参りました
「いやはや、一本取られました。参りました・・・」オヤジたちはよくこんな 言葉を口にします。
本当に勝負で負け、頭を床につけ、
参りましたというシーンはなかなかありません。
柔道や剣道だって、試合が終わったときは、せいぜい立礼です。
居合道は、試合の前と後には、
必ず相手と頭を床につけるほど低くして挨拶します。
逆に立礼は、せいぜい審判に対しての礼程度です。
試合前は互いに
「お願いします」と声に出して座礼をします。
そして、試合が終わって試合コートを出てから、お互いに座し、
「参りました」と
降参を認め、「ありがとうございました」と続けます。
今の世の中、なかなかもって相手に面と向かって負けを認め、声を出して「参りました」と頭を垂れ場面はないと思います。
それは、武道が武術からスポーツになったからかもしれません。
居合道は同じ道と言う字がついてはいますが、剣道と異なり
古流武術です。言ってみれば
真剣を使った命のやり取り術です。
ですから
「参りました」と言うのは
「あなたに命をとられました」と宣言することにほかなりません。
居合は、士の武術として、その
潔さが命だと思います。
さて、この国を慮る士である
国士、
代議士先生たちは、どうでありましょうか。
すでに
死に体となっているにもかかわらず、
「参りました」どころか
、勝負はこれからみたいなコトをおっしゃる。どこまで
面の皮が厚いのかわかりません。
霊長類の頂という人間が、他の霊長類と根本的に異なるのは
、恥を知っているか否かだと言われます。それを究極まで極めたのが
士であり、恥辱の行きつくところは、恥を晒して生きるより潔い散り様でもあります。
国を憂える本当の国士なら、与党野党とりまとめ、我欲を捨て、散り際を心得え、不退転の心意気で一致団結して国難に当って頂きたいものです。
ほとほと、今の代議士先生には
「参りましたな~」です。
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