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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2010年04月21日

遮熱と断熱

 遮と断は遮断というぐらいですから、同類のようにも思えます。
でも、建築の世界では似て非なるものの典型です。
この遮熱と断熱の面白い話を聞きました。

 日本の家屋は、内断熱とか外断熱とか、要は冬温かく、夏涼しいという外気と屋内の温度差を確保しようという性能を追求しています。
昔のように土壁一枚でできていた家とは、随分な違いです。と言っても、その当時からまだ50年位しか経っていませんが・・・。

通常は、家の中の内壁の向こうと外壁の間には、10センチから15センチぐらいの空間があり、ここにガラス繊維でできた綿のような「グラスウール」という断熱材をびっちり詰め込みます。これだけ入っていると、パンパンの羽毛布団に包まれているようにも見えるぐらいです。
これが断熱です。きっちり施工されていれば、これでも十分外気との温度差は確保できます。

そして、一方の遮熱です。

 断熱は、出入りする熱を断ち切ると言うことなのでしょうが、遮熱は出入りする熱を反射させると言うものです。反射って・・・・、熱は光じゃないし・・・。
でも、昔の石油ストーブは確かに熱反射板が付いていました・・・。

聞くところによると、熱は伝導、対流、そして輻射という熱線エネルギーが広がるのだそうです。よって、これを反射させれば、熱は当然伝わらなくなると言うのです。なんか分かったような分からないような話ですが・・・。

そこで登場したのが遮熱シートです。
どんなものかというと、荷造りするときに使う、プチプチって、分かりますか?そうです、あの空気袋の突起が沢山ついてるやつです。あれを上下二枚合わせにして、両サイドをアルミ箔でコーティングしたものです。厚さわずか8ミリです。

 これを外壁の下、床下、天井裏、屋根裏に満遍なく張るだけで、グラスウール以上の断熱効果があるというのです。
にわかに信じがたい話ですが、青森など山形より冬の厳しい地域でも、実証済みだそうですから、驚きです。たった8ミリのシートを張っただけですよ・・・。

 そのメーカーの一言「考え方の違いです。馬鹿の一つ覚えのように断熱を追い求めていては、決して遮熱の発想は生まれません。これは、宇宙開発からヒントを得て考案されたこれまでとは180度異なる発想です」
なるほど、確かに!!いろいろな住宅技術を見聞きしてきましたが、久々の目から鱗です。

何でも聞いてみるものですね。
欲しい情報って、いつも欲しがっている人のところに来てくれるもんなんですよね。これは、ホントです。
よっぽど、私が物欲しそうに見えたのでしょうね。






              < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
http://www.value-c.jp




Posted by バリューの親方 at 23:05