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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年04月30日

肉体的瑕疵

 瑕疵とは隠れた欠陥です。また欠陥とは当初の目的が達し得ないほどの状態ということです。
不動産や建物などの不具合などに昨今よく使われる言葉です。

 私はお恥ずかしい話、学生時代もあまり熱心に勉学をしなかった代わりに、運動部に在籍し、大会成績を通じて母校の名誉に貢献しようと合宿、練習三昧の日々を過ごしてきました。
体力と気力には、自信がありま・・・・・した。急に過去形です。

 月曜日から急に右腕が水平以上に上がらなくなり、力も入りません。缶ビールのプルトップすら開けられません。なんか痺れもあるようです。首が廻りません。肩はパンパンです。喉が痛くて声も変です。ず~っと胃がキリキリ痛みます。不思議なことに全く眠くなりません。

なんか変ですね。どこかの回路がショートしたようです。自分の体力を過信して酷使し過ぎたのかもしれません。
四十肩とか男更年期障害なんて、笑ってられなくなりました。体調が不安というよりも、こんな事を心配しなきゃいけなくなった自分が情けないですね。トホホです。

以前、霊能者に会った折「あなた、何でもいいからリラックスするようなことをしないと、今に大変なことになりますよ」と真顔で言われたのを思い出しました。
これだったのかな・・・。きっとその方には黄色信号が見えていたのでしょう。

 企業経営は気力・体力共に漲っている健康な社長さんが頑張っても、たった2割の成功率と言われます。また、小企業は90%が社長一人の精神的・肉体的能力によって決まるとも言われます。
今のままだとちょいと塩梅が悪いですね。
これじゃあ正に「当初の目的が達し得ない状態の隠れた欠陥」を抱えていることになっちゃいます。

でもGWは上半期の山場だし、行くも地獄、引くも地獄ってとこですね。
年は取りたくないものです。いやいや、忍び寄る体力や気力の衰えを素直に受け入れて、折り合いをつける術こそを心得なければならない頃合なのかもしれません。悔しい事ですが・・・・。

と思いながらも「衰えた筋力やダメージを受けた筋力は、それ以上に鍛えられた筋力によってのみ回復される」という言葉を信じ、ストイックにも上がらぬ右手にダンベルをガムテープで巻きつけて、激痛に悲鳴を上げながら深夜の筋トレをしています。やっぱ、体育会が抜けないんですね、幾つになっても。






              < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
http://www.value-c.jp
  


Posted by バリューの親方 at 01:51

2010年04月29日

ああ、勘違い

 本当にボケて勘違いと言うのであれば、これは誰しも一度や二度はあるものです。
でも、分かっていてか分からずしてか、公職にある方々のトンチンカンぶりには、驚いてしまいます。

自民党に離党届を出した議員のうち、与謝野さんと舛添さんだけは、最も厳しい除名処分だそうです。これに対して与謝野さんは「最後まで信念に従い行動するのが有権者への責任だ」と述べたとか。

もっともらしい言い草ですが、大トンチンカンです。
二人とも候補者としての記名で当選した議員ではありません。あくまでも比例選出です。よって、挙げてくれた党を離れると言うのであれば、議員で居られる訳がありません。ただの厚かましいオヤジとジイと言われてしまいます。

これは中曽根党紀委員長の言う新党結成は反党行為であり、議員辞職して党に議席を返さなければならないのが本当のところだと思います。

さらに参議院選を前にして、各党とも公認選びが華やかです。
ただ、ここでも解せない勘違いが続発しています。
戦後の参議院は華族や貴族、高額納税者が大半を占めていた戦前の参議院とは異なり「良識の府」「再考の府」とされています。

 参議院は「大所高所、長期的な視点から意見を述べたり、衆議院の行きすぎをチェックするなどして、国会での慎重な審議を目指す」という役割を持っています。
それなのに、なんで全国区で名の売れている俳優、歌手、モデルや芸能人、はたまた御バカがウリのお笑いタレントにスポーツ選手などが公認になるのでしょうか。

決して、職業差別するわけではありませんし、そういう方々にも政治家向きの方々が沢山居るのでしょうけど、議席を伸ばさんと公認選びをする考え方が、あまりにイージーだと思うのです。

ここまでくると、勘違いだと思っている私自身が勘違いしているのかと思えてきます。
もうしかして・・・・・本当はそうなのかな?????。





              < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
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Posted by バリューの親方 at 01:01

2010年04月28日

市民目線

 検察審査会って、結構凄いんですね。
素人衆のできレースかとばかり思っていましたが、11人中8人以上が賛成すれば議決となし、再捜査までできちゃんですから凄いです。さらに再度起訴議決が出れば、強制的に起訴できちゃんですね。市民パワーもここまでくると、強面の検察もマッ青です。

この市民パワー、キーワードは「市民の目線」だと思いました。
捜査に当たった検察は、証拠や証言の裏づけをとって、有罪として起訴できるか否かが問題で、限りなく黒に近いグレーだろうが、全容が見えずにスッキリしなかろうが、政治家の不信感がつのろうが、そんなことは問題ではありません。

 起訴できるかどうかが問題で、起訴できれば悪をやっけたということで、市民に注目されます。ここで、初めて市民が登場となるわけです。
証拠が十分でないときは、不起訴(嫌疑不十分)で、あ~、残念となるわけです。
これまでは、以上オワリでした。

ところが、市民は法律や証拠なんて、それはそれ。
「どう見てもおかしいだろう。誤魔化さないでちゃんと説明しろよ!!」という至極当たり前のジャッジを下したわけです。

しかも、選挙人名簿から無造作に選ばれた少なくても11人中8人が賛成したのですから、検察上層部のコチコチに固まっって世間ずれしてしまった堅物たちは、まさに色を失ったことでしょうね。小沢さん本人より、検察上層部への衝撃の方が大きかったのではないでしょうか。

なんでも夢中になって○○バカなんて揶揄されることもままありますが、最難関の司法試験をパスしても、限られた組織だけで限られた仕事だけをしてくると、揶揄ではなく本チャンの○○馬鹿になってしまうということなんですね。
私も仕事バカヨットばか程度で止めておかなきゃ・・・。






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Posted by バリューの親方 at 17:45

2010年04月26日

借主が強い賃貸の世界

 本来「貸し借り」は、いかなる条件をつけて貸し借りしようが「契約の自由」が民法で保障されています。

でも、貸家(賃貸)の契約は別物なのです。
大正十年に施行された借家法があり、これが平成4年に借地借家法という法律に改められましたが、根底は変わっていません。ここには契約の自由の前に、貸主より借主が保護されるよう規定されています。

 さらに、平成12年にできた消費者契約法などにより、借主は「鋼の鎧」を手に入れました。
一度貸したら最後、よほどの事由がない限り、借主に立ち退きを求めるのは至難の業です。要するに居座ったモン勝ちのような法律になっています。

 前々から、何故契約は相対のものであり、平等のはずなのにこんなにも借主が保護されているのか、不思議に思っていました。そんなに大家は悪どい人種なの????

 よくよく調べると、そうじゃなかったんです。
これには「はは~ん、なるほどね」と頷く歴史的背景がありました。
昔、日本は列強の仲間入りをすべく、富国強兵で軍事力を強化していました。そこには大量の兵士が必要になります。もちろん徴兵で集めます。そして、列強相手に戦争です。

 戦死者も数多く発生します。でも、彼らは英霊です。
その英霊の戦争未亡人や家族が、大黒柱を失い、あげくに家賃を払えずに借家をおん出されたなどと言うことになっては、それこそ安心してお国のために出征する事なんかできなかったというわけです。

 民法で定めた契約の自由にも優先して、大家より借主が優先されるのは、こういう国の温情が脈々と生きているからなのだそうです。

 そんなこととはつゆ知らず、消費者だからとか、借主だからと何でもかんでも権利を主張する借主が多いのも事実です。
自分の権利ばかりを主張する前に、その法律の礎となった英霊に手を合わせるのが先だと思うんですけどね。






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Posted by バリューの親方 at 23:11

2010年04月24日

でんわ

 世の中、こんなに便利なるとは思ってなかったです。
特に電話です。営業マン駆け出しの頃、携帯電話も何もなく、ポケットベルというのを持たされました。電話で固有のポケベルを呼び出し、呼ばれた方は、電車の中でもトイレでもお構いなしにピー、ピー、ピーとまるで首に縄をつけられてるようでした。

 その後は、肩から提げる携帯電話、封筒ぐらいの大きさの携帯電話、PHS、そして折りたたみ式の携帯電話、アイフォンと、携帯電話の変遷がつい先日のようです。

 今日日、仕事用に1台、プライベートで2台なんていう持ち方をしている人も多く見受けられます。よく、どれが鳴ってるか分かるもんだな~、と感心してしまいます。
きっと、こういう若い人たちは、ダイヤルの回し方も分からないのだろうなと時代の流れを感じてしまいますね。

 4月1日現在の社員名簿を見て、へ~っ、と思いました。
なんと、自宅(アパート)の電話が080とか090で始まっているのがほとんどです。
よくよく考えたら、ほとんど居ない部屋に固定電話を置いておいてもしょうがないですもんね。
この固定電話、昔は大変でした。東京のアパートに住んでも、なかなか電話が引けませんでした。何しろ電話の権利を買わなければならないとかで、大変でした。

 今では死語になりましたが、電話は大家さんの固定電話でその度に「呼び出し」なんていうのは当たり前でした。
私の父は銀行員で長くとも2年に一度の割合で転勤があり、一箇所に留まっていることが少なく、固定電話はあったり、なかったりの生活が中学1年まで続きました。

 当時はクラスの中でも、「呼び出し」なんていうのは1人か2人で、恥ずかしい思いをしたのを覚えています。
一度だけ、家庭訪問の日、先生からの電話があり、隣のオバチャンが窓を開けて「長谷山さ~ん、でんわ~」と叫ばれ、ダッシュで電話を借りに行ったことがありました。

 それを考えたら、今は凄い時代です。水中にいない限りは、世界中の誰とでもその場から話すことができるんですから・・・。
生まれた時から便利だった若い人たちも、便利を当たり前に思うだけじゃなく
「便利は不便からしか生まれない」、そして「水を飲む度に、井戸を掘った人を忘れない」という格言を忘れてはならないと思いますね。





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Posted by バリューの親方 at 17:34

2010年04月23日

どこまで本当なんだか

 不況だ不況だと言われ、景気の2番底の懸念なども完全に払拭されたわけではありません。
さらに、土地の公示価格も軒並み下落しています。

こういう世情だと先々が見えなくなり、人生で一番大きな、そして高価な家、ことさら住宅産業は一挙に冷え込みます。・・・・これまでは。

ところが、どうもそうでもないようでなのです。
福島の同業者からは、県内どこの業者も対前年よりかなり受注が増えており、すでに半期分の目標をクリアしていビルダーやハウスメーカーも出始めていると聞きます。

そして山形です。
暖かくなるにつれ住宅や不動産のチラシが増えてきました。私どものような非常に割安な住宅や逆に高額な住宅は、かなり限られた客層ですから、あまり不況・好況の影響は受けにくく、ある意味で一定数の受注を頂いています。そのかわり、好景気になっても、爆発的に受注が増えて、笑いが止まらないなんてどこかのビルダーのようなことはあり得ません。

 山形でも中堅どころ、つまり最も客層の多い、建物本体価格1400万円~1600万円クラスのビルダーも徐々に受注が増えていると聞きます。
これぐらいのクラスになると、ちょっとした改良で長期優良住宅に申請可能なレベルとなり、100万円の補助金や国産材の補助金20万円も漏れなく付けられるなどの特典で、120万円程度値引きして売っているのと同様の効果が得られるからと言うのも大きな要因です。

 いずれにしても、ここへ来て政府が打ち出した裾野の広い建設業関連業種救済と、持ち家促進の政策が利き始めたということなのでしょう。
ただ、県内でも波はあるようです。
庄内では、例の悪しき奇習「三隣亡」でメタメタだそうです。金融機関の住宅ローンの申し込みも相変わらず低迷していると聞きました。

 よくライバル視されるマンション業界ですが、あれは作って完成したものを打っているので、言ってみれば小売業の延長です。
よって、売れない商品は、バーゲン価格で売り抜き、それでもだめならアウトレットマーケットへ流し込みます。要するに在庫数量が一巡すれば、また新たな展開が期待できると言うわけです。
建売住宅ならいざ知らず、私どものような売り建て住宅ではそうはいきません。安く売ろうにも在庫すらないわけですから・・・。何もない状態というわけです。

それを考えたら、何もないほうが、失うものもがない分だけ身軽なのかもしれませんね。
業界情報では、この景気低迷の中でも随分と羽振りのいい話が蔓延しています。果たして本当なのかそれとも強がりだったのか、まもなく真相が明らかになるでしょう。なぜならゴールデンウィークが前半戦の試金石ですから。

厳しく先が見えない時代だからこそ、毎月必ず支払わなければならない「家賃」分で、土地付き一戸建ての資産を形成して欲しいですね。
おっと、これは決して「売り込み」ではありませんよ!!






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Posted by バリューの親方 at 12:40

2010年04月21日

遮熱と断熱

 遮と断は遮断というぐらいですから、同類のようにも思えます。
でも、建築の世界では似て非なるものの典型です。
この遮熱と断熱の面白い話を聞きました。

 日本の家屋は、内断熱とか外断熱とか、要は冬温かく、夏涼しいという外気と屋内の温度差を確保しようという性能を追求しています。
昔のように土壁一枚でできていた家とは、随分な違いです。と言っても、その当時からまだ50年位しか経っていませんが・・・。

通常は、家の中の内壁の向こうと外壁の間には、10センチから15センチぐらいの空間があり、ここにガラス繊維でできた綿のような「グラスウール」という断熱材をびっちり詰め込みます。これだけ入っていると、パンパンの羽毛布団に包まれているようにも見えるぐらいです。
これが断熱です。きっちり施工されていれば、これでも十分外気との温度差は確保できます。

そして、一方の遮熱です。

 断熱は、出入りする熱を断ち切ると言うことなのでしょうが、遮熱は出入りする熱を反射させると言うものです。反射って・・・・、熱は光じゃないし・・・。
でも、昔の石油ストーブは確かに熱反射板が付いていました・・・。

聞くところによると、熱は伝導、対流、そして輻射という熱線エネルギーが広がるのだそうです。よって、これを反射させれば、熱は当然伝わらなくなると言うのです。なんか分かったような分からないような話ですが・・・。

そこで登場したのが遮熱シートです。
どんなものかというと、荷造りするときに使う、プチプチって、分かりますか?そうです、あの空気袋の突起が沢山ついてるやつです。あれを上下二枚合わせにして、両サイドをアルミ箔でコーティングしたものです。厚さわずか8ミリです。

 これを外壁の下、床下、天井裏、屋根裏に満遍なく張るだけで、グラスウール以上の断熱効果があるというのです。
にわかに信じがたい話ですが、青森など山形より冬の厳しい地域でも、実証済みだそうですから、驚きです。たった8ミリのシートを張っただけですよ・・・。

 そのメーカーの一言「考え方の違いです。馬鹿の一つ覚えのように断熱を追い求めていては、決して遮熱の発想は生まれません。これは、宇宙開発からヒントを得て考案されたこれまでとは180度異なる発想です」
なるほど、確かに!!いろいろな住宅技術を見聞きしてきましたが、久々の目から鱗です。

何でも聞いてみるものですね。
欲しい情報って、いつも欲しがっている人のところに来てくれるもんなんですよね。これは、ホントです。
よっぽど、私が物欲しそうに見えたのでしょうね。






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Posted by バリューの親方 at 23:05

2010年04月20日

表紙デビュー

 本屋に行くと、数え切れないほどの雑誌が並べられています。
どれも、有名なモデルやスター選手、はたまた有名企業の経営者などが表紙を飾っています。

私などは、自分で雑誌でも創刊しなければ、絶対表紙など飾れません。
でも、あつかましい話とは知りながらも、一度は雑誌の表紙を飾ってみたいものです。

 世の中には面白い商売があって、そんな願望を叶えてくれるものがあります。下の画像を見てみてください。
ダンディなちょいワルおやじを読者層に見立てた「LENON」というファッション雑誌・・・・・・・っぽいでしょ。もちろん表紙だけで中身の本文はありません。

 ピカイチの技術を持った街の写真屋さんは、パソコンの増加やスーパーなどに入ったDPEカウンターなどにお客を取られ続けています。
せいぜい、七五三や結婚式の写真などで、細々と店を経営しているのが実状です。

 出力するただの印画紙ではなく最初っから雑誌の表紙風のフォーマットを作っておいて、撮った写真をそれに出力すれば、一枚の写真も一気に付加価値がつきます。
この写真撮った写場スペースは、なんと畳半畳です。スタジオじゃないんですよ。
さらに、できあがりまではたったの5分でした。

 表紙もその人の年齢や趣味に合わせて、女性向けのハイセンスなファッション雑誌だったり、ゴルフの雑誌だったり、経済雑誌だったり、はたまたペット雑誌といくつかのフォーマットを用意しておけば、加工は自由自在です。

 ちょっとした工夫で、こんなこともできるんですね。感心してしまいました。
これを応用して、私どもでお建ていただいた施主様の完成写真をハウジング雑誌の表紙のようにしてプレゼントしようと企画しています。
創刊号をお楽しみに・・・。


もちろん、この雑誌はフィクションです。念のため・・・。






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Posted by バリューの親方 at 19:15

2010年04月18日

元気がでる映画

 何気なく衛星放送を見ていましたら、古~い映画をやってました。

今はなき天才エンターテイナー植木等の「日本一のホラ吹き男」です。
お約束の、どうしようもないサラリーマンを主人公としたベタな展開です。

 時代背景や映像に写りこんでいる風景や服装が面白く、ついつい最後まで見てしまいました。
図書館や時計台が全く変わっていない母校やウォーターシュートのあった西武園(現西武園ゆうえんち)、大手町や八重洲あたりのオフィス街、そして何よりも、伝説の高級マンションと謳われた「代々木エンパイヤコープ」、グランドキャバレーと言われた歓楽の殿堂などなど、まさに昭和30年代末期の世界でした。

 この映画は、東京オリンピックと同じ1964年(昭和39年)の映画ですから、私はまだ、小学校1年生。高度成長真っ只中の時代です。当時のサラリーマンって、こんなんだったんだと感心してしまいました。

 ストーリーはと言えば、奇想天外で破天荒な生き方で出世していくサラリーマンと言ったところでしたが、馬鹿馬鹿しいと分かっちゃいるけど、ついつい見ちゃうんですね。

 今はこの頃とは比べ物にならないぐらい経済状況もよくなり、近代化した会社組織で生きるサラリーマンですが、どうもこんな風に明るさが足りないように思います。

 これも、全てが右肩上がりだった当時の背景があるからなのでしょうか。
でも私は、当時のサラリーマン気質といった部分もあったように思います。
今はワークライフバランスが云々と言われる時代ですが、中毒といわれるほど仕事に没頭していた昔のサラリーマンの方が、よっぽど明るく愉快に見えるのは私だけでしょうか。

馬鹿馬鹿しいストーリーではありましたが、見終わった後、なんか元気が出てくる映画でした。
「世知辛い世の中、くよくよしたってなるようにしかならない、ガハハッと笑いとばして、小さいことにはくよくよしないで、ドンドンバリバリ、ガンバリまっしょ!!」ってとこですね。
泣いても笑っても、仕事はいいとこあと10年です。小さいことに構ってたら、時間が足りません。

さてさて、今日は何で笑い飛ばしてやるか・・・。






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2010年04月14日

とうとう言っちまった

 核安全サミットに参加した鳩山首相は、本当はオバマ大統領との会談のアポすらもらえていなかったのに、強引に夕食会では隣の席をキープしてもらい、どうにか10分間の会談が行われたそうな。

中国の胡主席とはまともに90分です。日本も随分と見下されたものですね。
しかも、鳩山首相はできるかどうかわからない普天間基地の方向性を5月末までに必ず示して結論付けると約束してしまいました。言わなきゃいいのに・・・。これで、世界に向かって誓約してしまったことになります。

 当のオバマ大統領からは「あ、そう・・・、ちゃんと約束まもれよ!!」程度に鼻であしらわれて、詳細の言及すらされなかったとか。寂しいですねぇ。というか、鳩山首相は、日本国民のみならず、アメリカからも信頼を失ってしまったんですね。
「トラスト・ミー」で信用させておいて、反故にしたんですから、これも自業自得といったところかもしれません。

評論家は揃って「現状では5月末までの結論なんて、到底無理な絵空事。世界に公表してしまって、いったいどうするつもりなのか」と言ったものでした。

 どうもしません。期日までにできなかった責任を取って、首相を辞任するだけです。
もう、自分じゃ何ともならないことを首相自身がちゃんとわかっているんじゃないでしょうか。あの支持率の低下は、毎朝、新聞を見るのも辛いでしょうよ。

 オバマ大統領だって、辞表として言葉を受け取ったでしょう。できない話に突っ込んで、これ以上首吊りの足を引っ張るような事は避け、恥をかかぬようにしてくれた、言うなれば武士の情けと言ったところではないかと思います。

 でも、歴代総理ができなかった「日本」をアメリカ大統領に主張し、精一杯交渉し、福島党首の意見もちゃんと取り入れ連立を維持し、政治主導であることを十分アピールし、マニュフェストを守り、そして最後は、せっかくまとまりかけたのに、徳之島の自民党勢力に反対されて、やむなく断念したと言う悲劇のヒーローが引退するという構図でしょう。そして、国際交渉を党利優先して潰してしまった自民党は、やっぱり悪党というイメージを残すことも忘れません。

 参議院選挙なんて、お構いなしです。
一度は夢の政権を維持できたのですから、首相としては、満足でしょう。しかも、選挙は首相ではなく、小沢幹事長が主導ですから、ほとんど蚊帳の外で、当選のバラをつける時と乾杯の時に登場する程度でしょう。

 本当に、日本はどうなってしまうのかと思っちゃいますね。
パッションほとばしる若手議員さんたちはどうしたものなのでしょうか。
確かに、元気な爺さんたちが気勢を上げる「たちあがれ日本」などの、気持ちは十分分かるけど、所詮は自民党別働隊・敬老会青年部です。毒舌の慎太郎さんが言うように、もっと若い人たちが「わかったわかった、爺さんたちはすっこんでてくれ!あとは俺たちが汗をかくぜぃ!!」と言って、一旗揚げて欲しいものですね。





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Posted by バリューの親方 at 13:42

2010年04月12日

大盤振る舞い

 なりふり構わぬ民主党の大盤振る舞いは、住宅業界には福音と言えます。
昨年で終わりと思っていた長期優良住宅の100万円補助は、なんと今年も継続で4月12日から受付が開始されます。

 役所もうまくしたもので、同じ補助金は名目上単年度なので、今度は「木のいえ整備促進事業」という名目にして、補助金を出すことになりました。それもヘッドタイトルは「経済危機対策」と記されています。
さらに、今年度から申請への作業が一手間分だけ少なくなりました。昨年は、どれだけ申し込みがあるか分からないので、最初の申請は「エントリー」という仮申し込みをさせ、全体数が予算をオーバーしないか探りながらのスタートでした。

ところが、思いのほか補助金請求申請が少なかったそうで、今年はタカをくくったのでしょう。呼び登録のような「エントリー」制度はありません。ぶっつけ本番の申請です。

そして、今年はオマケもつきました。
使用する木材が半分以上国産材なら20万円別口で補助金がもらえます。これは、そこそこの住宅であれば、この基準は間違いなくクリアするでしょうから、これはオイシイ補助金と言えます。もっともこれは、長期優良住宅との抱き合わせで合計120万円ですから、国産材使用だけではもらえない補助金です。

ただ、残念なことに、住宅版エコポイントの30万ポイントと併用はできません。住宅版エコポイントはお茶の子さいさいでゲットできます。

 さらに、こちらも昨年度だけだったものが延長されますが、太陽光発電を設置すると1KWあたり7万円程度の補助が出ます。これは4月中下旬から受け付けが始まると言うことです。だいたい家庭用は3KW程度ですから21万円ぐらいは補助金が出る計算になります。

さらに向こう10年間は、1KWあたり48円で余った電気を買い取ってくれます。これは今までの倍の額です。この分、ローン返済が浮きますよね。

そしてそして、エコキュートの補助金も始まります。1軒あたり4万円と額は少ないですが、これも助かりますね。

こんな風に補助金をうまく活かして行くと150万円ぐらいは、結構簡単にもらうことができます。
さらに、オマケのオマケで、長期優良住宅の住宅ローンを旧住宅金融公庫のフラット35を利用すると、35年間固定金利のうち、最初の10年間は金利が1%割引になります。10年間とはいえ、1%の金利差は大きいですよ。
ちょっとした車なら買えちゃうぐらい違いますよ。

これからは一手間かけて、取られた税金を補助金として取り戻し、お国のお金で家を建てる時代です。
何てったって「経済危機対策事業」なんですから。






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Posted by バリューの親方 at 16:20

2010年04月11日

そんな事件あったの?

 名張毒ぶどう酒事件。昭和36年と言いますから、私とてまだ3歳かそこいらです。全く覚えていません。

でも事件の内容を読むと、なんか昭和の臭いがプンプンしますね。
三角関係の清算だとか、近隣の未亡人と竹薮で密会とか、折り詰めで宴会とか・・・。それよりも何よりもワインじゃなくて「ぶどう酒」というのが何とも趣がありますね。もちろん毒入りはいただけませんが。

 そう言えば、中国ではちゃんと今も「葡萄酒」と記されて国産ワインが店頭を飾っています。でも、はっきり言って飲めた代物ではありません。ワインを完全に勘違いしてます。あれは明らかにワインではなく「葡萄酒」という別物の果実酒です。もっとも、日本と同じ、あるいはそれ以上の金額で買える「葡萄酒」はそれなりの味はします。中国の名誉のためにも付け加えておきます・・・。

 さてさて、「ぶどう酒」と言うと、どうも赤ワインのイメージが強いのですが、事件に使われたのは白ワインだそうです。それも一升瓶に入っており、王冠で打栓されていたそうですから、コルク式でオシャレな今のワインとは随分様子が違ったようです。まさに「ぶどう酒」と言った方が、ピッタリだったのかもしれません。
いつの頃から日本は小洒落たワインなどと言う様になったんでしょうね。

田舎の公民館に集まった宴席で、折り詰めを囲み、「ぶどう酒」を注ぎ合うなんて、ちょっとイメージできないですね。

 知らぬ事件とはいえ、被告はもういい年でしょう。いくらなんでも裁判に時間が掛かり過ぎの感は否めません。
これではもしも冤罪でご赦免になっても、文字通り「俺の一生を返してくれ」と言われてしまいます。へたすりゃ、死刑になる前にこのまま老衰ってことだってありえる状況です。

中国のスピード処刑も考え物ですが、あまりにも長すぎる日本の裁判も考え物ですね。それで、冤罪だったということになって「誠に申し訳なく思います」なんて裁判官が頭下げて終わってしまうような茶番では、今に「鼻タレ」世界の笑いものになります。

  


Posted by バリューの親方 at 09:11

2010年04月10日

三隣亡の大迷惑

 確か4月5日だかの山形新聞に三隣亡は根も葉もない迷信とし、各界からの取材記事として載っていました。
だいたいにして、こんな迷信化を植えつけたのは当の山形新聞の誤報からという話まであるのに、遅まきながらやっと取り上げたのかという感があります。

不思議なことに、その記事内容は、私が社内の営業マン用に配布したレジュメと瓜二つだったので、さらに驚きました。

内陸ではほとんど影響ないと言われていますが、この一ヶ月で弊社のお客様もなんと3組も来年に延期になってしまいました。

申し訳ないから、請負契約と内金だけは入れておくという、義に堅いお客様が多いので助かりはしますが、たぶん住宅ローンの審査はやり直しでしょう。そのうちに金利が上がったら、建築に反対する回り近所の住民は、その差額分の損害賠償を負うべきだと思うのです。

 しかし、困ったものです。庄内地方では、建築棟数激減だそうです。
記事にも書かれていましたが、三隣亡、特に山形の「年間三隣亡」は、全くのでっち上げの悪しき迷信です。山形県の神社庁でも迷信と厳しく断じて書面を発しています。

 私もレジュメを書く際に宗教家や易学、気学、風水学、民俗学者と知っていそうなありとあらゆる方々に電話してヒヤリングしてみましたが、各月内には現在も存在するも「年間の三隣亡」など元々存在しないということでした。

さらに、昨年中に柱だけ立てておけばOKというのも、どこかの大工が考え出した奇策で、これも全くの気休めとのことでした。

 三隣亡は、まったくもってタチが悪いですよね。
建てた本人ならいざ知らず、回り近所が災いを被る迷信なんて、卑劣極まりないと思います。
東根の郡部では、三隣亡に家を建てた家を村八分にして回覧板さえ回さない部落まであると聞きます。

こういうことがあるので、後々のことを考えて、今年は建築を見送るなんていう方々も信じられないぐらいの件数があるんです。

ただ、このような三隣亡迷信ですが、知らない人は全く知らないのも現実です。新興住宅地などではあまり建築にも影響なさそうですが、ところがどっこい、郡部に住む親戚などが寄ってたかって、着工中止を促します。

実際、知らない人の方が多いこの三隣亡、報道などで取り上げると知らなくてもいい人まで知ってしまい、影響がとめどなく広がる恐れもあるので、両刃の剣とも言えます。
ただ、それなら知らない人にはこんなアホみたいな誤った迷信があるんですと伝えれば言いわけですし、信じてる人には本来の意味を知らせて、誤解を解消すればいいことですから、どんどんとマスコミでも露出すべきだと思いますね。

地鎮祭の時には、隣近所へも声がけして出席していただいたり、ご近所の分までお札を頂いておくとかのちょっとした気を利かしておくと、あとあと和やかにお話は進むようですよ。





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Posted by バリューの親方 at 00:41

2010年04月09日

田舎の三年、都の昼寝

 ものごとの移り変わりの速さは、地域差があるという例えです。
変化の速さはドッグイヤーなんて言葉ももてはやされましたね。

 情報化社会といいますが、私どもも商売柄、情報が勝負です。
何故かというと、私たちの資本は、唯一「人」そのものだからです。在庫を抱えているわけでもなく、工場や機械を有しているわけでもありません。

 欲しいと思っているお客様に、単品ではどうにもならないものを、形あるものとして塊と成し、有益で魅力あるな商品を形成するのが私どもの商売です。
よって、ライバルよりも一秒でも早く有効な情報をキャッチし、お客様へ合う様に加工する必要があるわけです。

 でもこの情報、不思議なもので待ってるとなかなか得られませんし、待っていたのでは、それが有効な情報なのが、無駄な情報なのかの判断もできません。
情報は能動的に取りにかかって、初めてヒットします。しかも、情報は欲しい人のところに優先的に転がり込む性質があるようです。

 毎日朝から晩まで、この情報を整理して、有機的に組み合わせる作業が続きます。
ところで、1日の情報量って凄いと思いませんか?
私が就職したのはR社という情報産業です。当時より格段の情報量が1日に氾濫しています。地球の裏側の事件が今日中に分かるなんて言っていたのは、30年も前の話です。

新聞に地上波テレビ、衛星放送、インターネット、メールと次から次から情報が入ってきます。今や物流上のハンディのほかは、都会も田舎もないようです。

 一説によると、江戸時代と現代の人一人が触れる情報量の差は、江戸時代1年間分の情報量は、現代の1日分といいますから、情報量は365倍です。
江戸時代にタイムスリップできたら、平々凡々と暮らせるような気がしてなりません。ただ、性格的に、もっても3日でしょうけどね。

 逆に江戸時代から現代にタイムスリップしたら、情報の取捨選択能力が進化しておらず、随分と面食らうことでしょう。
ある意味で、私たちは、何百年も同じ様ななりをしていますが、ダーウィンの進化論どおり、刻一刻と進化進行を続けているのかもしれませんね。





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Posted by バリューの親方 at 19:02

2010年04月05日

ちょこざいな「学の殿堂」

 大学生の就職難が社会問題化しています。昔は就職氷河期なんても言われました。決して今に始まったことではありません。
ただ、卒業生が全員就職できてないと言うことでもありません。ちゃんと就職している学生も大勢居ます。もちろん一流大学出身だけと言うわけでもありません。

 会社は科学的かつ効率的に利益を追求せざるを得ない存在です。
利益製造マシーンの卵を虎視眈々と狙っています。将来稼げる素養のある学生であれば、使えない先輩社員などクビにしても採用するのが常套手段です。
もちろんそれだけの素養のある学生が来社してくれて、その素養を瞬時に見抜けるぐらいの採用担当がいればの話です。

 この就職難の最中に、文部科学省が主導し、大学側が考えた対応策が滑稽です。
一連のキャリアプランニング講座です。大学在学中に社会人になった時に即戦力で役立つ講座を履修すると言うものだそうです。

「君は4年間の学生生活で、何を身につけてきたの?」という質問へ答える為なのでしょうか?
企業側は、そんな付け焼刃的な能力など必要としていないはずです。

 大学は学の殿堂です。学びを極めるための最高学府です。技術習得する場ではなく学問する場のはずです。これじゃ就職予備校です。

大学卒業生の大部分を占める私立などは、半数を超える学生が推薦入試や面接や作文で意欲や個性を評価するAO入試で入学しています。一般試験もせいぜい3科目。受験に合格するような専門的な受験勉強をしないと合格もおぼつきません。

そして一旦、合格して入学したら、よほどのことがない限り、学士号を授与され、卒業できてしまいます。これが誤りの始まりだと思うのです。

 少子化になり、学生数減少で大学経営も危機的状況です。そりゃ、喉から手が出るほど学生数を確保したいでしょう。でも、ここで入試を簡単にするのは結構ですが、卒業するのは至難の業という大学があってもいいのではないかと思います。それこそ、卒業競争率7倍なんていう無名大学だったとしても、企業はその厳しい卒業試験をクリアしてきたという学生の方に魅力を感じると思うのですが・・・・。

 学生時代にアメリカに留学したというバイリンガルの学生に会いましたが、日本の近代史ひとつ説明できないレベルです。英語力がないのではなく、大学生のくせに自分の国の歴史すらも理解していないと言う意味です。不思議なことに社会科の受験科目はは日本史ということで、年号や出題頻度の高い重要事項などはちゃんと暗記してましたが・・・。

この例が象徴的です。
知識に厚みや奥行きがないんですね。そのための4年間なのに・・・。
せっかく親のスネをかじって大学に行かせてもらってるんですから、社会に出て、すぐに役立つ付け焼刃の知識より、就職難の時代だからこそ、何か一つだけでも極めて欲しいですね。





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Posted by バリューの親方 at 02:07

2010年04月04日

またまた、足元にこそ宝あり!

 グループ会社の多田木工から回覧板が来ました。
社員食堂で、東北芸術工科大学の学生さんたちの作品展をするから見てみてというものでした。どれどれ・・・ということで出かけました。

10点近くの作品が展示されていました。
どれも、曲木と言われる成型合板が使われています。作品は家具だけではありませんでした。

 通常、成型合板を使うときは、それぞれの家具に応じて治具といわれる大型の木型を製造する必要があります。この木型は、職人の手作り以外ではできません。製品価格にはこの木型代金も分割して組み込まれています。よって、大量の製品ができないと、木型代すら回収できないことになります。

 この学生さんの実習のために、高価な木型代金を大学が負担したのか、あるいは木型までも学生が手作りしたのかと、不思議に思いながら見学しておりました。
するとあることに気が付きました。この曲線・・・どこかで見たことがある・・・。これも、それも・・・。

なんと全てが、一度は製品化したことのなる椅子やテーブルの部材でした。これを逆さまにしたり、横にしたり、組み合わせたりして学生の自由な発想で制作されたものでした。学生さんたちは「廃材利用」と記していましたが、これは誤りで「部材の別用途利用」あるいは「リプロダクション」と言う物でした。

「え~、これって、椅子の脚だよね。これは椅子の肘掛部分? これは経机の脚?」工場のスタッフも見学に来ていましたが、こんな使い方もあるのかと感心することしきりでした。
いつもは、当たり前に家具の部材として製造しているものが、見方を変えるとこんな作品に応用できるわけです。まさに素人ならではの逆転の発想ですね。

 以前、泉椿魚さんに、ご自身の作品を入れる額を、多田木工に残っていた木型から、ベンチの座面を利用してお造り頂きました。
その時に一言「人生、足元に宝あり!」でした。
今回も、この言葉を思い出すチャンスになりました。
将来を見据えて、遠くだけを見つめるのではなく、肝心要の足元にこそ、大きなヒントが隠されているということなのですね。


これは、椅子の脚と背のフレームです。これを組み合わせたようです。


これは、木製車椅子のアーム部分の裁断前の塊材です。


これは、丸テーブルの外枠部分。裁断前の塊材です。


これは、パイプ椅子の座面と背当たり部分を上下で組み合わせたスツール。





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Posted by バリューの親方 at 14:45

2010年04月03日

社長の通信簿

 私どもは3月末決算ですから、つい先日やっと1年が締まりました。
期末は、いつもばたばた忙しいものです。ブログにすら手が伸びませんでした。

竹田陽一先生がおっしゃるように、一年に一度、全国の社長に経営手腕センター試験を行って、経営手腕の向上度が測定されるといいのでしょうけど、なかなかそうは行きません。
そうすると、上手いかヘボかの判断は、数字によって表される決算と言うことになります。

毎期、期末が近づくとハラハラドキドキ、通信簿をもらう小学生のようです。
私どもは、価格的に割安な住宅を提供していますから、爆発的な利益を確保することは難しい構造です。ご注文いただいたお家をどれだけ多く1年間で完成させ得たかが、数字を左右します。

予算内で、しかも品質と安全を確保しながら、時間との勝負です。
建築は多くの職方が関わりますし、工場生産ではないので、人手が加わる仕事には、物理的限界もあります。

お建ていただいた住宅は、重要な構造部分は10年間の保証を行わなければなりません。いくら瑕疵担保責任保険に入っているとはいえ、お建てした家は、施工した私どもが補修を行いたいと思っています。

 そうすると、会社の継続経営こそが、一番のアフターサービスということになります。
よって、市況が芳しくなく、赤字経営でしたなどと言うことは決して許されませんし、万が一に備えて、優秀な技術、技能スタッフも常に就業させねばなりません。
お客様のためにも、危機迫る赤字経営や、ましてや経営不振などに陥いることは許されないと言うわけです。

 前期、最も嬉しかったのは、新庄のお客様13組に、アパート脱出、土地付き一戸建てをご提供できたことでした。遠く離れた最上地方で、右も左も分からぬ状態での展開でしたが、13組ものお客様の資産形成のお手伝いができたことは、私どもの歴史に残る出来事でした。

 逆に残念だったのは、天童市内にお住まいをご希望されておられたお客様20組近くを、土地価格の高さから、土地の割安な東根市にお連れするしかなかったことです。家族4人としても80人近い人口をライバル市の東根に奪われてしまいました。お客様は伸び行く東根市で十分ご満足頂いてはおりますが、これでは山本天童市長には顔向けができませんね。

さてさて、前期決算ではどのような通信簿となりますか、数字が確定する日までハラハラドキドキは続きそうですね。





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Posted by バリューの親方 at 16:36