2012年01月10日
H.H
エイチ・エイチ、ダブルエイチ・・・・
「Hiroshi Haseyama 」 何のことはない私のイニシャルです。
子供の頃は、随分とからかわれました。
ヒロシと言う名は、ケイコと並んで当時は一番多い名前の部類だったようですから、長谷川ヒロシさんや原田ヒロシさん、林ヒロシさん、平田ヒロシさん、深瀬ヒロシさん、本田ヒロシさんなんていう名前の人だって、みんなH.Hということになります。それを考えると、さして珍しくもないのかもしれません。
このH.H、案外有名になっているものもあるんですよ。
私はヨットに乗るときやタウン着などは、つとめて「H.H」のブランドを身に着けることにしています。そして自慢げに言うことにしています。「これ、オレのオリジナルブランド・・・・・」と。
そうです。かの有名なノルウェーのマリングッズブランド「Helly Hansen」です。一介の船乗りから身を起こし、世界的な防水カッパメーカーとして、世に知られるようになった創業者の名前です。
近頃はカー用品やスキー用品、カジュアルウェアなども手がけているので、まったく海を知らない方々にも、このヘリーハンセンは裾野が広がりました。
さて、もう一人。
「Horatio Homblower」私が愛して止まない海洋小説のヒーローの名前です。ホレーショ・ホーンブロワー。キャプテン・ホーンブロワーあるいは海の勇者ホーンブロワーと言ったほうが通りがいいかもしれません。
18世紀末の英国海軍に身を置いた架空の軍人のお話で、士官候補生から提督になるまでの立身出世物語です。
古い例えですが、英国では日本の「鞍馬天狗」レベルの知名度と人気を博している国民的ヒーローと評せられています。
ハヤカワ文庫から「海の勇者 ホーンブロワーシリーズ」として出版されており、隠れファンが多いシリーズでもあります。最近では英国で長編連続テレビドラマにもなり、日本でもDVDが出回っています。
そして身近にももう一人
「Hiromi Haseyama」 うちの家内です。夫婦で同じイニシャルなんです。
だからどうした?と言われればそれまでの、とりとめもない事です。でも、ガンガン前へ前へと進むのも大切ですが、フッと息を抜いて、身近にある偶然に面白さを見出してみる余裕が大切な気がします。
特に愛して止まない人や身近な人、さらにお気に入りが、たまたま自分と同じイニシャルだったなんて、気がつくだけで、ニンマリしてしまいませんか?
Posted by バリューの親方 at 06:03