2010年09月11日
見えない将来のシュッピ
人も長寿命を実現させるためには、検査とメンテナンスが必要なように、建物にも当然メンテナンスが必要です。
誰がやってくれるの?
という声が聞こえてきそうですが、これは財産として住まわれている持ち主が行うということです。もちろん、建築に関わる隠れた欠陥などがあった場合は別ですが・・・。
私どもでも、お引渡しの後、2年間は半年ごとに点検し、その都度不都合があれば解消しています。
木造住宅は、鉄骨と異なり、木が呼吸し行き続ける以上、最初の二冬(2シーズン)は越して、木材の動きやクセの様子を見ることが必要だからです。
これはいくら乾燥材や木材を張り合わせた集成材を用いたとしても、全てをそれにしたのでなければ、結果は同じことです。
特に昨今の住宅は機密性が良くなった分だけ、暖房機器を引越し前のアパートで使っていた灯油の室内燃焼系のものを使うと、水分がおもいっきり発生し、24時間換気シシテム程度では解消できなくなって、湿気が建材に浸透してしまいますし結露の原因になります。そうするとカビや下地建材の「暴れ」や「くるい」の原因にもなります。
さすがに、昔のように水分を多く含んだ材料を平気で使うようなことがなくなりましたから、天井裏で夜中「バチッ!!」という木の割れる音がするようなこといはなくなくなりました。
木に関する問題は、乾燥度合いが落ち着けば解消されますが、次にメンテナンスあるいは住宅維持にかかわる部分として大切なのが、外部に接している部分と電気製品や給湯機器、衛生機器などの水周り設備関係です。
さらに、室内でタバコなどを吸えば、内壁の壁紙クロスも汚れが目立ってきます。
屋根や外壁は10年から15年に一度は塗り替えや目地の充填替えが必要ですし、電気機器や機械類関係は普通10年ぐらいの寿命と見るべきではないでしょうか。いくら科学が発達して、新た建材が開発されても、自然の風雨や直射日光に永久に耐性発揮できるものは、一般住宅へは廻ってきません。
そうするとその時々で、当然お金がかかります。自分の財産なのですから当然これを大切にメンテネンスする必要がありますし、それは住む人の義務と言ってもいい類のことだと思います。
住宅ローンは30年から35年間返済です。単純に考えても、前述のメンテナンスは完済するまでに最低2回~3回は必ず巡ってくることになります。
木造住宅で「メンテナンスフリー」などと謳っている住宅がありますが、木造で、しかも近代的な新建材を使用している住宅であれば、それはありえません。
政府が主導している「長期優良住宅」は「ちょっと前まで「200年住宅構想」と言われていました。
これは、建てたままで200年持つ住宅ではなく、メンテナンスしやすく長持ちする家のことなのです。当然、メンテナンスが前提条件となります。
1380年の歴史を誇る日本最古の建造物「法隆寺」は、1380年間なんら手を掛けなかったわけではありません。時の朝廷や国が宝物として大量の予算をつぎ込んで、労を惜しまずメンテナンスしているから現存しているのです。
確かに、アパート住まいであれば、メンテナンスは貸主の大家さん持ちでですが、いくら月々家賃並みのローン返済でマイホームを手に入れたとしても、十数年後には必ず、メンテナンスが付いて回ります。
その時になって慌てて資金を調達することのないよう、私どもは、住宅ローン控除やボーナス払いがない分だけ、それを使わずに、メンテナンス積み立てしといてくださういとオススメしています。
< P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
誰がやってくれるの?
という声が聞こえてきそうですが、これは財産として住まわれている持ち主が行うということです。もちろん、建築に関わる隠れた欠陥などがあった場合は別ですが・・・。
私どもでも、お引渡しの後、2年間は半年ごとに点検し、その都度不都合があれば解消しています。
木造住宅は、鉄骨と異なり、木が呼吸し行き続ける以上、最初の二冬(2シーズン)は越して、木材の動きやクセの様子を見ることが必要だからです。
これはいくら乾燥材や木材を張り合わせた集成材を用いたとしても、全てをそれにしたのでなければ、結果は同じことです。
特に昨今の住宅は機密性が良くなった分だけ、暖房機器を引越し前のアパートで使っていた灯油の室内燃焼系のものを使うと、水分がおもいっきり発生し、24時間換気シシテム程度では解消できなくなって、湿気が建材に浸透してしまいますし結露の原因になります。そうするとカビや下地建材の「暴れ」や「くるい」の原因にもなります。
さすがに、昔のように水分を多く含んだ材料を平気で使うようなことがなくなりましたから、天井裏で夜中「バチッ!!」という木の割れる音がするようなこといはなくなくなりました。
木に関する問題は、乾燥度合いが落ち着けば解消されますが、次にメンテナンスあるいは住宅維持にかかわる部分として大切なのが、外部に接している部分と電気製品や給湯機器、衛生機器などの水周り設備関係です。
さらに、室内でタバコなどを吸えば、内壁の壁紙クロスも汚れが目立ってきます。
屋根や外壁は10年から15年に一度は塗り替えや目地の充填替えが必要ですし、電気機器や機械類関係は普通10年ぐらいの寿命と見るべきではないでしょうか。いくら科学が発達して、新た建材が開発されても、自然の風雨や直射日光に永久に耐性発揮できるものは、一般住宅へは廻ってきません。
そうするとその時々で、当然お金がかかります。自分の財産なのですから当然これを大切にメンテネンスする必要がありますし、それは住む人の義務と言ってもいい類のことだと思います。
住宅ローンは30年から35年間返済です。単純に考えても、前述のメンテナンスは完済するまでに最低2回~3回は必ず巡ってくることになります。
木造住宅で「メンテナンスフリー」などと謳っている住宅がありますが、木造で、しかも近代的な新建材を使用している住宅であれば、それはありえません。
政府が主導している「長期優良住宅」は「ちょっと前まで「200年住宅構想」と言われていました。
これは、建てたままで200年持つ住宅ではなく、メンテナンスしやすく長持ちする家のことなのです。当然、メンテナンスが前提条件となります。
1380年の歴史を誇る日本最古の建造物「法隆寺」は、1380年間なんら手を掛けなかったわけではありません。時の朝廷や国が宝物として大量の予算をつぎ込んで、労を惜しまずメンテナンスしているから現存しているのです。
確かに、アパート住まいであれば、メンテナンスは貸主の大家さん持ちでですが、いくら月々家賃並みのローン返済でマイホームを手に入れたとしても、十数年後には必ず、メンテナンスが付いて回ります。
その時になって慌てて資金を調達することのないよう、私どもは、住宅ローン控除やボーナス払いがない分だけ、それを使わずに、メンテナンス積み立てしといてくださういとオススメしています。
< P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
Posted by バリューの親方 at 15:31