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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2012年12月25日

換気

 昨日は、高気密・高断熱住宅のお話をしました。
実は実は・・・・これにも続きがあるんです。

想像してみてください。
その完全密閉の住宅で、焼き魚を焼いたら・・・、お父さんが豪快にブ~!!と放屁したら・・・・、ウンコちゃんをしたトイレの後は・・・・、生乾きの室内干しの洗濯物の臭いは・・・・・、タバコの臭いは・・・・。

家中は、大変なことになります。
換気扇ごときでは、何ともなりませんし、入ってくる空気が希薄なのであれば、気圧の理論上、換気扇で吸い出すことは出来ませんし、強力な換気扇で行えば、魔法瓶どころか限りなく空気の無い缶詰状態になります。

さらにそれだけ密閉度が高いのであれば、タバコの火すらつかないでしょうし、ストーブやガスレンジの火も消えてしまいます。

でも、ご心配召されることはありません。
住宅は24時間換気が義務付けられており、壁面に外気を取り入れる穴が開いていてここから室内に吸気します。

気密性能の高い住宅では、換気扇を回せば注射器のピストンのよいうに、一気に外気が侵入します。せっかく暖めた室内に、冬場の外気が侵入するというわけです。

高気密の住宅では、室内の汚れた空気を排出すべく、換気扇を回せば回すほど冷たい外気を部屋に吸引してしまいます。

 このため、高気密住宅では、外から取り入れる空気を一旦、機械で加熱して部屋内に取り込み、換気扇から出すときは、熱まで一緒に逃がさないように機械で一旦熱を奪ってから排気します。

これを「第1種機械換気」とか「熱交換型換気」と言い、吸気も排気も機械を使って行います。
この仕組みは、天井裏を銀色のダクトパイプを蛸足のように這わせて住宅内の要所要所に導きます。

ただ、優秀な熱交換型換気設備は、ドイツ製などが多く、高価なものが多いのも実情ですし、何よりもキッチンのレンジフードのフィルター同様、定期的にフィルターを自ら清掃しなければなりません。そうしないと虫や花粉等で目詰まりをおこし、あって無きがごとくになってしまいます。

お恥ずかしい話、建築を生業にしている私の家も、当時は最新鋭だったドイツ製の換気システムを搭載しましたが、設置が天井裏という事もあり、十数年間フィルター清掃を行っていません。

でも、ファンはちゃんと回ってはいます。でも・・・・・先日、室内からの排気口に線香を近づけてみましたが、ほとんど煙を吸っていない様子でした。

こういうフィルター類も天井裏ではなく、日常清掃している場所の近くにでもあれば習慣となり清掃もするのでしょうが・・・・。

私どもがお建てしている家は「高の中断熱」ですが、気密は「高の下気密」です。気密シートですっぽり包み、完全にシールドまではしていません。
よって、吸気は壁面に空けられた吸気口から自然吸気の仕組みを使っています。これを「第3種換気」と言います。

 ただし、排気の方はは強制的に小型換気扇を使い、計画的に計算した空気量を排気しています。
このため、法で定められた居室内の空気量を、気流の流れを利用して、入れ替えているというわけです。

高気密の部屋でこの第3種換気を使うと、逆に急激な気流を発生させ、冷たい外気が壁の吸気口からビュービューと入り込んで、ビュービューと排気されて行く事になります。

それぞれの換気の仕組みは、設備の金額もさることながら、住宅の機密性能に合わせて、選択するのがベストだと思います。

ちなみに、よく言われる「空調」とは「空気調節」の略で、「人間にとって快適であるように、温度や湿度、気流、空気清浄度、室内物品の放射、伝導などの室内環境を調整すること」と解釈されているようです。

どこまでこの快適さを追及するのかということです。
これま正に、費用対効果、兼ね合いが大切だと思います。

ただ先般、これからは国の政策として、高気密、高断熱もさることながら、省エネ省CO2、そして太陽光発電などでの創エネルギーを総合して、一次エネルギー消費ゼロの住宅を目指すことが決定されました。

 つまり、住宅のこれまで使用していたエネルギーを100としたとき、40%を省エネ建材や省エネ電気機器などで削減し、残った60%の消費分は、太陽光発電などでエネルギーを自ら作り出し、差し引きゼロにする住宅を2020年には実現させるということです。

強制力を持つかどうかですが、これをクリアしなければ建築確認を承認しないとなれば、まさに強制規定ということになります。
もっとも、こういうことに関して先進のヨーロッパ諸国では、全てが強制規定で、違法に建築すれば、撤去命令が出されるそうです。

どうも、我々建築をする側も追及すべきものは高断熱・高気密一辺倒ではなく、総合的に取り組む必要が出てきました
ただ、これらを価格的に反映させると、私どもがお相手している、若い子育てファミリーのお客は、永久にアパート住まいになるのではないかと危惧しています。

もっとも、「地球環境を考えて、そのぐらいの覚悟がないのであれば、家持の資産家になる資格など無い!!」と言うのであれば、それまでの話なのですが・・・・。





<お知らせ>

私どもは、アパート住まいの子育てファミリー向けた、何から何までコミコミで1,350万円で建つローコスト・コンパクト住宅の専門店です。
頭金なし、ボーナス払いなし、月々家賃並みの支払いで、「家持ち資産家」の夢を実現いたします。
山形市を始め、天童、寒河江、河北、東根、村山、尾花沢、新庄へ至るまでの地域でお建ていたします。



Posted by バリューの親方 at 06:01