QRコード
QRCODE
庄内・村山・新庄・置賜の情報はコチラ!

山形情報ガイド・んだ!ブログ

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 35人
プロフィール
バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2011年02月12日

歴史的瞬間

今朝、と言うよりは昨日の夜中と言ったほうが正しいかもしれません。
とんでもないニュースが飛び込んできました。
ムバラク大統領辞任!!

この時ばかりはインターネットの凄さを再認しました。
瞬時にして、 9,700Km彼方の出来事が、映像とともにリアルタイムで見ることができたのです。
ほんの数時間前のニュースでは、即時辞任拒否とかスレイマン副大統領に権限を移譲、そしてこれを知ったデモ参加の市民激怒などと報道されていました。

詳細を知りたいと、朝刊を今か今かと待っていました。
開いた新聞を見て、唖然!!
トップ記事として「ムバラク大統領、副大統領に権限委譲、即時事態は拒否」と載っていました。
ありゃ~、また撤回したんだ・・・・。
よくよく見ると新聞記事の情報が古く、朝刊に差し替えが間に合わなかったようです。

 政権が崩壊し、無政府状態となり、混乱が生じてデモ参加者たちが暴徒化するのを防止する意味で、軍に移譲したのかもしれませんが、何故故に軍の最高評議会に権限を委譲したのかがよくわかりません。

 いずれにしても市民が勝利を勝ち取ったわけですから、これからは民主主義的な自由な生活や経済活動が行われるのでしょう。
でも今後、民主主義とは言えエジプトは、イスラム体制が強化されていくことでしょうから、中東と欧州や米国とのパワーバランスが微妙になってくることでしょうね。

世界がまた、少しずつ動き始めた気がします。
今起きているのは、遠い中東の話ですが、同じように国民の不満が高まりつつあるお隣の中国も人ごととばかりは言っていられなくなるでしょう。
もっとも、こういうニュースは中国国内には流れないでしょうし、ネットで見ることもできないでしょうけど。

ここで、中国も民衆パワーが爆発して、社会主義的資本主義が民主主義的資本主義に変われば、世界の動きは一気に加速するのでしょうけど・・・。

いずれにしても、世界は物理学や安岡教学で言うところの「シンギュラーポイント」に差し掛かりつつあるような気がします。

電灯のスイッチのON、OFFは最初から最後まで人力、指の力で行っているように思えますが、ジワジワと少しずつOFFの状態からONの状態に動かしていくと、ある一点を過ぎた瞬間、そこからは人間の手を加えないでも一気にONへ動いてしまいます。この分岐点こそが、特異点と言われる「シンギュラーポイント」です。ターニングポイントとは似て非なるものです。

異常気象が物語る壊れかけている地球上に住む私たちは、国を隔てても全ての国々の人と運命共同体です。エジプトの民主化革命を皮切りに、世界もいい方にいい方に動き出してくれることを期待したいですね。



Posted by バリューの親方 at 14:24