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バリューの親方
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私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2011年11月23日

因果応報 悪因悪果

昨日は、随分とオウム事件のニュースが流れていました。
13人目の遠藤被告の死刑が確定し、裁判は終結したとの報道でした。

あれから16年も経ったんですね。被害に合われたご本人やご家族、ご遺族にとっては、忘れられない、昨日のことのような出来事でしょう。あるいは思い出したくもない傷かもしれません。

 13人の死刑囚のうち、最初の死刑確定は2005年でしたが、死刑は執行されていません。
死刑執行は、法相の命令で確定から6ヶ月以内に執行しなければならないと刑事訴訟法で決められています。

でも、共同被告人の判決が確定するまでの期間は算入されないともされています。
これで、共同被告全員の死刑が確定しましたので、ここから6ヶ月以内ということなのでしょう。

 ただ、このオウム真理教事件には、逃走中の指名手配容疑者が3人います。この逮捕、そして裁判まで待っていたら・・・・・。でも法務省は「執行停止の理由には当たらない」としているそうです。

とは言え、死刑が確定されても、執行されるか否かは、時の法相次第ということになってしまいます。
歴代の首相は、自らの信じるポリシーを盾に、死刑執行を躊躇し、すでに死刑執行待ちが100名を超えています。

いつ執行されるか分からないその待機中の死刑囚の生活費や医療費は善良な国民の負担と言うことになります。なんだか妙な話です。

 死刑執行を6ヶ月以内に行う命令を出す義務があるのを知っていて、一国の法相になったのであれば、法を司る長としては当然のことながら、法を守る手本を見せてしかるべきだと思います。それができないと分かっているのなら、最初から大任をうけなければいいと思うのですが・・・・。

 国際的なステージで死刑廃止論があるのは知っていますが、学術的、宗教的な廃止論だけでは、被害者の心の義憤は晴れることもないように思います。
極端な話「ゴメンで済んだら、警察はいらない」というのがほんとになってしまう。

 被害者に被告の命を奪う権利はないというのは分かります、でも廃止論者が言うように、最後に審判を仰ぐ国家の定めた法でも人の命を奪う権利はないとなれば、被害者の義憤は、いったいどこに持ち込めばいいのかということになります。

世界が賞賛する日本人の生き方は、昔からいたってシンプル。因果応報、悪因悪果
「悪いことをすれば監獄に入れられる。人を殺めれば、自分の命を差し出さねあければならない。 だから、まじめにこつこつ生きなさい。お天道様は見ていて下さるから、いつかきっといい事がありますよ」



Posted by バリューの親方 at 06:03