関係者に損害が発生した場合は30日間の業務停止
3、迷惑を覚えさせるような時間帯の電話や訪問による勧誘は15日間の業務停止、さらに関係者に損害が発生した場合は30日間の業務停止

1については、営業の先輩から、最初から訪問の目的をあからさまに話すより、少しずつ少しずつお互いの信頼関係を深めていって、最後に商売の話をちょっとだけさせていただくのが、基本と習いました。

2については、一度や二度のお断りにめげるな。お前の人格まで否定されたわけじゃない。営業は断られてから始まるとも習いました。ましてやお客様のニーズは日々変化している。今日は不要と言われても、絶対明日も不要であると言う道理はないと。

3については、夜討ち朝駆けこそが営業マンの熱心さのバロメーター。共働きのお客様に有益な情報をご提供するためには、留守の昼間に伺っても意味がないとも習いました。お客様は私たちを首を長くしてお待ちになっているとも。

 私たちが、良かれと思って先輩から伝承されていた営業スタイルは、もう通用しないのかもしれません。いやいや今や通用しないのではなく、昔から大迷惑だったのかもしれません。

 それにしても、こんなことが法に明文化されるぐらいですから、よっぽど迷惑で強引な営業活動を行った会社があったのでしょうね。

いづれにしても、これが法に明記され、罰則処分規定まであるとなると、怖いので「待ちの営業」が主流になるかもしれません。小奇麗なオフィスでも持っている企業でないとなかなか待っててもお客さんのほうから来てくれるなんて、なかなかないのでしょいうけど。



  


Posted by バリューの親方 at 06:09

2011年11月21日

やっぱ、日本の米

 先日、日本の米と日本の農業のことを記しました。
その後、仙ちゃんこと森谷仙一郎県議ともお話しする機会を得ました。
「TPPに本格参入すれば、山形県どころか地元天童の農業にも大打撃を被るだろう。私は反対だ」と切々と語りました。山形県議会の農林水産常任委員長としては当然といえば当然の発言です。

「天童の農業や山形の農業がダメになる以前に、日本が立ち行かなくなる。アメリカと中国をうまいこと天秤にかけて利用すればいいじゃないか!県議だからって、県のことだけじゃなく、日本のことも考えてみなよ・・・。」 ああでもない、こうでもないと語った挙句に、最後は二人とも酔いが回り、ドロドロ状態。

「どんだけ安い米が入ってきても、今の日本人は、値段も品質も安全も味も抜群の国産米しか食べないから心配するな。今度あげるから、1kg200円もする中国東北地方産の特級ブランド米を食べてみな。それがどんなレベルかがわかるから。ありゃ、定食屋の米飯より劣る。」
「よ~し、そこまで言うなら俺も食ってみる!!」となんだか話はあらぬ方向へ展開して解散。

と、その裏づけデータとも取れるアンケート結果が今朝の朝刊に載ってました。結果は、ほら、やっぱりね~・・・という数値でした。これは全国の有権者3000人から取った読売新聞の世論調査です。

質問:米の輸入が自由化されたら、どちらを主に買いますか?
結果:国産米89% 外国米7% 無答5%

質問:国内産の農産物の印象
結果:安全性が高い73% おいしい72% 新鮮64% 値段が高い22%

要するに、いくら格安な輸入米が入ってこようとも、日本人はすでに現在の国産米の米価を受け入れており、値段が少々高くとも、おいしくて安全で新鮮な米を買うということです。

 当の農水省は、TPPに参加すれば国民は、ほとんど外国産の米をかうようになると試算してました。まったく、消費者目線からかけ離れている官僚的な机上の空論が証明される結果になりました。

ただ、だからと言って現在進行形の就農者の高齢化衰退の一途を辿る農業を、このまま放置していていいものではありません。

農家の農地面積の拡大、新規就農の促進、原発事故が起因する国産農産物の信頼回復などの改革を推進し、企業化なども視野に入れて、貿易自由に対抗する競争力を向上させる必要があるのは言うまでもありません。

 Made in JAPANの質の高さは、工業製品だけではありません。もちろん農産物もです。さらに国民もです。何事にも実直で丁寧な日本人がこさえるから、国内外はもとより海外からも評価されるのだと思います。

 本当は、優れた日本の大工の技を使って、海外にも在来工法で家を提供したいのですが、復興支援の建築が先で、当分そうも言ってられないかもしれません。

 それより貿易自由を機に、各国から大工職人候補生を募り、被災地での復興建築を実習の場として、研修生を受け入れ、日本の技術を移植し、その後国へ帰って、ゆくゆく日本のハウスビルダーが打って出るときの下地造りにするというのが一挙両得と言えるような気がします。


  


Posted by バリューの親方 at 02:35

2011年11月19日

しあわせ

 幸せは、感じ方によって、それぞれ異なるものだと思いますが、今般来日されたワンチュク国王のブータンでは、これをちゃんと数的に指標化して、GNHという国民総幸福という国家が目指すべき方向性を示していることは有名です。

この国民総幸福という言葉だけが独り歩きしていますが、その指標を見て、流石と思いました。
日常的なストレスを感じているかという「心理的幸福度」
河川や土壌が汚されていないかという「環境多様性」
家族はお互いに助け合っているかという「コミュニティーの活性」
睡眠時間や労働時間は適切かという「時間利用」
民話の知識と理解力を測る「教育」などなど

特に「教育」がいいですね 。決して高い点数を取るとか、いい学校に進学する度合いなんて全く書かれていません

 国王の演説や福島の子供たちを前にしてのスピーチにもありましたが、そういう国民性だからこそ、日本の惨状に心からの励ましの言葉をおかけくださったのでしょう。

それにしても、国王は31歳。その考え方や発言の数々、すばらしかったですね。このような国王を頂き、幸福度を追求しているブータン国民をして、尊敬し憧れるている国家、国民と言われる日本、そして日本人自覚を持たねばなりませんね

 その国の文化は、決して経済的発展から生まれるものではないと思います。
満ち足りた幸福からこそ醸し出される文化が生まれるのだと思います。
今盛んに言われている「つながり」「絆」幸福の第一歩、入り口であると思います。

 ゼロからの復興のときこそ、モノやカネに頼らない本当の幸福を追求できる「下地」をつくるべき時ではないでしょうか。
かのニーチェも言っています。施設や道具からは本当の文化は生まれないと。

それにしても、ペマ王妃のなんと美しいことでしょう・・・。あの高貴な笑顔を拝見して、私の幸福度はグングンあがってしまいました。
おっと、これは余計なことでした・・・。  


Posted by バリューの親方 at 15:33

2011年11月18日

数字のマジック

 このごろの住宅ローンの金利は、下がる一方です。
借りる人にとってはありがたいかぎりです。この頃では、フラット35のように固定金利で35年間変わらないと言う金融商品が人気です。

 この金利、あくまで年利ですから、1年間あたりの利子というわけですが、いくら低金利時代とは言え、これが35年となると、金利総額もばかになりません

 先日新聞に面白い記事が載っていました。これはローン金利の話と言うよりは、数学の話でした。
「とイチ金融」というのをご存知でしょうか。年利ではなく10日で1割と言う恐ろしい金利です。もちろん違法です。違法ですが、こういう金融に頼らなければならない人もいます。

1 0日だけ用立てれば、済むと言うのであれば、便利料としても割り切れるのでしょうが、これが長期に及ぶとなると話は別です。なぜなら、1,1倍の複利で増えていくからです。つまり、1万円借りたとすれば、10日で11,000円、20日で12,100円、30日で13,310円となり、これが10日ごとに延々と続きます。

1ヶ月で3割超えの金利になりました。このまま1年間で36回続けていったら、大変な金額になります。
この記事で検証していましたが、このとイチ金融から、たった1円借りたとします。10日で1,1円、20日で1,21円、30日で1,33円・・・・・・・・。

 そして、10年間借り続けていたらどうなるかが、対数logを使って、計算されていました。
信じがたいことに、10年後には・・・・・・・元利合計1,000兆円を超えてしまうというものでした。
1,000兆円ですよ。平成23年度は震災があり、今後補正予算でいくらになるのかが分かりませんが、平成23年度の当初政府予算は92,4兆円でした。その10倍強です。たった1円からのスタートが・・・。

まさに数字のマジック、そして負のマジックとも言えます。しかし、これをプラスに利用すると営業マンの営業数字アップに納得性をもたせることも可能です。「毎月、前月より10%だけ売り上げを改善してヨ・・・。」10%程度のアップならやってみようとも思います。こちらはプラスのマジックというわけです。




  


Posted by バリューの親方 at 23:32

2011年11月13日

交渉開始

 いよいよTPP参加の交渉が始まりました。
山形は農業県ですから、反対される方も多いようです。
お友達の仙ちゃんこと森谷仙一郎県議も、農林水産常任委員長ということで反対していると聞きました。もちろん吉村県知事も同様です。

「TPPに参加すれば、国内農業は壊滅する!!」
私も農業団体や代表者の方々が言っていることも随分と見聞きしましたが、ロジックや試算数値が極端で、本当のところはどうなのか、今ひとつ分かりませんでした。

 私はたまたま専攻が経済学の中でも農業経済学でした。各論として日本の農業の変革も少しばかり研究しました。
日本の農業は、このTPPに参加するしないにかかわらず、それ以前の問題として、ズルズルと蟻地獄にはまっていると思うのです。

弱い農業を関税や国家予算で保護してきましたが、結局はレベルを維持すら出来ず、たかだか20数年で農業所得は半減、農家の担い手は三ちゃん農業どころか、平均66歳にも達しています。

 農協一辺倒で運営されてきた農業は、とことん弱体化して、農村は衰弱しきっています。
機械化とは言え、狭い田畑を行き来する農業機械は、兼業農家の息子や娘が町場で働くことを担保して購入されたものがほとんどです。かくして、借金に喘ぐ負のスパイラルがここでも発生してきます。

 この担保した息子や娘たちが働く企業が地方を離れ、海外に出て行ったら、元も子もなくなります。農村はますます衰退してしまいます。
日本の農業は、ある意味で守りにて徹してきました。これからは、通常の企業が行っているように、自らの強みと弱みを把握し、弱みを克服するのではなく、強みをより伸ばすことに注力すべきだと思います。

 もちろん、首相が言うように、守るべきものは断じて守るという姿勢は決して崩すべきではありませんし、第二の安全保障とも言われる自給率の維持も農業経営そのものを変革させてでも対応すべきことは言うまでもありません。

 一時、斜陽産業といわれる建設業の転業、新規ビジネスへの取り組みで補助金が出ました。これを活用して農業へ事業として転進した企業も随分ありましたが、救世主となるはずだった改正農地法で、スケベ根性を出して、農地を借りる側の企業に条件などをつけてしまい、集約的大規模農法の妨げとなりました。

これなども、企業化、事業化に向けてもう少し緩和すべきだと思いますし、利害の反発のようなことばかり言わずに、農業と企業は一緒になって、今後の展開を行うべき時に来ていると思います。

 さて、日本の農産物、絶対価格はさておき、味対価格、つまりコストパフォーマンスはどうでしょうか。
先日、私は中国の海南島に行った折、地元スーパーマーケットに行って、価格を調べ、実際それを食してみました。

 有名な日本のりんご「ふじ」。中国にもちゃんと中国産で同様のりんごがあります。名前も同じ「ふじ」で、特売されてました。
1kg約254円でした。味は日本の味には近いのですが、独特な蜜などは入っていませんし、少々パサパサしています。
さきほど、天童の直販所に行って同様の「ふじ」を見てきました。1Kg280円でした。これはジューシーで、いつも食べなれている「ふじ」です。1Kg26円安いだけのまずい海外産「ふじ」を買うのでしょうか。
しかも、どんな農薬が使われているかも不明です。

 米も試してみました。中国の東北地方は、米の産地でもあります。日本人が指導して作った米もあるそうです。今回は、中国東北地方の米でもブランド品を買って食してみました
1Kg254円(現地販売価格)です。ミネラルウォーターを使い、日本と同様の炊き方で食してみました。定食屋や牛丼屋のご飯程度の味はします。でも、日本の米を食べなれた人なら、毎日これでは耐えられないレベルです。

今やブランド米となった「つや姫」ですら、1kg500円程度で購入できます。中国のブランド米程度の味であれば、業務用米に毛の生えた程度の1kg350円でも足元に及ばないと思います。
しかも、中国米はどんな農薬を使っているか分からない代物です。

 コストパフォーマンスを考えれば、輸入されてやってくるであろう割り安な農産物とも十分向こうを張れるのではないかと思いました。
日本の農産物は美味いが高いと言われますが、こと中国ではその高さゆえ、Made in Japanのブランドが確立されているのだと思います。これが逆に安かったりしたら、ニセモノ?と疑われてしまいます。

日本の農業は大きな曲がり角に来ています。ここで失速することなく、逆にアクセルを絞り込むようにして加速し、コーナーを抜け切ってほしいと期待しています。


これが中国産「ふじ」です。


こちらはご丁寧に真空パックされた中国東北地方産のブランド米。ちなみ、香港の日系デパート地下でコシヒカリは1kg550円で売られていました。
  


Posted by バリューの親方 at 18:49

2011年11月11日

並びの日

 新聞の日付欄を見て、気が付きました。
今日は並びの日だったんですね。 「2011・11・11」
並びを好むのは、日本人だけではないようで、中国などでも8888などは、大変好まれ、車のナンバーや携帯のナンバーなども高値で取引されています。携帯ショップなどでは、この8の並び番をいくつ在庫があるのかで、人気店かどうか決まってきます。8が並ぶほど高額というわけです。

 さて、今日は珍しく1が6回並びました。これから先の将来では、可能性がないそうです。
確かにそうですよね。月は12月までで、20台の月はないわけですから・・・。
さらに、今日はもっと凄い日なのをご存知でしょうか?
もう3回、誰でもが1を並ばせることが出来るのです。つまり1の9並びです。

それには、自分の誕生日を西暦に直します。その下二桁に、今年自分がなる、あるいはなる予定の年齢を足し算すると・・・・・あ~ら不思議、全員が111になるはずです。残念ながら1900年代の生まれでないとダメなんですけど・・・。2000年代の生まれは、11にしかなりません。

 ちなみに1という数字は「最初の1歩」などと言うように、スタートを意味します。
今年は震災もあり、再スタートを切らねばならない方々が大勢居ます。でも、今年は誰もが111で再スタートを切る年なんだそうです。

しかも、今日はスタートを一気に加速できる日なのかもしれません。
縁起を担ぐわけではありませんが、世界的に閉塞感のある今日この頃、気持ちを新たにして再スタートを切るのもいいかもしれません。まさに、今日はそんな一日です。

そしてその誓いを立てるのは、11時11分11秒というベストタイムがありました。これなら1の15並びで、イコー(行こう)にごろも合い、最高の時間だったはず。私は後で気が付き、悔しい思いをしました。

 でも、ちょっとずるいけど、11時11分11秒はもう一度あります。それは23時11分11秒です。
こん時に、再スタートの決意を誓うことにします・・・。
是非、みなさんもお試しあれ!!  


Posted by バリューの親方 at 12:10

2011年11月10日

非居住は罪

 市内の賃貸住宅も、随分と空きが目立っていましたが、福島などから避難して来られた方々向けに、賃貸に入居する場合は、県が補助金を出してくれることになって、少しは埋まり始めたようです。

とはいえ、これとて一時的なものであることには変わりありません。
2008年データですが、全国の空き家は757万戸10年間で180万戸増えたのだそうです。
これは、核家族化による少子化や田舎の過疎化が大きな原因のひとつです。

我が天童市も例外ではありません。
山本市長にお会いしたときも、このことを心配されておられ、何かいい解決策があれば提案して欲しいとお話いただいたことがあります。

これは、朽ち果てていく空き家が景観を害するという表面だけの問題ではありません。
空き家は、犯罪、放火、災害時の危険などをはらんでいます
さらに、老朽化が進めば、倒壊の危険すらあります。特に雪国では冬場が深刻な問題です。

 天童市はまだ制定されていませんが、他の自治体では「空き家条例」が制定されているところも多くなってきました。お隣の秋田県では横手市大仙市などでも制定が検討されています。
 ただ、これは国が抜本的な対処方針を示さないまま来てしまったので、自治体が条例として先行させた形になっています。

 この空き家条例、管理が不十分であるとか、管理放棄、著しく景観を損なうなどの空き家には、罰則規定を設け、過料(罰金)まで課しています。
松江市では景観を損なう廃墟を対象に行政代執行をし、その費用を所有者に負担させるとともに、5万円以下の過料を徴収することにしているそうです。

 築20年を経過してしまっていれば、確かに市場流通上の価値は限りなくゼロに近づきます。
しかし、家はどんなに古くなっても、そこに住まってこそ初めて居住としての価値が発生します。よって、自分が住まなかったにしても他人に賃貸することで、売り物としての価値以上に新たに住まう人にとっては十分その価値が生まれます。

 高齢化した所有者が、何らかの移住を選択し、その家が空き家にしてしまうケースも多く見られます。
こういう家は「移住住みかえ機構」半永久的に借り上げてくれる仕組みを利用すれば、広い家を必要とする子育て世代に賃貸することが可能です。

手前味噌ではありますが、この「移住住みかえ機構」の借り上げ制度は、空き家対策の救世主であると思っています。
  


Posted by バリューの親方 at 06:05

2011年11月09日

転進

 住宅業界は、猫の目のように変わります。
変革といってもよいかもしれません。それこそ、一気に方向転換します。
在庫を持たず、注文住宅だからこそ出来るのですが、その販売方法までも一気に変えます

私どももカテゴリーに入るといわれる「ローコスト」系ビルダーもそうです。
それが証拠に、私どもは建物本体価格987万円(税込み)という打ち出し方を9月から変えました

 結局、建物本体のほかに諸経費等が加わると、チラシに記した月々の返済額が、それでは済まなくなり、結果的にお客様にウソを言ったことになります。
借入額は元より月々の返済額も当初よりアップするという結果になってしまいます。

大切なのは、いくら借りられるかではなく、月々いくら返済できるかです。
そこで、何から何まで全てひっくるめて最大でいくらかかるかを購入予算となるよう、全費用コミコミ1,500万円パックにしました。これが「招きワンコの全コミ15パック」とネーミングした商品です。

 このため、私どもでも売り方や説明のしかたが、これまでと全く違うものとなりました。
「値上げしたの?」なんて言われることもありますが、それだけ私どもの商品を知っていて下さった証拠でもあります。もちろん値上げではなく、水面下に隠れていた分を炙り出して最大予算としただけのことです。

よって、地盤も固い、上下水道も宅内に引き込まれている、オール電化は不要、カーテンもいらない、公務員で保証料が安かったなどなど、いい条件が重なれば、総額で1,300万程度で収まるはずです。

自社のことはこれぐらいにして、画期的な変身を繰り返すハウスメーカーがあります。
住宅業界を勢力図を一気に塗り替えたTホームです。木村拓哉のCMでも一世を風靡しました。

 このTホームは、建物本体価格は、坪単価20数万円と大きくチラシに載せ、この単価で建てると言っておきながら、最終的にオプションなどを加え、何やかにや合わせて40数万円になると言うのが訴訟問題にもなっていました。

信用ガタ落ちです。
しかし、同社は必ずかかるであろうオプションをコミコミにして総額表示にしました。チラシにはこのコミコミ価格が大きく載っていました。
つまり、これまでの坪単価低額販売から合計低額販売転進したというわけです。

 山形にも同様に坪単価298,00円とCMソングまで作って宣伝していた会社が、現在は高品質住宅に鞍替えした例がありました。ローコスト住宅では利益率が稼げず、転進していったのかもしれません。この会社は、売り方のみならず根本的に商品そのものが変わってしまいました

 さて、前出のTホームですが、今回折り込まれたチラシにまたまた劇的な変化が見られました。
ローコストメーカーの常套手段なのですが、次には品質の高さを謳います

Tホームも見事にその定石を踏みます。
下の写真を御覧ください。このチラシ、あれほど大々的に出していた価格が一切入っていません
大手しか出来ない、いわゆるイメージ広告です。

ここまで転進するとは、大したものです。コミコミ価格表示の一大転進から日も経っていないところを見ると、経営陣の強力な指示なのかもしれません。これだけの短時間で方向転換できるというのも見上げたものです。

 この戦略転換、はたして吉と出るか凶と出るか、同社は庄内にも店舗をオープンさせています。
私どもは同業というだけでライバルなどと言えるはずもなく、足元にも及びませんが、T社長の戦略には注目しています。結果が楽しみです。

いけないいけない、他社の事などとやかく言ってる余裕はないのでした・・・。


品質にこだわったチラシです。


裏面にも一切、価格は載っていません。イメージ広告です。  


Posted by バリューの親方 at 05:03

2011年11月08日

俺もなりたや こんな社長

 海南島に不動産新規ビジネスの調査に行ったことは、前に記しました。

 そして、現地ホテルもピン(超がつく高級レベル)とキリ(あくまで日本人が宿泊できるレベルの)を視察しました。宿泊は、そのピンには泊まれるはずもなく、ロシア人グループ御用達の限りなくキリに近いキッチン付きホテルです・。

その、最もハイクラスのリゾートホテルを見学させていただきに行ったときのことです。
ロビーに長蛇の列。異様です。
なんと、新郎新婦の大行列なのです。いったい、何組いるの????と数えてみると60組を越えています

 もしかして、桜田淳子や山崎浩子も参加した韓国の統一教会の合同結婚式・・・・・。
でも、なんか雰囲気が違うのです。神の思し召しとは言え、二人でふざけ合ったり、笑顔で写真を取り合ったり・・・。まるで、何年も付き合ったカップルのようです。

その人数に圧巻されて、遠巻きに私も祝福することにしました。
そのホテルの自慢の中には、芝が綺麗に刈り込まれており、周りにこれまた手入れの行き届いた南洋樹がそびえています。

 どうやらその中庭が式場のようです。メインステージにはプロの司会者が、そして入場口にはお立ち台があり、一組ずつ新婚の決意を述べる趣向のようです。次々に入場してきました。バージンロードにはスモークや風船、そして高価なシャンパンまで用意されています。ずいぶんとさばけた宗教のようでもあります。

そして、ウェルカムボードを見て、ビックリ!!
なんと、この結婚式、徳邦物流という会社の主催だったのです。それも社長の一声でだそうです。

 ボーイを呼び止めて聞いてみますと、この合同結婚式は恒例で今年で6回目だそうです。
そして、この会社は日本で言うところの宅配業者で、佐川やヤマトのような存在。中国では超ビッグな優良企業だそうで、全中国に支店網があるそうです。

この1年間で社内結婚が決まった社員カップルが対象だそうですが、この超一流ホテルの挙式や宿泊代、交通費まで全て会社が負担してくれると言うのです。

 今年分の締め切り日が近づくと、一気にカップルが誕生するそうで、「とりあえず結婚」組までいるのだそうです。さらに、結婚式を挙げていなければOKだそうで、できちゃった婚で子連れのカップルも居ました。

いくら大企業でも、この経費たるや相当なものです。
でも、ここまで社員を大切にしてくれると評判が広まり、全中国から優秀な人材が集まるとか。しかも社内結婚なら、離職率も極端に低いのだそうです。
辞めると言い出したら、会社に恩義を感じている奥さんが、旦那をいの一番に引き止めるでしょう。

優秀な人材が大勢集まり、そして長く勤めてくれて、しかも家族の理解協力もある。これなら倍々ゲームで業績を伸ばせるのも理解できます。それなら、この経費も活き金と言えます。

いやはや、すごい社長もいたものです。
私どもは、合同結婚式が出来るほど社員数はおりませんが、せめてこの社長の社員を思う気持ちは真似しなければと思いました。

 合同結婚式までは行かずとも、近い将来、社員のみならずその家族も一緒に、この超一流ホテルに慰安旅行に来れるよう頑張りたい!! と南シナ海に誓ったのでした・・・。
こう書くとこれを見た社員は・・・・・。これは私にとっての励みでもあり、そしてまた両刃の剣でもあります。

何故なら、私は朝礼で何度も「ウソをつく者と約束が守れない者は、弊社には不要だ、今すぐここから去れ!」と檄を飛ばしているからです。


確かに第6回と記されています


どうです、圧巻でしょ。


ホテルの中庭に順々に下りていきます。


南国の陽光が降り注いで、何ともいい感じですね。


式場先のビーチには、夜間照明と披露宴会場の準備が着々と・・・。
しかし、ここまでやるか・・・。天晴れ!!  


Posted by バリューの親方 at 06:06

2011年11月07日

もうひとつの老後ライフ

 平均年齢が伸びて、退職してから20年以上も余生を考える必要が出てきました。
とは言え、私などはそりゃ、随分先の話だろう程度にしか捉えていませんが・・・。

100%自己出資の中小企業の経営者である私などは、個人の資産も会社の資産も同じようなものなので、預貯金や固定資産があったとしても、事あるときはすぐに自分の下から差し出さねばならない、言ってみれば、会社がある以上自分のものにはならない類のものです。しかも新規ビジネスが多い分だけ非常に投機的ですらあります。

 毎日のように新聞紙上に取り上げられている年金問題。私の父母などはすでに年金生活に入っていますが、雇用継続も終了し、まもなく本格的に団塊の世代が年金を受け取る時期が近づいてきました。さらに、その先輩たちの寿命もジリジリと延びています若年人口は減っています
誰が考えても賄える話ではありません。

私らなどは、65歳から貰えるんだか70歳からなのか、はたまたその前に年金そのものの破綻だって考えられます。でも正直言って積み立てた分ぐらいは戻してもらいたいのが本音ではあります。

 さて、年金生活というと慎ましやかな生活のイメージがありますが、このままだと超慎ましやかな生活になりそうです。
そこで、これをどうすれば今の生活を維持できるかを考えてみました。

要するに、少ない年金の使いでを3倍~5倍にすればいいわけです。そうすれば、少ない年金の価値は3倍か~5倍に膨らみます。

 でも、それは日本の物価が1/3~1/5にならなければ成立しません。それは無理なお話です。
さすれば、その物価の安いところに行けばいい。それも非常に気候がよく老後の病気も安全で、日本の食文化に近いところで治安が安定しているところ・・・。

 それは、南シナ海に浮かぶ中国の海南島です。ここはハワイと同じ緯度で、中国の富裕層や高級官僚のリゾート地です。このため、病院もすばらしく、インフラも整っています。さらにショッピングセンターも豪勢です。もちろん日本の食材もちらほらあります。

よって、海南島は中国国内では物価も比較的高い方の地域に入ります。しかし、日本の1/3~1/5です。

海南島は現在、リゾートマンションの建築ラッシュが続いています。
このマンション、リゾート系投資目的ですから、ほとんどが管理会社により賃貸に回っています
それも、フルファーニッシュドという家具、電化製品つきでです。

もちろん賃貸ではなく、日本人でも購入することが出来ます。要するに居住には不自由しません

 では、国内に自宅があって、どうやって海外に長期滞在、あるいは移住するのか。
簡単です。
日本には「移住住みかえ機構」という非営利法人があって、そこが査定して、生きている限り永久に借り上げてくれます。しかも「3年間の定期借家権」での貸し出し契約ですから、自宅に戻りたくなれば3年ごとにチャンスがあります。

ここから上がってくる家賃で、海南島の家賃を賄えば、幾ばくかのおつりが来るはずです。
どうです?ステキでしょ・・・。

ただ、その物件情報は全て現地の不動産屋に行かないと集めることが出来ません。仮に物件を見つけられたにしても、契約やその後の生活も不安です。

そこで、不動産情報や生活情報をネットで日本に居ながらにして見る事が出来るようにしようと考えました。もちろん今後は現地のサポート会社も必要になります。
そんな新規ビジネスをしながら、私は海南島で暮らそうと、夢を膨らましています。

もちろん、自宅大好き!日本大好き!韓国ドラマ大好き!ワンコ大好き!な家内を、それらがほとんど叶わない中国へいざなう説得をするのが、最大の難関ではありますが・・・。


ハワイを思わせますね。


今、第5期まで進んだ分譲賃貸マンション


高層のマンションが海岸線にも建っています。地震の心配はないとの事。


三亜地区の海岸線


低層の住宅。この中にも賃貸物件があります。


賃貸物件のロビー


ショッピングセンターです。最上階は映画館。


スーパーマーケットの中です。お菓子売り場。


こちらは雑貨売り場です。


百貨店の化粧品売り場です。日本と変わらないでしょ。


こちらは公立病院です。  


Posted by バリューの親方 at 06:07

2011年11月06日

住宅支援策が目白押し

 山形を初め、住宅産業は不思議なぐらい活気付いています
震災復興もあるのでしょうが、とにかく凄い!!というのが実感値です。

これには、昨年来推進されてきた各種の住宅支援策、優遇策もかなり貢献していたというのも事実です。特に長期優良住宅への補助金給付、エコポイントの給付、さらにはフラット35Sによる10年間金利1%優遇、そして税制の超優遇緩和が後押ししました。

予想を超えた数の利用者が殺到し、予算が尽きてしまい早めに終了というのも相次ぎました。
建築・建設産業は就業人口の裾野が広く、ほとんどの業種で何らかの恩典を受けているはずです。

 よって、冷え込んだ経済を活性化するには、建築・建設産業をテコ入れすれば、より多くの金が世間に流通するということになります。
さらに、金融機関に預けられているお金も現金として世間に流入することにもなります。

ことに、まもなく始まるであろう本格的な被災地復興や住宅建設、リフォームなどはその最たるものです。
そこへ、昨年度、あるいは本年度人気だったけれどもすでに締め切ったりしている優遇措置が復活すべく予算化されたり、閣議決定されています。

消費税値上げは金額の大きな住宅産業にとっては逆風とはなりましょうが、駆け込み需要という一瞬の特需も期待できます。

 さて、どんな施策が実施予定かといいますと、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)で取り扱う長期固定金利ローン「フラット35」の内、一定の基準をクリア住宅を購入する場合に適用となる「フラット35S]については「省エネ性能の高い住宅」に対象を限定した上で、改めて金利優遇幅を拡大するとの方針が打ち出されました。

 これにより、9月に締め切られた10年間1%金利優遇は、5年間0.7%金利優遇(被災地は1%優遇)として復活することになりそうです。
当初の5年間が終了しても0.5%の金利優遇となるよう2012年の予算で要求されています。

 また、これまでは購入後のリフォームでは使えなかったフラット35ですが、これからは購入後リフォームし、基準を満たし、なおかつリフォーム瑕疵担保責任保険に加入すれば、フラット35もフラット35Sも使えるようになります。

 さらに、7月で終了した住宅版エコポイントも昨年度の半額にはなるものの復活することがほぼ決まりました。新築住宅では15万ポイント(被災地は30万ポイント)リフォームは最大30万ポイントが付与されます。そして、これまで対象外だった耐震改修についてもポイント対象になります。

 これからのリフォームのキーワードは「耐震」と「瑕疵保険」です。このかとからも、国は中古住宅流通に軸足を移しつつあります。この二つのキーワードから安心、安全な価値ある中古住宅を定着させる意図が読み取れます。

さてさて、来年度の住宅産業界はどうなりますやら・・・。不安でもあり期待半分でもあります。
いずれにしても、せっかく支援してくれるというのですから、これを上手く使い切ることが大切です。それには、こういうことをちゃんと理解して、それを随所に組み込んで提案してくれる会社を見つけることが肝要だと思います。

おっと、いけない知らず知らずのうちに自画自賛になっていました・・・。
  


Posted by バリューの親方 at 06:09

2011年11月05日

私たちでもできる被災地支援

 まもなく東日本大震災から8ヶ月が過ぎようといしています。
政府から住宅に関する支援策がようやく出始めました。
それでも、津波が直接襲った地域には再建築の許可が下りていないところがほとんどです。

 実際に仮設住宅に入っている方からお話を伺いましたが、入居して一月ぐらいは安堵の気持ちが先行していましたが、日が経つにつれ劣悪な環境が、物理的にも精神的にも堪えられない状況になりつつあるとのことでした。

 住まいを生業にする私たちも何とかしてあげたいけど、手立てがありません。
そうしているところへ、気仙沼の知人から、安く早く自宅を建てられないかとの依頼が複数きました。
安く建てるのはお手の物ですが、ただ、地元山形ですら職人がいませんし、足場もありません

聞けば、年配の方が多く、子供たちは独立しているので、自分たちの小さな家で十分とのことでした。
確かに二重ローンの問題もあり、安く建てたいということなのでしょう。土地はそのまま活用できれば、その分だけは費用も抑えられますが、問題は物理的な建築そのものです。

いろいろ考えてみました。
職人不足や足場の不足、建材の不足は、復興が本格化すると益々悪化すると思われます。
そうすると、逆に地元山形での建築は非常に困難が予想されます。契約を頂くお客様にご迷惑がかかるのと同時に、私どもも会社運営が心配です。

 ここは、被災地支援にもなり、会社運営にも貢献できる方法を考えねばなりません。
そこで今、私が取り組んで研究しているのが、職人的な手間隙かけずに、安く短期間に戸建住宅を建てる方法です。

ひとつは、私どもの規格住宅を平屋に変更して、極力足場を要しないものとし、半完成品にして、現場で組み上げる方法です。これなら、工期は1/3に短縮できます。

確かに内部の造作には部分的に大工職人は必要ですが、そのほかは、手の空いている「とび職」「クレーンオペレーター」がいれば十分組み上げることが出来ます。

 円高を利用して、海外でこの半完成品を作り、各戸ごとにコンテナに詰めてもってくれば、40ftコンテナ1本で済みます。幸い被災地は港のすぐそばです。また、太平洋側の最寄の港が使えるまでは、酒田港や秋田港を経由して、陸路で東に抜ければすぐに被災地です。

しかも、太平洋側なら雪の心配も少なく、各職方が暇になる冬場の工事も可能です。
今、着々と試作に向けて開発作業を進めています。
ただ、これを推進すると、私を初め工務部の建築監督の従業員は、しばらく現地から帰れなくなるのが心配ではありますが・・・・。  


Posted by バリューの親方 at 06:12

2011年11月01日

住宅産業の地元貢献度

 今年も残すところあと2ヶ月。ホントに月日が流れるのは早いものです。
10月の後半から中国へ出張に出かけてました。ブログも更新しないうちに10月が終わってしまいました。

 さてさて、山形県内はまだまだ建築バブルが続いています。相変わらず足場も大工も足りません。
私どももやっとこさ確保して、なんとか工事を進めています。でもまさに薄氷を踏む思いです。

これは、年が明けて復興建設が本格化すれば、もっと大変なことになるのでしょう。
先が思いやれれます。ただ、受注済みで、着工待ちの状態ですから、仕事がなくて心配しているよりまだ気が楽ではあります。

 こんだけ盛んに行われている建築ですが、建築は元来労働集約型の職人仕事の集大成などと言われてはいますが、いったいどんだけ地元に経済効果があるのかと、かねがね考えておりましたら、面白いデータを見つけました。

地元工務店系で、県産材の木材を使用しない場合のデータですが、地元に落ちるお金は建築費の45%と出ていました。
大手ハウスメーカーに至っては約30%程度です。その中の3割程度が大工への支払いです。

 ではそれぞれ残った地物工務店系の55%大手ハウスメーカーの70%はどこにお金が落ちるのかというと、地域外というわけです。地域外とはほぼ県外を意味すると思われます。

ただ、これは通常の場合の貢献度データであって、被災地では当てはまらないのではないかと思います
 なぜなら、現在は全国から被災地には職人が集まって、稼いでいます。その方々の見入り、つまり地元にいるころは家庭の収入になり、地域貢献されていたお金は現在、仙台の一番町界隈で大量に消費されています。一番町を初めとする歓楽街は、復興バブルに湧いています。

これも被災地貢献と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、普通の地域でも地元貢献度合が45%程度しかないと言うのは、意外に低い数字で驚きました。
ちなみに、金山杉などの県産材を使った工務店などでは、やっと60%が地元にお金が落ちることになるそうです。  


Posted by バリューの親方 at 05:23