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プロフィール
バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

2011年05月30日

新大久保よりSOS

今や新大久保はご存知のようにコリアンタウンとして名を馳せています。
その新大久保でSOSと聞けば、 昔人の私は、関東大震災に乗じた流言蜚語が原因で、お隣の国の在日の方々に痛ましい事件が起こったことを思い出してしまいます。東日本大震災のニュースが続いている時期ということもあります。

ところが、その「新大久保よりSOS」を扱った番組を見たら、SOS違いであることにようやく気がつきました。
このSOSは今流行のK-POPのイケメングループでSun of Shinookubo の略だそうです。なんとまあ・・・。

 でも、この青年たちの偉いところは、ちゃんと東日本大震災の義援金の募金活動を街頭で率先して行ったり、何よりも新大久保の街が大好きなので、街を自分たちが活性化しようと、ファンの女性たちを引き連れて、新大久保の商店街、一軒一軒に挨拶して回り、ファンにこのお店をよろしくと宣伝しているというから驚きです。

ちょういと古い言い回しですが、生写真というかブロマイドというか、彼らの写真をそれらの店に置いて、買い物してくださった方々にお渡ししているという販売促進ワザも心得ているというからすばらしい!!

日本から退去する外国人が多い中、若いのに日本が大好き、新大久保も大好き町興しまで手伝ってくれる青年達がいるということを「第○国人」が云々なんて言ってる石原さんにも教えてあげたいですね。

このごろK-POPの若い人々が退去して来日し、一大ブームを巻き起こしています。
J-POPのお若い方々もアジアへどんどん進出して欲しいものです。
次は飛躍目覚しい中国のC-POPが席巻するのでしょうか。いやいやこれからはT-POPが熱いのでは・・・。

もちろんTは今後の主力マーケットを形成するJIJI・BABAのメッカTogenukijizouであることを付け加えておきます。  


Posted by バリューの親方 at 18:30

2011年05月29日

複合ライフライン

 この頃おいでになるお客様から、非常事態には、ガス、電気、灯油のどれでライフラインを構築するのが一番安心なのかという質問を頂きます。

この時期ですから、非常事態とは地震災害を想定されたご質問だと思いますが、これがなかなか難しい質問なのです。それぞれ一長一短があります。

今回も、オール電化だったので、停電で何も使えなくなったが、エコキュートのタンクの370リッターの水は非常用として重宝した。

プロパンガスだったので、煮炊きや風呂を沸かすのは問題なかった

灯油だったので、昔使っていた反射式ストーブを出してきて、これに石油を詰め替えて暖が取れた

太陽光発電だったので、自立運転に切り替えたら、冷蔵庫とテレビ、携帯の充電は問題なかった

いかがですか?これを見るとどれが正解なのか、よくわかりませんよね。
でも、あまり被害の少なかった山形は別にしても、一番先に開通したのは、電気だったという被災者の方も多くいました。

 私どもでお建てしたお客様で、この状況を予言された方がおられました。そのお客様は、奥様が絶対オール電化住宅と言っておられたのですが、あえてプロパンガスとスポット電化に変更となりました万が一の時にシングルライフラインに頼っていると、窮地に追い込まれる恐れがあるというのが理由でした。

私もその頃は、考えすぎだろうとも思っていましたが、それが今回現実のものとなってしまいました。
その施主様は、現役の自衛官です。さすが・・・ですね。完全に脱帽です。複合ライフラインの有効性を認識しました。

 ただ、住宅内のライフラインを構築するのには、危機回避も重要な問題ですが、光熱費のランニングコストを合理化するという命題もあります。さらに初期のイニシャルコストも大きく影響してきます。将来へ向けての算盤勘定が必要になるわけです。安心、安全と省エネ、節約を同じ土俵で計算せねばならないのですから、一筋縄で行かないことだけは確かです。

 危機的な状況の場合、部分部分で、代替エネルギーを一時的に活用するにしても、私は太陽光発電+オール電化という組み合わせが、コストパフォーマンスでも長い目で見て有利なのではないかと思い始めています。

  


Posted by バリューの親方 at 12:45

2011年05月23日

ネット人口

 私どもは、住宅建築のほかに広告代理店業をしているので、販売促進やダイレクトマーケティングにはとても敏感です。

特にwebを活用したマーケティングは今後の広告代理店の将来を左右します。電波媒体も今回の震災で1ヶ月間は全くといっていいほどCMの売り上げが途絶えました。紙媒体もチラシ折込数の激減や廃刊ラッシュで、web、webと草木もなびきます。

ただ、webマーケティングはある一定の客層にしか効果が出ないと実しやかに言われていました。特に今後一大マーケットに成長するであろうシルバーマーケットには・・・。

でも、驚くべきデータが発表されました。それも政府発表ですから信用度合いと精度は期待できそうです。
70歳代の4割がネットを利用しており、さらに80歳代では2割がネットを利用している。しかも両世代では、年々伸びているとのこと。

6歳以上の全体ではどうかと言うと、なんと78%がネットを利用しているとのこと。
ただ全体ではほとんど伸びていないとのことなので、高齢者の伸びが著しいのでしょう。
高速大容量通信回線を利用しているユーザーも同じく78%と割合が高い。

そう言われれば、身近な高齢者である実父も78歳でチョチョチョイとネットを楽しんでいます。あながちこのデータも誇大ではなさそうです。

そうすると、根本的にwebマーケティングも考え直さなければなりません。
たぶん、HPのデザインもどの客層も見やすく利用しやすいユニバーサルデザインのようなものが出現するでしょうし、検索キーワードも年齢別に設定する必要も出てきそうです。

いずれにしても、webは本格的にエイジレスの時代、エイジレスのツールになってきていますね。  


Posted by バリューの親方 at 19:43

2011年05月21日

HOMEとHOUSE

 どちらも住まいと訳されます。
住宅メーカーや地場ビルダー、工務店も社名やブランド名、屋号にこのHOMEHOUSEを使用しているところが沢山あります。

私どもの建物商品もVALUE HOUSEと命名しています。
どちらの会社もネーミングした際には、言葉の響きで選んでいるので、どちらでも気になるものではないのでしょうが、実はここに歴然とした差があるように思います。

HOUSEは、あくまでも建物そのものであって、家庭や建物内で営まれる家族生活までは意味していないと思うのです。HOMEにはこれのニュアンスと「ふるさと」あるいは「古巣」主権が及ぶ領域といった意味合いもあるのかもしれません。

いずれにしてもソフトのあるいはメンタルな意味合いを含んでいるのがこのHOMEだと思います。

 私もVALUE HOUMEにするかVALUE HOUSEにするか悩みましたが、結局HOUSEにしました。

私たちは、強固で安全安心、そして何よりもリーズナブルでバリュープライスの建物を提供しよう。そしてその建物を媒介として、マイホームを諦めているアパート住まいの若い子育てファミリーを資産家にしよう。という趣旨で始めたビジネスだからです。

その後のHOMEというソフトを育んで行くのは、作り手ではなく住まい手だと思ったからです。住まい手のお客様に、このHOMEという呼称を差し上げることにしたというわけです。

いま、津波で家を流された方々は、まさにHOUSEを失いました。でもその建物を媒介とした絆や家族愛、思い出といったメンタルなHOMEは失っていないと思うのです。
流失した場所にまたHOUSEを建てるか、HOMEを維持したまま安全な場所にHOUSEを建てるかはわかりませんが、HOMEは心のふるさとであるのは確かなようです。

私どもも、末永く家族のHOMEであり続けられるようなHOUSEを建て続けたいと思います。

  


Posted by バリューの親方 at 16:34

2011年05月20日

震災復興への三方好し

 震災の復興が進む中、被災地優先に水を差すつもりはありませんが、その裏側で泣いている業界もあります。
私ども住宅建築を生業とする作り手もその一つと言わざる得ません。

でも、業界に「そいつはスゴイ!!」というニュースが入ってきました。
それは標題の三方好しのお話です。

テレビや新聞でご存知のように、津波の被災地では、いまだに瓦礫が片付きません。
瓦礫と一口に言っても、現場へ行ってその瓦礫をよく見ると、住宅の構造を構成する木材建材、金属の屋根材水回り設備、そして家財道具、そしてです。工場があったところには、その材料完成品もこれらに混じっています。そしてそれらはみな泥まみれで、積み重なっています。

まずは分別が必要なのでしょうが、このうち再利用がもっとも有望なのが、住宅の構造を構成した柱などの木材や合板類です。
そのままでは、薪にしかなりませんが、これを細かく粉砕して整形し直せば、パーティクルボード板やOSB板になり、合板の代用品に生まれ変わります

今回の地震で被災した岩手県宮古市で、産学官で新規事業として開発し、地元の宮古ボード工業の協力の下「震災ボード」なるパーティクルボードを製造し、7月頃から実販売に入るとの事。

 震災で大量に排出された瓦礫木材は、処理に悩む行政と合板工場の被災により原材料供給が止まって稼動できないパーティクルボードメーカー、今後大量に需要が見込まれる復興住宅を手がける作り手三方好しの仕組み

ただ、価格は通常のパーティクルボードと同程度となるらしいけど、それなら1枚に付きいくらという義援金付き販売にすれば、三方好しどころか四方好しになります。

そうすれば、どうせ仕入れるなら「震災ボード」をとなろうというものです。
また、施主様もどうせ使うなら「震災ボード」を・・・あるいは復興支援住宅は、必ずこの「震災ボード」を使うことを条件に補助金を出します・・・とか。いろいろと発展的に考えられますよね。

こういう取り組みがどんどん出てきて、お金が回り回って、末永く被災地救援になってくれればと思います。
  


Posted by バリューの親方 at 18:39

2011年05月18日

国際信号旗

International Code Flagsの日本語訳です。
自衛艦などに、ずらっ~と色々な柄の旗を靡かせて飾り立てているのを見たことがあるのでないでしょうか。これはfull dress shipと言い満艦飾と訳されますが、記念日や祝日などを祝う時に成される船の伝統的な儀式です。

 信号旗はアルファベット数字を表す旗で構成され、1文字や複数の旗を同時に掲揚して、船間あるいは船と陸との交信に使用します。
無線がなかった頃に、海洋で視認できる距離での通信方法です。旗旒信号などとも言われます。

この外に、手旗信号などがありますが、夜間は見えないので、発光信号と言って、トン・ツーという長音と単音の組み合わせで構成されたモールス信号を、大型のライトを使用して行います。

今では、無線や携帯電話が発達し、これらのフラッグ類は、船の格納箱で肩身の狭い思いをしています。せっつかくの海のロマンなのに・・・。

めったに目にしなくなった国際信号旗ですが、面白いところで発見しました。
7月に公開予定のスタジオジブリのアニメーション映画「コクリコ坂から」宮崎駿監督が描いたポスターにはためいていました。少年の乗ったタグボートのメインマストに「UW1」の3枚の信号旗です。

残念ながら、このポスターには「1UW」と揚げ方が逆になってしまっていましたが・・・。もしかしたら物語中にその答えがあるのかもしれません・・・。

U旗とW旗の組み合わせで揚げる意味は「貴船の御安航を祈る」です。これは海上で行き会ったときに船同士の挨拶として掲揚したり、港を出港していく船を見送るとき掲揚したりします。
これに応えるために掲揚するのがU旗とW旗それに数字の1旗の三枚を繋げて掲揚します。
「ご協力に感謝する。貴船の御安航を祈る」という意味です。

 多くは語らずとも、初めて出会う船同士が互いの安全航海を祈り合う。万感の思いを込めて、たった2枚や3枚の信号旗で思いを通じ合える。ステキだと思いませんか?
今なら、メールや携帯でチャチャチャっと意思を通じ合えるのでしょうけど・・・。

是非、今度フェリーや船旅はたまたそのお見送りに行った折には、船のマストに掲揚されている旗にご注目ください。
この国際信号旗を詳しく説明しているサイトがありました。UWやUW1の旗がどんな旗なのか見てみてください。コピペじゃないと見れないかも。

http://71472860.at.webry.info/200908/article_5.html

 http://homepage2.nifty.com/arumukos/unnk/cdflg.html

  


Posted by バリューの親方 at 16:18

2011年05月16日

すり込み

3月11日の震災前は、原発って安全なものだと思っていました。何の疑問も持たず。いや、安全なものだと思い込まされていたのかもしれません。

 何度か女川原発も見学に行きました。
受付には万博のコンパニオンのような制服を着た綺麗なお姉さんも居たように記憶しています。見学記念のお土産までもらって・・・。
広報が上手かったのかもしれませんね。絶妙なすり込みというわけです。ある意味で洗脳に近い。

原爆は危険なものと分かってましたが、原発は決してそんな風には思わず、極めて厳重に管理されている清潔な施設という感想を持っていました。

でも、連日報道されている現実を見ると、どうもそうではなさそうですし、危険極まりないものであることが分かります。よくここまで、安全だと信じさせてくれていたものだと感心すらしてしまいます。

 ただ、一度だけそのことに気づかされたことを思い出しました。
私どもが広告宣伝をさせていただいている「ホテル王将グループ」。そのチェーン店の一つに「ホテル女川華夕美」があります。

このホテルが王将グループの傘下に入るとき、ホテルのPRを兼ねて30分のテレビ番組を制作しました。シナリオは私が担当したのですが、当然持ち込みの番組ですから、その内容が公共の電波を使用して流しても問題ないかどうかの「局内考査」があります。シナリオ完成時と映像完成時にチェックがあるということです。

ホテルのみならず、女川の魅力や見所を旅番組風に紹介する番組に仕上げていました。
そのシナリオを考査に出して、すぐに結果連絡がありました。
「一部、紹介するのに不適切な施設があります」というものでした。
それこそが、女川原発です。

理由は、いくら見学可能な発電所とはいえ、完全に安全な施設とされているとは言いがたい原子力施設。よって、あたかも誰がいつ行っても気軽に見学できる観光施設のように番組内で取り上げるのは不適切ということでした。

え~、一般的に安全な施設と認識されているわけではなかったんだ・・・。というのが正直な感想でした。
しかたがないので、海上からの遠景とテロップに「女川原子力発電所」とナレーションなしで入れ込む程度でやっとOKになった経緯がありました。

ここまで、福島原発の事故が大きくなると、あながちあの時の局の考査判断は間違えではなかったように思います。
  


Posted by バリューの親方 at 19:33

2011年05月14日

銀河忌

 昨日は13日の金曜日

2009年2月13日金曜。私どもの社員、星川里織さんが、若くして交通事故で亡くなりました。
1年に一度か二度しかないこの13日の金曜日を彼女の名前から「銀河忌」として、この日は社員全員が「Rest in Peace SAORI」と刻まれた黒いラバーリストバンドを手首に巻いて、仕事をすることにしています。

昨日もそうでした。
朝礼で黙祷した後、このリストバンドをして仕事に出かけます。
この日だけは、どんなに煽られてもパッシングされても、制限速度を厳守し安全運転をしよう。そして、仕掛になっている仕事は、この日に完了させよう。あるいはクロージングしよう。さらに、生んでくれた親に感謝しようという三つの誓いの励行の日にしています。

この日は、新庄の現場片付けがあったので、トロトロと信じがたい時速40キロや60キロを厳守しながら新庄に赴き、その帰り道、彼女の仏壇のある大石田の家へ、線香を上げに立ち寄りました。
仏前にお供えするおしゃれな菓子も現場帰りでは探せず、尾花沢北の道の駅で彼女の好きそうな菓子を見つけて伺いました。

義母さんと時が経つのは早いものですねと短い命を燃やし尽くした在りし日の彼女を想い、ぐずらぐずら生きている自分を、これじゃいかんと奮い立たせました。

3つの誓いを励行も粛々と遂行し、全員が帰社する直前、思わぬ事故が発生しました。

旧13号線を南進して、弊社の駐車場に入るには北進車線を横切らなければなりません。そしてその北進車線は、直前の信号のためいつも渋滞します。親切なドライバーは、車間を空けて、右折路を確保してくれます。

弊社の社員も安全運転を励行し、まさに会社の駐車場に入るべく渋滞の列の前でウィンカーを上げて待機していました。そうすると親切なドライバーが車間を空け、駐車場への右折路を確保してくれました。一礼して前進したところに原付バイクが通りかかり接触し、バイクに乗っていた方に怪我を負わせてしまいました。

もちろん、私もすぐに走り出て、止血と応急手当をして、近所の整形外科へお連れし、怪我も大事にはいたらなかったのですが、なんでまたこの日に・・・と残念に思うことしきりでした。

でも、「まったくもう最後の最後で・・・、やっぱり13日の金曜日だな」と帰社した私に、女性スタッフが声をそろえて一言。
「何言ってんですか!!長谷山さんが今日、星川さんの仏前へお参りしたからこそて、大事故にならなかったんですよ。星川さんが守ってくれたんでしょ!!」

なるほど、そうだったのか。考えようによってはそういかもしれない。
「星川さん、ありがとう。お陰で助かったよ」と思わず彼女の写真に手を合わせました。
社内にある彼女の写真の前には、彼女が喜びそうなケーキがお供えしてありました。

今年の13日の金曜日は一度しかありません。次は来年の1月13日です。
銀河忌は「星川里織」という名前からイメージし、織姫と彦星が一年に一度会えるという逸話をヒントにして創った追悼の日です。

2012年1月13日までRest in Peace SAORI
  


Posted by バリューの親方 at 23:03

2011年05月12日

誇り高き日本人のはずが

 実はマスコミなどで表ざたにならないのであればと思い、ブログにも書かないでおいた事があります。でも、このごろの週刊誌などではずいぶんと詳細に書かれ始めました。
それも原発で退避居勧告が出ているエリアからもです。

世界中から被災した日本人を見て、淡々と現実を受け入れ、パニックや暴動も起こらず、人々が助け合い、美しき大和魂のように紹介され、中国などでは日本人の見方さえ変わったと言っていました。

私は1ヶ月間、被災した方々のお宅に鑑定という業務を媒介としてお邪魔していました。
同じ東北人ですからお国訛りで受け答えすれば、親しみも湧き「保険屋さん、お茶でも一服どうですか」とご自宅に上げてくれます。

その方々から語られたのは、地震の揺れや家の補修のことだけではありませんでした。
マスコミには取り上げられなかったもうひとつの現実がありました。

それは略奪や窃盗の類です。
それらは、噂ではなく、みなその方々が目撃したり、実際に被害に遭われた話です。

津波で流された車からはガソリンが当たり前のように抜き取られていた。
車に残されたバッグから財布を盗んでいた。
ボランティアで家の瓦礫を片付けに来てくれたと思っていた人に、箪笥の引き出しから宝飾品を盗まれた。
被災した家電量販店から次々と若者たちが電化製品を箱ごと持ち出していた。
ビール会社から流れ出した缶ビールを大型バンで拾い集め、ワケあり品として安くで販売されていた。
倉庫から流された来たカップ麺を毎日ダンボールごと拾っていた。
避難所から帰ってきたら、庭の盆栽が全部持ち去られていた。
発見された遺体からも指輪、財布などの略奪や窃盗があった。
被災したコンビには、好きなものがとり放題だった。
倒れた自販機がこじ開けられ、小銭はおろか全く飲み物が入っていなかった。
解体業者だと思っていたが、流された車からタイヤとホイールだけを外して、淡々とトラックに山積みしていた。
さすがに銀行のATMだけは完全に警備員や警察官に守られていた。
などなど数え上げたらきりがない。

私は、被保険者のお宅に伺うのに、事前にアポをとり、玄関先で名刺を出し、保険会社名とその鑑定人である旨を伝えているのですが、何度かは「信用できないわけえではありませんが、こういう状況下ですので、何か証明できるものがありますか?」と聞かれたことがありました。
前述のお話を聞き、これも納得できました。

でも、その方々も口をそろえて言うのです「私たちなどはまだまだいい方です。もっともっと大変な方々がいるんですから。」と。

確かに大勢居れば、不埒な人間もいることでしょう。
99%の被災者は、決してこのようなことをする方々ではないと思います。
何でも書きたがるマスコミも表立って書き立てなかったところを見ると、その絶対数も少なかったのかもしれません。

私は実際に被災された方々とお話しするにつけ、海外が評価する「誇り高き日本人」観は、かなりの精度が出ているように思えますし、そう思いたい。



  


Posted by バリューの親方 at 15:50

2011年05月09日

Mission Completed!

 「任務は遂行された。各艇は進路反転、最大船速にて帰途につけ」
ということで、福島、宮城の地震保険鑑定業務はひと段落し、本日より復職しました。

復職の日にふさわしく、今日、震災後初めての上棟もありました。
震災で建材や資材の入荷目途がたたず、施主様にはご心配をおかけしましたが、コネとネゴを使いまくり、資材をかき集め、やっとの思いで着工に漕ぎ着けました。

 日本の構造用合板の40%のシェアを占める東北地方の合板工場は、みな津波でやられました。
でも、60%を占めるその他地方の工場がフル稼働して、震災前の供給量にまで積み上げました。
本来であれば、もう合板は普通に流通するはずです。でも、市場には全く合板がありません。
仮設住宅に持っていかれているわけではありません。

どこかで誰かが流通を止めています。
元をたどると商社のようです。火事場泥棒!!と罵倒したいところですが、商社の友人に言わせると、相場を操作して利ざやを稼ぐのが商社の仕事だということですし、それが正規の生業というのであれば、被災者をターゲットにしていじめてるのでもないようですし、あながち守銭奴とばかりは言い切れない部分もあります。

それにしても世の中には、いろいろな流通ルートがあるものです。
これだけプロの我々が合板を仕入れるのに苦労しているのに、たまたま立ち寄ったホームセンターでは、山と積まれていました。

しかも、現状の高値相場を尻目に、特価販売になっていました。その値段なら、通常仕入れている単価よりも安いことになります。
「一人何枚まで売ってくれるの?」と聞きますと「お好きなだけどうぞ。足りないならバックオーダーをかけます」とのこと。
日本の流通の経路は一昔前までとは信じがたい変革を遂げています。

こういうゲリラ的なことが、そこかしこで行われれば、商社が溜め込んでいる合板類は、早晩大暴落を起こすでしょう。
今日上棟した建物に使っている12ミリの構造用合板は、正直言うと、背に腹は変えられず、通常の1.5倍の値段で仕入れたものです。

暴落して安く仕入れられて、やっとプラスマイナスがゼロになるというものです。
ただでさえ、建築業界は苦汁を舐めています。出し惜しみしないで、チャッチャと市場に流して欲しいものです。







  


Posted by バリューの親方 at 22:26

2011年05月04日

スペック

 福島、宮城、岩手で突貫工事で応急仮設住宅が建築されています。
地元山形からも沢山の職人が借り出されています。
正直、自社の現場でも職人が不足している有様です。仮設住宅だけではなく、補修工事などもあるので、自県のみならず隣県、近県からも呼び寄せているからでしょう。

仮設住宅というと、みなさんは工事現場にある金属製のプレハブ小屋をイメージしていませんか?
テレビのニュースに出てくるのは、どうしても連棟式で無味乾燥なあのタイプだから致し方ありませんね。

でも、市町村によってはちゃんとした在来工法の木造仮設住宅も建ってるんですよ。これからは、自社の持ちえる技術を尽くした仮設住宅がそちらこちらに建つことになります。

それは福島県でも宮城県でも一般の建築会社から仮設住宅を建てれる業者を公募したからです。
福島などは、過去3年間以内に20棟以上の戸建住宅を建てたことがある、仮設住宅の供給能力が100棟以上あることなどが条件になったりもしていますが、ちょっとした規模の住宅ビルダーや工務店でも、下請けさえ使えれば、応募できるレベルです。

ただし、県が決める基準以上のスペック、仕様に合致することが条件です。よって、それに合致するのであれば、工法や使用する建材は基本的に、自由と言う事になります。

隣県宮城の支援として、弊社も応募したかったのですが、建材や物資は政府や県も積極的に供給ルートを支援するということにはなってはいたものの、お恥ずかしい話、自社の建物ですら建材や職人が不足してピーピー言ってるのに、人助けのところまでは手が回らないのが実状でした。

でも、その必要とされるスペックを見て、ビックリしました
2年間しか住まないと言え、なかなかなものです。応急仮設というレベルは通り越していると思います。一時避難住宅ではないので当然かもしれませんが・・・。
これまでの阪神淡路や信越の地震での教訓が生かされ、断熱なども取り入れられていますし、バリアフリーや東北らしい冬場の風除室なども考えられています。

価格も30㎡の2DKタイプ上限600万円というのですから、私どもの販売する住宅よりも坪単価が高いことになります。高いどころか倍の坪単価で、66.6万円です。
もしかして、弊社の住宅が安過ぎる?のでしょうか。いえいえ、きっと弊社ならずっと安く同じものが建てられるでしょう。

金属製のプレハブならいざ知らず、木造の仮設住宅は2年後にはどうなるのかが不思議です。よもや次の震災に備えて解体備蓄なんていうことが可能なのかどうなのか・・・。

そんなことより、短時間で建築が済み、その後もそれを移動して使用し、新築が必要な人にそのまま安く売却できる中古の船舶コンテナ利用を利用した「コンテナハウス」の方がよっぽど利用価値があると思います。

これなら3階建てだって積み重ねればOKです。スチールの剛構造だから開口部も大きく取れるし、断熱や間仕切りも側が始めっからできているのだから簡単です。
長さも40ftと20ftと決まっているから、これを縦横上下に組み合わせ自由です。しかも、日本国中、トレーラーで運べ、クレーンで設置できます。

宮城県の応急仮設住宅のスペックや仕様は下記にPDFで載っていますから、見てみてください。
 http://www.sumaimachi-centerrengoukai.or.jp/kasetsu/doc/m_teian_s.pdf
  


Posted by バリューの親方 at 06:30

2011年05月03日

時代考証

 映画やテレビで映像中の風景、背景、衣装、小道具に至るまで、その時代に相応しいものとすることです。その専門担当者もスペシャリストとして生業を立てている方が沢山います。
実は私も、建軍以来の日本の軍服や身につける装備品などの時代考証が得意で、オーストラリア在住の頃に、現地で戦争映画撮影の折、日本軍人の服装、装備の時代考証をしたことがあります。

この時代考証、万全を期したはずなのに、映像のちょっとしたところに、信じがたい現代が写しこまれることがあります。これを探すのを楽しみとしている映像ファンもいるぐらいです。

特にそういうものにあまり気を使わない?韓国や中国、香港の時代劇などには、千年前の時代背景なのに、遠方の山々に高圧電線の送電ケーブルが写っていたり、平底のはずの500年前の官吏の靴底が現代のもので、キックした際に靴底のメーカーロゴマークまで写ってしまったりとさまざまです。

日曜日は、JINを楽しみに見ています。
CGを見事に組み合わせた映像に舌を巻きます。でも、建築をやっている者でないと分からない一瞬の時代考証ミスを発見してしまいました。

陰謀により牢に入れられた南方先生が牢名主の命を救い、高く積み上げられた牢名主やその側役の畳を、囚人に分け与えるために、みんなで畳を運ぶシーンです。
一瞬だけ畳の裏側が見えてしまいました。それも思いっきりです。

当時の藁でできた本床なら裏も表もさほど変わらない色なのですが、映像に映し出された畳の裏側は、俗に言うスタイロ畳でした。それもバレバレの状態のままです。どおりで、一人で軽々と運べるわけです。う~ん、せっかく感動的な場面だったのに・・・。

それはそれとして、このごろ芸能人に疎く、JINに出演している、西郷隆盛役藤本隆広牢名主役宇梶剛士の区別がつかず、一人二役にする意味は何なんだろうとか、よほど予算が厳しいのかなどと思ってみていました。あとから教えてもらって大赤面です。

さらに、中途半端に髪の伸びたエグザイルの「あつし」を見て、鼠先輩が物まねしているものだとばかり思ってみていましたら、なんとホンモノでした。まったく見分けが付かなかった私の目はどうなっているのでしょうか・・・。
家内曰く「まったく別人じゃん・・・。疲れてんじゃないの?」でした。

実は、モエちゃんエビちゃんの区別も最近やっとつくようになったんです。お恥ずかしい。  


Posted by バリューの親方 at 11:40

2011年05月02日

SAKURA

 パッと咲いて、さっと散るという一瞬の華やかさと潔さから日本では武士の生き様に例えられる桜です。

どんなに切ないことがっても春は巡ってきます。そして桜も花を咲かせます。
先日通りかかった児童の8割が津波の犠牲になったと言う石巻市立大川小学校。
校舎の時計の針は、被災したであろう瞬間で止まっていました。

 その校庭の近くに桜の木であろう大木が、どうにか生き残っていました。
その木が美しい花を咲かせていました。自然の力は時として牙を剥き、時として鎮魂歌を奏でたりもします。瓦礫が絡みついた花咲かす大木は、あの日の惨劇を目の当たりにしたことでしょう。
美しく咲く花と対照的でまた印象に残る風景でした。

私は、相変わらず地震保険の鑑定調査を行っています。
今は仙台をベースに動いています。
今度は地元も近くなったので、会社も心配ですから、5日間鑑定業務をして2日間は会社に戻って仕事をするというスケジュールです。つまり、休みなしってところです。もちろんGWなんて言ってられません。

今日も朝一番で天童に戻り、普通に仕事です。こんな風にブログを更新するのも久々です。
天童の舞鶴山も今年は、桜祭りや人間将棋も中止となったそうですが、山の上では花見が盛んだそうです。

私の家の庭でも、枝垂れ桜が満開です。
この桜は、私たち夫婦の結婚記念樹です。
結婚記念なのに、下向きに伸び、さっと散る桜を植えるなんて・・・・とも言われましたが、金婚式の頃はいい枝ぶりになっているだろうと二人で小さな枝木を植えました。

次に戻るときにはもう葉桜になってるかな・・・。


庭で花見ができるなんてステキでしょ。  


Posted by バリューの親方 at 15:21