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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2010年09月25日

ドッグラン

 日本語で言うと「犬走り」です。
建築用語には一般の方が「え~っ」と思うような言葉が数多くあります。
この「犬走り」もその一つです。

犬が走るのですから、屋内ではなく屋外にあります。
住宅の基礎から水平方向にコンクリートで舗装されている60センチ位の部分をそう呼びます。丁度、軒下にあたる地面部分です。

この「犬走り」は、ある家とない家があるように、住宅に関する強度や構造的にはさほど重要ではありません。ではなぜ?

 それは、その部分が土だったら、雨が降った時泥になり、その泥が、掃き出し窓や外壁に跳ね返り、汚れてしまうのを防ぐために設置されます。
昨今は、この部分に玉砂利や砕石を敷くことが多くあります。
弊社でも新築住宅には、基礎から60センチ程度、砕石を四方に敷き詰めます。

これは、泥の跳ね返り防止ともう一つの理由があります。
それは、家に近ずくとこの玉砂利や砕石が正に「ジャリッ、ジャリッ」と音を出し、これを嫌うドロボーが近づかないという防犯上の理由です。

 この犬走り、もともとは、犬が通れるぐらいの狭い通路と言った意味合いでした。
家の周りにこれを回して、その外側にネットを張れば、本当の「ドックラン」になりますね。実際、愛犬家住宅として、このようにリフォームした家もあります。

 コンビニで、高校生がしゃがみ込んで、カッツプ麺などを食べているスペースを覚えていますか?そう、ゴミ箱などが置かれているあたりです。
あそこは、駐車場のアスファルトとは違った色になっていることが多いと思います。
あれは「商店舗用の犬走り」とも言えます。美観やデザインにも一役かっているというわけです。

「犬走り」があるなら「猫走り」は?
答えは「あります」
ただ、猫の場合は「猫歩き」で、建築用語では「キャットウォーク」と呼ばれます。正にバランス感覚の優れた猫しか通れないような通路です。

 いったいどこに?
それは大空間を形成する体育館や劇場の天井部分に注目です。
その天井部分に、メンテナンスなどを行うために細い空中回廊が巡らされています。これを「キャットウォーク」と言います。猫ならいざ知らず、プロとは言え、命がけの高所作業になります。私はダメです・・・。

 そして、もう一つのキャットウォークは、ファッションショーでモデルが客席に向かって歩いてきてUターンして戻っていく「張り出し舞台」もこう呼ばれます。
女猫のような妖艶なモデルたちが、猫のように足をクロスしながら歩む姿から名付けられたのかどうか走りませんが、それなら「モンローウォーク」でもいいような気もしますね・・・。





                < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。



Posted by バリューの親方 at 00:09