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バリューの親方
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私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2009年05月03日

お国もサービス全開モード

 フラット35という半公的な住宅ローンがあるのはご存知でしょうか。
35年間固定金利で融資してくれる商品です。旧住宅金公庫が胴元で、各金融機関が窓口になっています。

このフラット35、実は半公的融資のため、手続きが面倒で、融資の実行も後手後手で、鳴り物入りで導入されたものの、窓口の金融機関の住宅ローン担当者ですら「もし、よろしかったら弊社の住宅ローンをお使いになりませんか?金利はまけておきますから・・・」なんて平気で言わしめる代物です。いや、でした。

ことに、私どもが推奨する「頭金ゼロ」は、このフラット35は不可能でした。
しかもちょっと前までは、融資総額は全購入予算の8割まで。残りの2割は自分で用意しなさい。それもできないレベルの方は、住宅など買う資格がないといった具合です。

なかなか利用者の伸びないこのフラット35は、とうとう貞操を捨て、9割まで融資しますと軟化しました。さらに伸び悩んでいるところへ、大不況の到来。
この混乱に乗じて、民衆救済を錦の御旗にし「予算の10割貸します。」となります。これは、21年度補正予算が通過すれば、逐一そうなりますからほぼ既成の事実です。これで、半公的な融資を使っても「頭金なし」が実現したわけです。たまには、お国もいいことしますね。

そしてこのごろ、弊社営業マンたちのボヤキの種が「貸し渋り」「審査レベルのアップ」です。貸し倒れを恐れて審査を厳しくし、より安全な客に融資しようと言うのです。それでもと執拗に食い下がれば「減額3割」なんて言う最終決裁が告げられます。3割も融資額が減らされれば、事実上「貧乏人は建てるな」と宣言されたようなものです。

でも、悪いのは銀行ではありません。銀行はその貸し倒れの保険のために「信用保証協会」から保証を取り付けてから融資を実行しますから、本来貸し倒れになっても銀行がマル損ということはありません。このように、銀行の審査が厳しくなったというよりは、その上の「信用保証協会」の審査が厳しくなったというわけです。

そこで、またまたお国はいいことをしてくれました。
金融機関が一般客に住宅ローンを融資する際、このリスクを最小限に食い止めるため、住宅融資保険という制度があります。これは、公的なものですが、これまではこの保険金支払いは、9割までしか保証してくれませんでした。残りの1割は窓口である銀行が負担せよというものでした。この一割が恐くて「貸し渋り」が起こってはいけないと、この保険支払いを10割にするというわけです。

「もし、お客さんがパンクしたら、国が全額負担するから、心配せずにどんどん住宅ローンを組んで、金を貸してやってくれ」というわけです。

ありがたいですね。これで、沈みつつある住宅業界、ひいては建築業界に一筋の光が見えるような気がします。

ただ、お客さんのほうでは温度差があります。行く先どうなるかわからないのに、今すぐには、大きな買い物はしたくないと・・・。

何にも頼れない時期だからこそ、資産を持つべきなんですけどね。しかも、大家さんがマイホームをプレゼントしてくれるようなものです。月々の家賃を住宅ローンに回すわけですから。

不況こそ、これまで恩恵を被れなかった消費者にはチャンスです。諦めていたものが、向こうから歩み寄ってきてくれるのですから。

ちなみに、日本のように、不動産の所有財産権が完全に認められていない中国では、不況になればなるほど頼れる「金」を買うのだそうです。
資産を形成する能力にかけては、日本人の何枚も上を行く中国の隣人にノウハウを学びたいですね。




              < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
http://www.value-c.jp


  


Posted by バリューの親方 at 11:00