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バリューの親方
バリューの親方
私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年06月28日

インナーチャイルド

 いつも「なるほどね~」と感心するメールを頂くYさんから、ちょいとへっこんでいた私の元にタイムリーなのが届きました。

それは「やる気」のお話でした。
私は、とうに50を過ぎたオヤジですが、そんなオヤジの心の中にも、生まれて間もないままの「赤ちゃんの」のような善も悪も判断できず、周りの環境や声にそのまま影響されてしまう、言うなれば純真無垢な心が残っているのだそうです。

酸いも甘いも知っていると思っていた自分でしたが、潜在意識の中にそんな別人格のような未知の意識があったなんて・・・。と思いました。
これがインナーチャイルドと言って、心理学などでは常識なのだそうです。

そのインナーチャイルドの潜在意識に「お前はこれまで一生懸命にやって、数々の難問をクリアしてきたじゃないか、今回は何んでこんな程度ができないんだ!! 情けないぞ!!ファイトだファイト!!」と言い聞かせ、自らを奮い立たせていたというわけです。いやいや過去形ではなく、今朝も奮い立たせました。

 でも、潜在意識のインナーチャイルドは、それがプレッシャーになり、またできなかったらどうしようと警戒し、萎縮し、最後はまたできないかもしれない。失敗するかもしれないとなり、自ら逃避をするようになり、それが最後は「やる気」がない状態に陥ると言うのでした。

なるほどね~。心当たりあるな~。

 そしてもっと恐ろしいことは、それでもなおかつ自らの潜在意識の期待に応えようと頑張るが、それは「サイドブレーキを引いたままアクセルを全開にするようなもの」で、益々ストレスが増加するのだそうです。ここまで聞くと「オ~ッそうだったのか」と目からウロコです。

 そしていわゆる「恥の文化」で育った我々完璧主義の多い日本人は、出来たことより出来なかったこと(欠点)に目が向きがちなので、潜在意識が行動(やる気)を制限するメカニズム下にあるとも言います。

にもかかわらず、そこを「根性」で乗り切るのが日本の美学なので、普段でもストレスの多いであろう私などには、困った話です。

そして彼からのメールには「もしもっと楽に目標達成したいなら長谷山さんの中の"赤ちゃん"がグレないように大切に育てて下さいね」と結んでありました。

今日からは、私にも会社のメンバーにも「できなかったこと」に目を向けず「できたこと」だけに目を向けることにしようと思います。





                < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。


  


Posted by バリューの親方 at 08:20

2010年06月25日

中華

 まさしく中国のことですが、中国中華では意味するところが全く異なります。中国は中華人民共和国の単なる略称でしょうが、中華は「セカ中」を意味しています。要は世界の中心は中国で、野蛮な東西南北の国々を従えて、その世界を担う国ということになります。

 私も家具や建材を仕入れに、足げく中国に通いました。パチンコや競馬と同じで、結局のところトータル金額で、勝ったのか負けたのか微妙なところという感があります。

確かに自社工場を持たずに品質を安定させるのは、至難の業ですが、それよりも魅力なのは何と言っても、無尽蔵の格安な労働力、つまりは工賃です。いやいや「でした」と言ったほうが正しいかもしれませんね、今となっては。

 日本からも、この格安な労働力を求めて、大手をはじめ中小企業に至るまで合弁や独資公司を設立して、この中国へ進出しています。
ところが、これらの工場へ働きに来ている人たちは、大方が所得格差が激しい地方出身者です。勢い、賃金アップも要求します。当然、ストライキの実力行使も頻発します。

 日本から進出していった大手の自動車メーカーや弱電メーカーではストライキの嵐です。さらにそのメーカーについていった下請け部品供給会社でもストライキが頻発とあっては、二重三重の危機です。

 無尽蔵と言われていた労働者も、そう易々とは確保できなくなってきています。会社側は賃上げ要求を呑まざる得ない状況です。
その賃上げ要求幅の凄いこと凄いこと。現状の1.5倍ならまだ可愛い方で、一律2倍なんていう賃上げが通っている会社もあるそうです。

こうなってくると、いくら工賃が安いとは言え、原価に占める人件費比率を考え、輸送コストまでを勘定に入れると、あまり旨味がなくなって来ていると言うのが本当のところではないでしょうか。

 中国生産でローコスを実現させたニトリですら、生産基地を中国以外にシフトしつつありますし、家具インテリアショップとは別の雑貨小物専門のフォーマット展開をするという話です。

中華は、人件費でも世界の中心になる日が遠からずやってくるのかもしれませんね。





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Posted by バリューの親方 at 08:50

2010年06月24日

山川

 人の名前ではありません。山川出版社のことです。
日本史の教科書は数あれど、山川の教科書で学んだのでなければ、名の知れた大学の日本史の試験は点が取れないとまで言われてました。

 教科書は高校の先生たちが決めてしまうので、山川の教科書でなかったら、それは不幸とまで言えることでした。
私の高校は二流、三流でしたが、教科書だけは一流でした。ラッキーなことに受験科目である日本史Bは、山川出版社の教科書でした。アンダーラインを引きまくり、ボロボロになるまで使わせてもらいました。受験のためにほぼ丸暗記です。私は親にせがんでもう一冊買い揃え、山川の教科書は二冊持っていました。

 今の高校の社会科の教科は、地理歴史といって、世界史が必修で地理と日本史が選択科目です。信じがたいことです。
半分以上がキリスト教の歴史の世界史を必修にして、最も大切にすべき自分の国の歴史を選択科目にするとは、開いた口が塞がりません。文部科学省の目指すと言ってる方針とやっていることはアベコベです。

先日、本屋に行った折り、積んである本を見て、思わず二度見をしてしまいました。「アレ、山川の日本史が置いてる・・・」
懐かしい表紙でした。よくよく見ると、ちょっと表紙が違っています。
「もういちど読む山川日本史」と書かれていました。思わず手に取りページをめくります。「お~、懐かしい!!この写真、この古文書、この資料・・・」受験時代がフラッシュバックのように脳裏に蘇りました。
「お~、ここ、ここをアンダーライン引いたんだった。お~、ここはあの大学の入試にバッチリ出ていた・・・」

 ところで、なんでこんな本が一般の売り場で売られてんの?という疑問が湧きます。「はじめに」という部分を見て納得。どうもこの本は、もう一度読む「学習・科学」の流れの本らしく、いわゆる「懐かし本」の仲間のようです。完全な教科書ではなく、もう一度歴史を簡潔におさらいしたい大人向けの本のようです。

そう言えば、いろいろと脚注や解説が多く載せられていて、歴史的新説なども載せられているようです。
値段も1500円もします。高校の教科書もこんなに高かったのかな~と思ってしまいました。

出版業界には不況の嵐が吹き荒れています。
でも、発想の転換で、山川出版では、これまでの高校の教科書をリメイクして、ちゃんと大人向けの一般図書として販売しています。これがまた売れているらしいのです。こういうのを一粒で二度美味しいというのでしょうね。

 私も絶対本棚の飾りになるなと分かっていながら、思わず買ってしまいました。
熾烈な受験戦争を経験した人なら、山川の有り難味はよく分かっているはずです。そんな心理を揺さぶったあっぱれな商品でした。




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Posted by バリューの親方 at 00:30

2010年06月20日

遭難

 遭難は雪山など大それた事をせずとも身近に発生します。
山菜取りに行った老人などが戻らないといった遭難も相次いでいます。これとて、駐車した場所からほんの100m入った所で救助されたりと、遭難はすぐそこで起こっています。

 浜名湖でまた痛ましい遭難がありました。舟艇がからむ遭難のニュースは人一倍敏感になってしまいます。
水辺に建つ青年の家や少年自然の家は、舟艇ものの訓練、体験プログラムを呼び物としています。ただ、残念なことに職員は、定期異動で赴任している学校の先生が大方です。今回の浜名湖の施設は民間管理に委託されて間もないとも聞きました。

 私が奉仕するボーイスカウトなどでも「水もの」と言われる水辺のプログラムは、日本連盟から厳しく制限されています。それだけ危険をはらんでいるという事です。

 私も何度か浜名湖でヨットに乗ったことがあります。名前こそ「湖」になっていますが、遠州灘に向かって開いているせいか、海洋性の気象をモロに受け、事故のあった北部は波が集中しやすい場所でもあります。

天気図を見る限りでは、梅雨前線がすぐ近くに停滞し、低気圧もあり、雨は強弱を繰り返しながら降っていたでしょうし、風も変わりやすく、風速も上がる兆しは十分予想できたとは思います。事故当時は6~7mということですから、出艇時は4~5m程度だったのでしょう。正直言って判断が難しいところです。

 ただ風の判断は難しかったにせよ、コンパスもGPSも積んでいない手漕ぎのカッターボートに、素人同然の教員しか同乗せず、雨の降る視界不良の湖面に出艇させたのは、いかがなものかと思います。

 さらに遭難は、動けなくなったカッターボートをレスキュー艇で曳航中に転覆したと報じていました。強風下で波のある水面での曳航は、曳航索の長さや曳航速度など熟練を要します。たぶん舵付きのカッターボートでしょうから、曳航されるカッター側の舵を握る舵手も初めてでは無理です。

 しかも、報道写真で見る限り、曳航中にオールを収納していないようでした。停船しているときは、オールを出しておくとスタビライザーの代わりになりますが、曳航中は抵抗となり、何かの拍子に一本でもブレーキ代わりになると、艇体は一気にバランスを崩します。

聞けば、所長は曳航作業が初めてだったと釈明していました。

あの場合、曳航索をつけたまま、レスキューボートのエンジンで安全な風軸に向けて待機し、他のレスキューボートか水上警察へ救助依頼し、空になったボートを曳航すべきでした。

あるいは、なんでもいいから舳先から重石になるものをロープで結んで抵抗にし、ボートを安全な風軸に向けたまま漂流させ、レスキューボートの定員づつに分けてピストン輸送すべきでした。

 何事もそうですが、どれだけ注意しても事故は起こるものです。その時にどのような対処、対応ができるか、あるいはできるように準備しておくかが大切なことだと改めて考えさせられました。
まさに「備えよ常に!!」ですね。






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Posted by バリューの親方 at 15:50

2010年06月18日

ゴールデンに皇帝?

 昨日、一杯やりながらテレビを見ていました。
時はゴールデンタイムです。お笑い系のバラエティ番組ですし、老若男女、誰でもを主たる視聴者層としたものです。

ところが、番組途中のCMが始まったとたん、耳と目を疑いました。
この皇帝というサプリメントのCMです。正式には「すっぽん皇帝」という商品らしく、通販で買える流通になっているようでした。

その宣伝文句が凄い!!
「若い人に負けたくない方、自信を取り戻したい方、大切な方に飲ませたい」
というもので、その成分には、男性が喜ぶと前置きしたスッポン、朝鮮人参、マカ、ガラナ、亜鉛、にんにくが配合されているのだそうです。

これって、明らかにアレでしょ。と家内と目を合わせて、照れ笑いしてしまいました。
よくもゴールデンにこんなCMを流せたものです。金さえ払えばどんなCMもOKなのかと、苦しい局の事情を垣間見た気がしました。

 エイズ問題で、アレとかゴムとか隠語で言っていた避妊具は、コンドームと子供でも知っている製品名になってしまいましたし、電気マッサージ器を本気でマッサージ用に買う人もいなくなったのに、ちゃんと新聞の段下広告に、うら若き女性が肩に当てている写真を掲載して「気持ちいいが快感」とワケの分からないキャッチフレーズで堂々と売られています。

 山形の放送局では、ほとんどの業種のCMは金さえ払えば、放映できますが、未だにラブホテルのCMは流せません。ただ、一局だけは25時以降で、部屋の映像を入れないのであれば、放映できます。

 局も広告出稿の大幅減で、大変なダメージを被っています。はたしてどこまで倫理の壁を守りきれるか見ものです。





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Posted by バリューの親方 at 00:50

2010年06月17日

電車でお出かけ

 山形では、コンビニに行くのでも車を使ってしまいます。
つゆぞ最近、電車に乗りません。電車と言ってもいわゆるローカル線のことですが・・・。

 家内の誕生日と言うことで、山形にご飯を食べに行くことになりました。
せっかくだから、電車で行ってみようということで、高擶駅まで延々歩き、そこからローカル線に乗り込みました。

新幹線と同じ路線を走っていながら、スピードが違うと、景色さえも見え方が違うようです。そこかしこの看板も一つ一つ読めます。
二人で高校時代の汽車通学の話で持ちきりでした。

 そう言えば、山形に住んでいる割には、県外では有名な山形牛や米沢牛というのはめったに食したことがないのに気づき、大奮発で最上亭でステーキを食べることになりました。
メニューは6,000円~10,000円と国産和牛、山形牛、米沢牛で2,000円ずつの開きがあります。

 鉄板の前に座り、さぞやベニハナのようにシェフが華麗なナイフ捌きでパフォーマンスを見せてくれるのかと思いきや、粛々とステーキを焼いてくれただけでした。
お客は、見るからに不倫か、はたまた愛人とご一緒の社長さんぽい人しかいません。
ダイエットが気になる私は、脂肪の少ないフィレを頼みましたが、へ~っ、こんなもん???というお味でした。

 確かに、フィレなら国産和牛だろうが、山形牛だろうが、米沢牛だろうが、霜降りが入っていない分だけ、どれでも変わらないのかもしれません。
アリャ~・・・なんか、損したような気分でした。

 そして、オシャレにグラスワインをオーダーしましたが、これがまた少量で、テスティングなのかと思う量でした。
家内には言いませんでしたが、これなら陸橋下の「きみよし」で、煙黙々の中で、生ビール片手に極上ロース焼肉を、死ぬほど食ってた方が良かったかな~なんてふっと思ってしまいました。

何はともあれ、電車でお出かけしてデートなんて、ちょっとだけ非日常っぽくていいと思いませんか。
首都圏じゃこれが日常で、これっも山形ならではの非日常なんでしょうけど・・・。






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Posted by バリューの親方 at 18:47

2010年06月15日

帰還

 小惑星イトカワの岩石採取に挑んだ探査機「はやぶさ」が、13日深夜、地球に帰還しました。7年にわたる飛行距離は実に60億キロ。月との8000回の往復距離に相当するのだとか。

 確かにNASAの宇宙計画に比して派手さはないかもしれないけど、往復距離では世界初の快挙。宇宙の果てしない広さを感じました。

 この「はやぶさ」の帰還。テレビの実況放映すらされませんでした。だれかが撮影した映像の借り物をニュースで流れただけでした。
マスコミも事業仕分けの連中のレベルなのでしょう。
それでいて、総理大臣はじめ閣僚たちはこの快挙に絶賛でした。まったくもってどうなってるんだか分かりません。

 私は、「はやぶさ」の大気圏突入をネットを通じて、ほぼリアルタイムで見ることができました。
長いオレンジ色の尾を引いて、燃え尽きていきました。
7年も費やしてやっとの思いで帰還した、最期の瞬間でした。いくら機械とは言え
可愛そうで見ていられませんでした。
なんだか、特攻機が最後の出力を振り絞って、敵艦に突入する悲壮感すらありました。

 宇宙なんてあまり意識したことはなかったですが、さすがに60億キロと言うと、まさに天文学的な数字です。
それでも、この広い宇宙のほんの片隅を飛行しただけなのでしょう。その広い大宇宙の小さな星のひとつ地球。その中の小さな小さな国、日本。その中のさらに小さな山形県、それのさらに小さな天童市。そこで生きて、私はセカセカしながら毎日を暮らしています。

それを考えたら、日々起こるささいな事でくよくよしたり、あくせくしてもしょうがないなって気にもなります。分母を全宇宙にすれば、これっぽっちの話です。
これを機会に、私ももう少しおおらかに生きてみたいと思いました。





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Posted by バリューの親方 at 02:10

2010年06月12日

逃げ場

 背水の陣の心づもりで事に当たるというのはままあるでしょうが、人生でギリギリ、絶体絶命、本当の背水の陣というのは、なかなかもって体験できないシチュエーションだと思います。

 どこかに逃げがあったり、ある意味で保険を掛けてしまうのが人情です。
どうも日本人は、潔く詰め腹を切るという世界観が好きなようで、最後の最後まで戦い抜いて、刀が折れて、その刀で相手と刺し違える、あるいは再起を誓って降伏するというのを潔しとしない傾向があります。

小沢さんしかり、鳩山さんしかり、福島さんしかり、亀井さんしかり、「辞任」という逃げを「忠義腹」のように美化し、いつのまにかピューッと消えてってしまいました。逃げが打てるうちは、まだまだいいほうです。

 逃げが打てないギリギリの国民が沢山居ます。毎日が背水の陣です。
中小企業の経営者もしかりです。大手の会社なら社長の代りはいくらでもいるでしょうが、小企業はおろかマイクロ企業レベルでは、社長が逃げを打った瞬間に倒産です。大勢の顧客や取引先に大迷惑をかけてしまいます。

経営者の最大の仕事は「潰さないこと」です。

「辞任」なんて、カッチョイイ言葉でかたずけないで、最後の最後まで踏ん張って踏ん張って、それでもダメなら、更迭されるぐらいまでやるのが、本当なんじゃないかな~と思います。皆さんひとかどのいい大人なんですから・・・。

椿魚師匠の人生句にステキな言葉があります。
「人生、散らかすのも自分、かたずけるのも自分」
経営者としても、男としても、議員の先生方のように、散らかすだけ散らかして、サヨナラなんていうことだけはしたくないですね。





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Posted by バリューの親方 at 16:32

2010年06月10日

百花繚乱

 CM制作に携わる者の端くれとして、昨今、これはいいな~!!と思ったCMが資生堂のヘアケア「TSUBAKI」のCMでした。

 ギャラの予算が尽きたか、第二弾では素人を起用し、一気に人気が下がってしまいましたが、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、末広涼子、仲間由紀江などそうそうたる女優を一気に投入してのギャラは天井知らずのCMでした。さすが天下の資生堂!!まさに百花繚乱デス。

「さすが資生堂」は、その後も続きます。
使ったギャラを興行収入で取り戻すべく、CM起用した女優を使って、映画まで作ってしまいました。まもなく公開の「Flowers」です。
「TSUBAKI」にしなかったのが、ご愛嬌ですが、企画・制作総指揮は「TSUBAKI」のボトルデザインなどを手がけたクリエィティブディレクター大貫卓也です。
もちろん資生堂は、制作、特別協賛に名を連ねています。

こういうのを一粒で二度美味しいというのでしょうね。
営業担当には、いつも言っています。
「お客様のところへ一つの仕事だけで伺うな!!必ず一粒で二度美味しいような訪問をするんだぞ~!!」と。もちろんお客様にとっても、営業担当にとってもです。一粒で合計四度美味しいことになります・・・・・。





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Posted by バリューの親方 at 00:18

2010年06月07日

はんだん

 判断と決断は似て非なるものだと思います。
仕事上では、どちらがより効率的に目的を達することができうるかを判別するのが「判断」であり、効率的か非効率的かは十分判別した上で、成さねばならぬと決するのが「決断」だと考えています。

 さて、デスクワークでも、現場でも常にこの判断業務がつきまといます。
責任度合いが上がるポジションだと、じょうごの先口のように判断業務が集まってきます。

判断力などと能力面を重視されがちですが、これは基礎学力が高いか否かなどはあまり関係ないように思います。
先々はどうなるかわからない状況がほとんどですが、ビジネスである以上、博打的な判断を下すことはできません。

できるだけ、現状でベターな判断を下すためには、情報量が勝負です。それもいい情報も悪い情報も、量が必要です。量を集めさえすれば、そのなかから取捨選択して、判断材料として、よりベターな判断を導き出すことができます。
「情報の量は判断の質を高める」と誰かが言ってましたが、まさにその通りだと思います。

 その情報は「熱い人間や情報を必要としている人間のところに不思議と集まる。」とよく言われます。
でも、それは熱い人間や情報を欲している人間は、いろいろなものを読み、学び、さらによく動き回り、ありとあらゆる情報に接する機会や確率が高いと言うことに他なりません。

 突き詰めていくと、どれだけアンテナを張り巡らせて、いつかは役立つだろ位のつもりで、まずは情報の量を確保することが、ベターな判断をする第一歩なのかもしれませんね。




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2010年06月06日

なんでこんなとこに??

 先日行われた酒田日枝神社の祭、酒田祭り。ただの縁日が続くお祭りではありません。古式ゆかしく祭事や神事が目白押しの風物詩です。

当番となった町内会が神宿と言って、町内の公民館などに神様をお迎えします。
この時、この公民館に所狭しと町内の「お宝」が展示され、町内はじめ隣町の人たちまで、この「お宝」を見に来ます。

いわば、町内の威信を掛けた「お宝」展示といった感じです。それでも足りないときには、知人、友人、はたまた本物の美術館に頼み込んで、そのコレクションまで並びます。

それを仕切っていた町内会長の父から「巻物に何か英語で書いてあるんだけど、見てみてくれない」ということで、お宝拝見。

驚いたことに「黒船来航絵巻」でした。虫食いはありますが、ほぼ完全な状態で残っています。伊豆下田の了仙寺のコレクションにも同様のものがありますし、たぶん写しではないかとは思いますが、少なくとも昭和に書かれたものではない事は確かなようです。

 そして、その英文。これは墓碑のスケッチでした。墓碑をスケッチしたので、文字までは完全ではないようで、ところどころアルファベットではないような文字まで見受けられます。

マストから墜落死した戦艦ミシシッピ号のロバートウィリアム二等水兵の墓碑でした。右側には、横浜村の増徳院の境内に建立されたとも記されています。
ネットで調べたら、本当でした。これが横浜山手外人墓地の第1号になったのだそうです。

 その巻物には、黒船はもちろん、アメリカ海軍や海兵隊の制服、武器の詳細など随分と近くに居て写生したのでなければ、絶対に描けないような模写や楽隊の演奏の様子など様々なものが詳細に書かれています。楽隊は、黒人ジャズらしい構成で、ダンサーなども描かれています。黒人奴隷解放の南北戦争の前のことでしょうから、興味をそそります。

お寺さんのご先祖がお持ちだったらしいので、由緒あるものなのでしょう。
でも、なんでこれがここに?そして、なんで、今まで日の目を見なかったの?という疑問が残ります。

とは言え、身近にこういうお宝が普通に眠っている酒田と言う街は、さすがですね。


これがロバートウィリアム二等水兵の墓碑の模写


まごうことなき黒船です。


がたいのいい黒人ダンサーです。足長いですね~。




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Posted by バリューの親方 at 15:43

2010年06月05日

飛び出す住宅

 「アバター」という映画がありました。特殊なメガネをかけて見ると画像が飛び出す流行の3D映像でした。

静止画像や印刷物なら細工はさほど難しくないのだそうですが、肉眼では無理なので、どうしても特殊なフィルターやめがねが必要になるのは同じだそうです。

 アメリカの男性月刊誌プレイボーイでも6月号から、とうとう「3D 飛び出すプレイメイト」を掲載したらしいのです。早い話が立体的に見えるグラビア美女というわけです。

 住宅の外観写真や内部写真は、どうしても紙に印刷するとベターっとなってしまって、本来の魅力が引き出せません。どこの住宅も同じように見えてしまいます。
大会社のように常設展示場があるのなら、そこへ来場いただくのが手っ取り早いのでしょうが、私どものような規模では常設展示場を持つことはできません。

 動画でお見せしても、それでも紙への印刷よりはましな程度です。
そこで、住宅もこの3Dを利用したパンフレットはできないかと画策中です。
そうです。飛び出す住宅というわけです。どうです?面白そうでしょ。

さっそく、従業員にアイディアを話したら「3D住宅はいいですけど、3ダメ住宅と勘違いされないですかね・・・」とつれない答えでした。
でも、きっとマンネリ化した住宅業界には新風を送り込むことができると思うのですが・・・。お楽しみに。





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Posted by バリューの親方 at 15:47

2010年06月04日

カモシカかも・・・・しか

 こんな駄洒落を言ってると、年がバレちゃいますね。 
「カモシカのような脚」と言うと、俊敏でしなやかな脚を言います。
天童の「そうめん広場」でキャンプをすると、よくカモシカがやって来て鉢合わせになります。好奇心が強いのか、固まったまま、逃げません。そして、じっくりとその脚を観察することができます。

でも、俊敏な・・・とか、しなやかな・・・とか言う形容が当てはまるとは思えません。崖などを俊敏に駆け上がったるするので、そう比喩されたのかもしれませんね。

このカモシカ、里山近くでも見ることができますが、絶滅の危機がある天然記念物です。
そのカモシカが酒田市の中心街に現れたというニュースがありました。移動動物園か何かかと思いましたが、野生のカモシカが街を闊歩し、民家の庭へ侵入し、さらには捕獲の網をかいくぐって、逃走したと言うから驚きです。

しかも、第一発見者が交番のおまわりさんで、交番の前を優々と歩いて行ったとのこと。

酒田市は、庄内平野のはずれで、近くに里山もありません。いったい、どいやって来たのか不思議ですね~。

山からとぼとぼエサを求めて国道を歩いているカモシカを想像するだけで楽しくなります。
ただ、異常気象が原因ではないことを祈りたいですね。

そう言えば、カモシカの汗って、青いのを知ってましたか?
困った状態を「青色と息」なんて言いますが、カモシカは「ひ汗」じゃなくても青い汗なんだそうです。
この頃、私も「いい汗」というよりは「ひ汗」の機会が多いので、他人事ではありませんが・・・。





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Posted by バリューの親方 at 19:03

2010年06月03日

境界

 私どもは土地を扱うので、隣地との境界には神経を使います。境界は地面に線が引かれているわけではなく、境界杭などの延長線上が境界線となります。
境界の確定は、土地家屋調査士が測量の上、境界が接する全ての地権者の承諾があって、初めて境界が正当なものになります。

さてさて、杭の打てない水面、特に海面はどうでしょう。これは、緯度経度で表すしか方法がありません。あるいは、○○岬の西端から、磁石で270度方向へ延長した線上などという表現になります。

でも、こないだヨットで酒田港を出航し、防波堤を大きく迂回して最上川河口沖を横断中、不思議なものを目にしました。最上川の川の流れが、日本海に注いでいるのですが、その最上川の水流の勢いが強く、海がツートーンに色分けされていたのです。

よく、潮の流れがぶつかり合って「潮目」という境目を目にすることはありますが、真水と海水がぶつかり合い、しかも色が混じることなく、ここまでくっきりと分けれているのは珍しいです。
この水の交わりを見ていて「荘子」の名文を思い出しました。
「君子の交わり淡きこと水の如し」

最上川の旅の終焉と終焉を迎えても未だ勢いを衰えさせない力強さを感じますね。
この最上川、この辺の内陸部を流れているうちは、そんなに力強さは感じないのですが、ここから海へ向かっての高低差エネルギーは、かくも勢いのあるもんなんですね。
自然ウォッチングって、結構楽しいんですよ。



真水と海水だから、なかなか交じり合わないんですね。これ、結構沖の方なんですよ。


もちろん泥色しているのが最上川の水流です・・・。水平線に見えているのは湯の浜や加茂です。






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Posted by バリューの親方 at 00:50

2010年06月02日

牛丼屋の明暗

 時間を惜しみながら、営業の売り上げ目標を追いかけていた若かりし頃、昼食は3分メシが定番でした。昼休みのうちに次のアポ先へ移動し、午後イチのアポに間に合わせるためです。

大概は、どこかの吉野家駅の立ち食いソバでした。
あれから30年近く経ちましたが、牛丼の値段は、当時より安くなっています。
デフレのせいばかりではないでしょうが、200円台で牛丼が食べられる時代です。
 さらに6月1日から、またまた値下がりが大々的発表されました。ここまで来ると、原価はいくらなんだろうと不思議に思ってしまいますね。

でも、この牛丼業界、お互いに値下げ合戦になっていますが、商いの中身は明暗が分かれるそうです。早い話が、赤字決算か黒字決算かということです。
天童には、牛丼専門店として「すき家」「吉野家」がありました。過去形です。吉野家は赤字撤退。すき家は絶好調です。決算も同様だったと聞きました。

同じ牛丼でも、コンセプトが違うからなのでしょう。
昔し、営業からか戻った私に、アシステントの女の子が「長谷山さん、一つだけお願いがあります・・・」と恥ずかしそうに頼まれたことがあります。何のことはない「一度でいいから、吉野家と立ち食いソバ屋に連れて行ってください」でした。

確かに「おやじギャル」という言葉が流行る前でしたから、うら若き女の子が一人で行けるところではなかったのかもしれません。ましてや家族連れなんて想像だにできませんでした。

ここが、分かれ道だったのでしょうね。
未だに吉野家はカウンターの陣取り合戦で、オヤジや学生を取り込んでいます。しかも牛丼一筋○○年といったプライドを掛けて。

 一方、すき家はテーブル席を配し、家族連れのファミレス状態です。牛丼のバリエーションと来たら、よくここまでトッピングが思いつくな~と感心するぐらいです。さらに、CMをファミリー向けに変更、イメージキャラクターも上品です。

確かに、多品種ではオペレーションも大変でしょうが、家族連れなら一人客を狙うより、一発で売り上げは3~4倍に跳ね上がります。牛丼屋のデッドデーといわれる土日もこれで解消されるでしょう。

後発というのは、かくあるべしといういい教材です。
私どもも住宅業界では、超がつく後発です。
徹底して限られた客層の方々だけが満足するような商品構成と販売方法を追及しています。もちろんバリュープライスの追求です。

 正直、満足させられないお客様のほうが多いのが心配です。でも、それは大手の住宅会社にお任せして、業界で住み分けができるなら、それはそれでいいのではないかと割り切っています。
いつか、住宅業界のミニ「すき家」になりたいものです。

ただ、かく言う私は、じいちゃん、ばあちゃんを積極的に採用して店に出す、勇気ある「松屋」がお気に入りです。時々オーダーを忘れてしまうのはご愛嬌ですが・・・。




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Posted by バリューの親方 at 11:20

2010年06月01日

ライフサイン

 山形も独居老人が多く、孤独死を心配して、高齢者の賃貸住宅入居はかなり難しいようです。地域のボランティアも日々の無事を確認して回っているそうです。

いちいち、アパートを訪ねるとプライバシーの侵害にもなるとの事で「幸せの黄色いハンカチ」ならぬ「今日も無事に生きてますハンカチ」を窓の外に出しておいて、それを外から確認するのだそうです。いわゆるライフサインです。

でも、ず~っと出しっぱなしになっていたら、生きてるもんだと勘違いして、訪問確認しなかったなんてことも心配ですよね。

 ということで、ずいぶんと長いことブログを書かないでおりました。訳があって書かなかったわけではなくて、毎日毎日ばたばたしてしまい、ブログのことをスッポリ忘れていたというのが本当のところです。

ところが、ブログが私自身のライフサインであることに気がつきました。
それは、電話やメールで「病気か?」とか「入院でもしてんのか?」はいい方で、あろうことか「壁の向こうにでも入っているのかと思った」と言うあまり有難くない激励?まで頂きました。でも、それはそれでありがたいことです。

宗教のお話ではありませんが、「生かされて生きている」という感謝を、ほんのりと感じ初夏でした。


6月1日で今日は衣替えです。身も心も「衣替え」して、年の後半戦にもう一旗あげたいものです。





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Posted by バリューの親方 at 18:55