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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2009年12月12日

130年のホスピタリティ

 先日、建物とサービス見たさに、日光金谷ホテルに行って着ました。
金谷ホテルといえば、明治6年の開業と言いますから、まさにリゾートホテルの草分け的存在です。

 日本では珍しい、オーナーの苗字がついたホテルです。この初代オーナー金谷善一郎氏は、日光東照宮の音楽を担当する楽士。時に日光を訪れたローマ字の作者、ヘボン博士が泊るところがなくて困っているのを見かねて、自宅に泊めたのが、金谷ホテルの始まりだとか。

 当時の在来工法で木造3層作りです。特にバンケットホールは、ダンスホールにもなる都合上、ホール内に柱を見せずに大空間を出現させるなど、構造計算も目を見張るものがあります。

 老舗旅館は数あれど、西洋の臭いがする老舗リゾートホテルというのもレトロ感があってたまらないです。それも和洋折衷の何とも言えない雰囲気を漂わせます。
建物の随所に残る細やかな造作は、ホンモノの神々しささえ感じます。

 何気なく使われている銀の食器やレトロな西洋皿などは、マニア垂涎の一品です。
建物もさることながら、調度品の一点一点に至るまで、ホテルに溶け込みながらも存在感を漂わせていました。

著名な建築家がいった有名な言葉があります。
「その建築を知りたいのであれば、そこに一晩泊るのが近道である」
まさにその通りでした。

 そして、その一流のホテルを支える一流のホスピタリティが感動的でした。
この金谷ホテルでは、おいでになったゲストと従業員の自然なコミュニケーションを促すために、掃除のオバチャンまでもが、名刺を持っています。その名刺の裏には当時のセピア色の写真が印刷されています。それは従業員分だけ種類があります。

そして、行き会う従業員全員に「あなたの名刺を頂きたいのですが・・・」と話しかければ、たちまち名刺をゲットでき、帰る頃には、金谷ホテルミニアルバムが完成するという仕組みです。

日頃、裏方としての職務についているホテルスタッフも初めて日の目を見れるし、モチベーションアップにも役立つでしょう。

そして出発時には、社長がただ一人お見送りに出てきて、見えなくなるまで手を振ってくれるのです。天下の金谷ホテルの社長がですよ・・・。
この辺が、にわか仕立ての老舗旅館との決定的なホスピタリティの違いですね。

130年のホスピタリティ
これが名刺の表裏です。

130年のホスピタリティ

130年のホスピタリティ

130年のホスピタリティ

130年のホスピタリティ

130年のホスピタリティ





              < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
http://www.value-c.jp



Posted by バリューの親方 at 00:46