食わず嫌い、飲まず嫌い
一般的に、子供の頃から家庭環境で飲食したことは、
三つ子の魂百までと言うように、体で、あるいは味覚で覚えてしまっています。また、逆に
嫌いな食べ物はトラウマになってしまっているケースも多いようです。
給食時のニンジンは別として、克服までは行かなくても、もの心ついてから、食べれるようになったり、飲めるようになったものは、これまた印象が強く残っているものです。
大きな家庭環境の変化と言えば、
結婚があります。
全く違う食文化を有すると言っても過言ではない二つのファミリーが融合するのですから、食事ごとに驚きの連続でもあり、発見の連続でもあります。
食べず嫌い、飲まず嫌いが吹っ切れる瞬間という歴史的側面も持ち合わせています。
私は結婚して食べれるようになったものに、
セロリがあります。
新鮮な大人の味です。さらに、
ゴーヤ。
苦みばしった南洋の味です。そして、
ホヤ貝。
通の海の味です。
調理したレバーは、二人ともダメでしたので、これはドローということで
未だにトラウマのままです。お互いにトラウマを聞くと、
嫌い度が倍増したものでした。
家内の飲まず嫌いは、
アルコール類でした。
父親譲りの
スーパー下戸でしたが、今では押しも押されぬ堂々たる
キッチンドリンカーの王道を歩んでいます。遅く帰宅すると虎印の
キッチンドランカーになっていることもあります。
さて、私の飲み物のお話は
コーヒーです。飲めなかったわけではありませんが、
シュガーは2杯、ミルクはコーヒー牛乳レベルが
当たり前だと思っていました。これがコーヒーだと・・・。
新婚早々、家内がコーヒーをいれてくれました。砂糖もクリープもありません。
「えっ、なんで???」
「えっ、なんでって、なんで???? これ、コーヒーだよ・・・・」とかみ合わない会話が絡みます。
一口飲んで、苦っ!!
そしてそれを見て家内曰く
「砂糖とかミルク入れたら、せっかくのコーヒーの味、分からなくなるよ・・・」
それからです。幾く日も幾く日も黒い液体を飲み続けました。だんだん、通の仲間入りをしていくようでした。
今は、コーヒーに砂糖やミルクを入れる輩が逆に信じられません。
ボーイスカウトでキャンプに行き、コーヒーが切れて、
タンポポを焙煎してタンポポコーヒーまで飲むようになりました。これ、結構美味いんですよ。
そして、何か面白いコーヒーがあると買ってしまいます。
そして見つけたのが、コレです。我ながら物好きでだと感心してしまいます。
黒豆コーヒー、
イソフラボンも入って、体にもよさそうじゃないですか。しかも、不思議なことに、販売元は
米沢市の会社です。
ささ、一服ということで飲んでみました。
お~、こりゃ
コーヒーに限りなく近い。たいしたもんだ!
それもそのはず、
原料はブラジル産のコーヒー豆に黒大豆の粉を混ぜてある代物。
ということで
「おちゃらけ黒豆コーヒー」でした。どことなく黄な粉味のコーヒーってとこでしょうか。
こんな怪しいモノを砂糖、ミルク無しでグビグビ飲めてしまえるのも、家内が仕掛けた
「食わず嫌い・飲まず嫌い克服プログラム」のお陰なのかもしれません。
まさに
家庭は、
食の交差点です。
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頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
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