情報戦
民主党に政権が変わってから、私ども
建築関連業界を取り巻く環境が猫の目のように変わります。突然補助金が出たり、これまでのものがなくなったり、延期されたり、法規制が変わったりと、とにかく凄いのです。
業者を間始め、業界、政界、財界と、とにかく使えるだけのツテを使って、
情報をかき集めて、有利なものであれば、どこよりも早く対応策を講じなければなりません。
時には、そのネットワークにとんでもない情報が飛び込んできたりします。でも、こういう情報はウラがなかなか取れませんし、
風評被害にも発展しかねないものも含まれています。
つい先日など、監督省庁あたりから漏れ聞こえて来た怪情報では、今や飛ぶ鳥も落とす勢いの、例の有名なハウスメーカー、○△☐☓◎が来年早々にも
「飛ぶ」などというものまであります。
○△☐☓◎が「飛ぶ」ようなことがあったら、それこそ業界がメガトン級の大嵐に巻き込まれます。飛ぶ鳥も落とす勢いの○△☐☓◎が文字通り「飛ぶ」のですから・・・。
あれだけの棟数を全国に建築している○△☐☓◎ですから、飛んだ後のアフターメンテナンスや法廷闘争中の案件などなど、とても他人事ではありません。
それより、そういうことがあると
「姉歯事件」の時のように、一生懸命にやってる業者までもがとばっちりを食います。
即座に法を作って一気に締め付け始めるからです。
この情報が本当なら、これから建築する住宅は、
10年間の瑕疵担保責任保証のみならず、施工会社が建築中に倒産した場合に、建物完成を保証する
「完成引渡し保証保険」に加入義務が生じ、業績が悪くて、この保険に加入できない
地場工務店などは、建築を請け負うことができなくなってしまいます。
来るべき時にあたふたしないよう、私どもでは全ての建築中の建物に「完成引渡し保険」をつけました。これでまた、コストアップになります。
顧客第一、消費者保護は結構なことですが、
一部の不届きな会社のために、まともにやっている会社がとばっちりうを食い、そのツケがいつかは顧客に回っていくことも考えられます。
本当のところ、
がんじがらめの法規制や締め付けも考え物ですね。
いずれにしても今回の怪情報だけは、根も葉もないウワサであって欲しいと願うばかりです。
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頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
http://www.value-c.jp