バリューの社長ブログ

　ホーム・エネルギー・マネージメントシステムの略ですが、簡単な話し、家中の電気などのエネルギーの消費、創造（太陽光発電等）を見える化し、電力消費を自動制御、あるいは意識的に制御し、賢く節約していこうと言う仕組みです。

このほど、経済産業省では、このＨＥＭＳを導入する際の６事業者１１製品を採択しました。これらの製品を使って、ＨＥＭＳを導入すると、定額１０万円の補助金が出ることになりました。申し込みは４月１９日からです。

ちなみに、採択された会社は、ＮＥＣ，シャープ、東芝ライテック、積水ハウス、大和ハウス、トヨタホームで、ハウス系以外は、一般の新築や既存住宅でも設置が可能なのではないでしょうか。
さすが、大手ハウスメーカーは、目ざといですね。

　ただ、各社のシステムの中には、電気工事が必要なものと工事が不要なものがあり、シャープのシステムのみ工事不要で、簡単に設置が可能のようです。
このシャープのシステムは、家庭内の各コンセントにタップと言われる発信機をつけ、これらの消費電力情報を中継機が集めて、小型タブレット（端末モニター）に表示すると言う仕組みです。

価格もお手ごろで、タップ５個と中継機、タブレットがついて希望小売価格２０６,６４０円だそうです。
小売希望価格ですから、たぶん実勢価格は１６万円程度なのではないでしょうか。
今回の補助金が定額１０万円ということは、自己負担は６万円程度です。
ただ、家中のコンセントにつけてこそシステムとしてのコントロールがかのうとなるのでしょうから、タップ単体の追加価格が問題です。

私どものコンパクトな３ＬＤＫの住宅でも最低１５箇所のコンセントが必要です。１個５,０００円程度としても１０箇所追加で５万円。そうするとやはり１１万円程度は自己負担となりそうですね。

　それでも、新築のみならず既存住宅でもこれが可能となると言うのは画期的ですね。
ただ、太陽光発電の創エネルギー分の表示は、シャープの太陽光システムでないと互換性がないそうで、そうすると今、さかんに取り付けられている太陽光発電も他社製品では、別々のタブレットでコントロールしなければならなくなる手間がかかります。

太陽光発電のタブレットにも表示される総電力消費量とシャープのタブレットに表示される総電力消費量の値が違っているなんてことがなけりゃいいのですが・・・・。たぶん、これ、ありえると思います。

そうした時に、どちらがホントなんだ？？？となるでしょうが、月々の消費電力請求書にはウソはないでしょうから・・・。でも・・・・これとも値が違っていたなんていうと・・・・。現状のシステムレベルでは十分あり得ます。

あくまでも、目安として節電、節約に努めましょう、あるいはそのきっかけに・・・という使い方のほうが片意地張らずにいいのかもしれませんね。




＜　Ｐ　Ｒ　＞

頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、２０代からの土地付き新築一戸建てマイホーム。

山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。

アパート脱出応援団のバリューハウスです。

もちろん土地から中古住宅、賃貸まで不動産全般の業務に対応できます。