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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2011年10月12日

ほんとに安全、安心なのか

 地震に対する建物の備えとして、安心安全ということが、よくお客様の口に上るようにありました。
安全や安心とはどの基準を言うのかも明確ではありませんが、最悪の場合、家など壊れても命だけは助かったという意味で捉えるべきと考えます。

禅問答ではありませんが、「形あるものは崩れる」ということからも、津波の災害は別として、最低レベルの安全とは、地震で壊れかけた自宅の中で、圧死だけは避けられるということではないでしょうか。

 神が作り出した建物ででもない限り、決して魔法のシェルターにはなり得ません
35年もの長きに渡ってローンを払い続けている大切なマイホームが、豹変して凶器に変わるのでは大変です。

 さて、私どもが属する「日本木造住宅耐震補強事業者協同組合」通称「木耐協」では、昭和25年から平成12年5月まで建築された建物、12,639件について、耐震診断を行った結果を8月に発表になりました。

 建築基準法では、耐震計算する際に想定する地震を大地震中地震の2段階に分けています。
大地震とは建物が建っている間に遭遇するかどうかという極めてまれな地震(数百年に一度起こる震度6強クラスの地震)のことです。

また中地震とは、建物が建っている間に何度か遭遇する可能性のある地震(震度5強程度)のことです。大地震時には人命を守ること、中地震の場合には建物という財産を守ることを目標とするのが、建築基準法の考え方です。
 
 これに対し、耐震診断では人命を守ることに重点を置き「大地震時に倒壊しない」ための耐震性確保を目標に据えることを明示しました。
大地震と中地震という2段階を設定する建築基準法と異なり、耐震診断では大地震への対応という1段階で考えることになります。

これを踏まえて耐震診断された結果は、90,05%が現行の耐震基準を満たしていないことが明らかになりました。

されに、昭和56年6月以降に建築された建物は、新耐震基準を満たしていることになっています。
しかし、耐震性を左右する計算上の壁量は満たしているものの、建物の劣化や壁の配置バランスの問題で、壁の評価が下がっており、なんと、83,01%が現行の耐震基準を満たしていませんでした。

 建物は、命を守る最後の牙城でもあります。しかし、このデータを見る限り、安全、安心と思っていた昭和56年以降の建物も、どこまでホントなのと思ってしまいます。
潰れてみないとわからないでは、済まされないお話だと思います。



Posted by バリューの親方 at 06:08