QRコード
QRCODE
庄内・村山・新庄・置賜の情報はコチラ!

山形情報ガイド・んだ!ブログ

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 35人
プロフィール
バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2011年02月10日

豚丼の元祖

 値下げ合戦で鎬を削る牛丼業界ですが、アメリカから牛肉の輸入が難しくなった時に、苦肉の策で考え出されたのがこの豚丼でした。

今でもちゃんと生き残っています。
ただ残念なことに、あくまでも牛の代用品ですから、中身が牛肉から豚肉に変わっただけのものでした。
もちろんこの頃は少しずつ改良はされていますが、あくまでも従来の豚丼の延長線です。

 先日、北方型住宅研究のため帯広に行って来ました。
せっかく帯広まで来たのだからご当地物を食べようと駅をスタートして町中を巡りました。
そしたらなんと町中に「豚丼」の看板。聞けば、帯広名物なのだそうで、どうせ食べるならと元祖の店を探しました。

その店は、スタート地点の駅の真向かいで、とんだくたびれもうけでしたが、気を取り直して入店。
元祖豚丼「ぱんちょう」という変わった名前のお店です。
このお店、元祖らしく豚丼一本で商売をしています。丼モノなのに味噌汁は別売と言う頑固さが元祖らしい。

 さらに狭い店内にウエイトレスが4人もいて、最年長のウエイトレスはどう贔屓目に見ても85歳を超えている超ベテランです。そしてメイドエプロンをしています。
和気藹々として息の合った仕事振りを見るにつけ、もしかして、ひいお婆ちゃん、お婆ちゃん、お母さん、娘さんといった構成なのかもしれません・・・。それだけ歴史を感じさせます。

お値段も牛丼チェーンの豚丼の3倍強とこちらも立派です。華、松、竹、梅とあり、豚肉の量で価格が異なるようになっています。松竹梅の上にがあるとは知らなかった・・・。
味噌汁をセットにすると客単価は1,000円を超えて来ます。豪華な丼モノです。

 どんぶりからはみ出すほどの豚肉が載せられています。しかも厚手の上物です。
不思議なことに脂身がギトギトしていないんです。サラ~ッとしているんです。
肝心なお味は、豚肉の蒲焼丼といった甘辛いタレを絡めて焼かれた豚肉とイメージすればピッタリでしょう。

確かに豚肉は美味い!!でも正~直な感想は・・・・・
「う~ん・・・豚丼ねぇ・・・う~ん、以上オワリ!!」

たまたま気づいて名物を知ったのならOKなのですが、わざわざ電車賃使って行って食べるほどのものなのかな~とも思います。
でも、地元ピープルも大勢来ているお店でしたし、きっと地元では昔ながらの愛される味なのでしょう。それはそれでヨシ!!

おもしろ小ネタとしては十分すぎるぐらいの拾い物ではありました。



まあ、迫力はありますわな~・・・。



Posted by バリューの親方 at 20:00