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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2009年11月05日

宵闇の迷宮

 温泉街と飲み屋街がこれほど渾然一体となって一所に固まっている天童は、国内でも珍しいのだそうです。

言ってみれば、天童温泉が山中の温泉場ではなく、町のど真ん中に形成されているのがその主たる要因だと思います。
ただ、飲み屋街と温泉街はどうもうまく共生できていない感は否めません。ホテルの客単価アップの施策として、宿泊客囲い込み、館内飲食率を高めたためもあります。

昔は、浴衣に下駄履きで、スナックに繰り出したものでしたが、このごろはこういう温泉客はとんと見なくなりました。もっとも浴衣に下駄履きでなんかで来る一見客は、ぼられる店も多かったのも事実です。

私もあれだけある温泉の飲み屋街のほんの数件しか知りません。
よほどご縁でもない限り、新規のお店へ出向く勇気もありません。
そこで、面白い企画があると言うので、件の気の置けない友人達と家内同伴で参加しました。

その名も「ドリンクテーリング」です。ボーイスカウトでやっている追跡ハイクの大人版のようなもので、いい大人が遠足気分で指定された4軒と好きな1軒の合計5店のお店を制限時間内に廻るイベントです。

「へぇ~、こんなとこにこんな店があったんだ」とか「店は綺麗じゃないけど、肴がお袋の味がいっぱいだな~」とか「すっげー、天童にもこんな高級な店があったんだ~」などなど驚きの連続でした。

そして、オヤジとオバチャンのご一向は、地図を片手にネオンと行灯看板の明るさを頼り、宵闇の飲み屋横丁をストロールします。「あれれ??この路、さっきも通ったんじゃねえの?」「んなことはねえべぇ」と5軒目にたどり着く頃には、足元もおぼつきません。

 参加している客も楽しいのですが、店側にとっても新規獲得のご縁作りの機会でもあります。
がつがつイベント料金内でやっているところは、客もそれを感じ取りますし、宣伝費だと割り切っているところは、ここぞとばかり大盤振る舞いサービスをします。傾向を見ていましたが、こういう赤字でも大盤振る舞いしているところは、やはり誰からも人気のある店でした。きっと、今回の企画でまたまた新規客を獲得できたことでしょう。

私どもも今年度のスローガンに掲げている言葉がこれをいみじくも物語っています。
「先事後得」という四文字熟語ですが、「まずは儲けなんて度外視して、お客様を喜ばせよ。そうすれば利益なんて後からちゃんと着いて来る」というものです。
客商売だけではなく、何事にも応用できる先人の教えですね。






              < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
http://www.value-c.jp




Posted by バリューの親方 at 12:20