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バリューの親方
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私は天童に住んでいますが、出身は酒田です。
で、どんなオヤジだかと言うと・・・・
こんなオヤジなんです。詳しくは、http://www.value-c.jp/outline.html

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年02月23日

アンノン族の住処

 今や死語となったアンノン族
私は高校の頃から一人旅が好きで、期末テストが終わると夜行列車で突然出かけ、行き当たりばったりで空いているユースホステルを泊まり歩きました。

 ドイツ人小学教師リヒャルト・シルマンによって始められたユースホステルは、独特な雰囲気で、ペアレントと呼ばれる管理人兼世話役やボランティアスタッフのヘルパーが、夕食後にホールにホステラー(宿泊客)を集めて、ミーティングと呼ばれる歌やゲーム、フォークダンスなどを楽しませる「青少年宿泊型交流施設世界チェーン」ってところでした。

 さすがに、70年代から80年代にかけて、ファッション雑誌片手に旅をするオシャレなアンアン、ノンノ読者のアンノン族が台頭してくると、よりオシャレな宿泊施設のニーズが高まり、生まれたのが西洋民宿ペンションです。

 私の学生時代ですから、このペンションの第一世代と言うのはもう30年前ぐらいなのかもしれません。ユースホステルと違い、建物も洋館作りが多く、オーナーと言われる世話役兼経営者も脱サラ組などが多く、それぞれポリシーを有していました。

 先日、盛岡に高齢者専用住宅のモデルがあると聞いて、車を飛ばして見に行った帰り、R社が主力で開発した安比高原リゾートは、その後どのようになっているのか足を伸ばして、覗き見に行って来ました。
安比は純白の雪に閉ざされていました。その冬空にそびえ建つクリーム色のタワー、水色に白縁の低層棟、昔のままでした。

そう言えば、ここは東北でも有数のペンション村があったはず。
凍てつく坂道にブレーキングしながら、ペンション村を巡りました。
お~、あるある。純白に映える瀟洒な洋館群。

でも、驚くべきことに気が着きました。幾つものペンションの表玄関が2mはあろうかという雪に閉ざされているのです。一晩で積もった雪ではありません。
明らかに閉鎖されているのです。冬場が一番の繁忙期なのにです。

 除雪していたペンションのオーナーに事情を伺い、合点が行きました。
ペンションの第一世代は30年前頃です。当時脱サラし40代でオーナーになったとしてもすでに70歳、へたすりゃそれ以上です。よほど悠々自適に、老後の道楽ででもやっているのでなければ、経営的にも肉体的にもキツイ仕事です。
確かに跡継ぎでもいなけりゃやっていけません。冬場に駐車場に車がないところは、クローズしているのだそうです。半永久的に

そう言えば、このごろYahooのオークションなどでも安比のペンション一棟売りなんていうのが出てますもんね。

 決して観光資源が枯渇したわけではありませんし、中古物件なら安く手に入るでしょう。価格を抑えて、ピンポイント客狙いの新たな宿泊サービス業態なら十分採算が合うようにも思えます。

 そうです。シニア・アンノン族、ポパイOB、VANフレンズ専用のペンションなんてオシャレですよね。
パイプドステムの綿パンにペニーローファー、ギンガムチェッツクのBD着て、さっそうと出かけちゃいますけどね。私なら・・・。
温故知新という諺もあるじゃないですか。


オシャレな建物なのにもったいないですね。


完全に道が埋もれています。





              < P R >
頭金ゼロ、ボーナス払いゼロ、月々家賃並みの返済で、20代からの土地付き一戸建てマイホーム。山形県内の山形市、天童市、東根市、寒河江市で、夢実現のお手伝い。バリュー・クリエーションです。
http://www.value-c.jp

  


Posted by バリューの親方 at 11:09